ブログの陳腐化について考える

2024年4月16日

テクノロジー

eyecatch 毎日ブログを書いていると、何かの言葉などを聞いた時に「あ〜これ、前に書いたことあったな〜」と、記憶の中にも残っていることがあります。 自分で書いたブログって、何かしら自分の内部に蓄積されていっているので、自分の成長も同時に感じることができる瞬間です。 そして、たま〜にネットで検索をしていると、自分のブログが表示されることもあるんですが、その時に稀にブログが陳腐化しているということに気がつくことがあります。

ブログの陳腐化とは?

陳腐化って、何だかそのモノ自体がダメになってしまうような言葉です。
ちん‐ぷ【陳腐】 古くさいこと。ありふれていて、つまらないこと。また、そのさま。陳套(ちんとう)。 「陳」の字には「古い」の意味があり、「新陳代謝(=新しいものが古いものに取って代わる)」などの言葉にも用いられています。 参考: oggi.jp
ブログが古くなるという意味です。 時事ネタや季節ネタをブログに書くと、その時にその記事を見た人は何の違和感も感じませんが、半年、一年、数年が過ぎてその記事を見ると、「古ッ!!」と感じてしまいますよね。 それがまさにブログの陳腐化現象です。

永久記事と有効期限記事について

ブログには、エタニティー記事(Eternity: 永久記事)と、エクスピレーション(Expiration: 有効期限記事)記事があります。 何年立っても古く感じないエタニティ記事は、永久に陳腐化せずに、長年愛されて読まれる書籍のような役割を果たす一方、 まるで有効期限が設定されているような、エクスピレーション記事は、読んだ人がそのブログサイトに対してネガティブな気持ちを抱きかねないマイナス記事になってしまいます。 でも、そもそもブログは日記のようなものなので、その日にあった出来事を書き残しておくという観点で見ると、全てがエクスピレーション記事とも言えなくもないのですが、企業がSEO対策として行うブログサイトなどは、エタニティー記事であるべきなのでしょうね。

テクノロジーアップデートの古い記事扱いについて

iPhoneの最新版が発表されると、その一つ前の機種はすでに古く感じてしまいます。 それに関するブログサイト等の場合は、古い機種なのに、「最新機種でた〜」とお祭り騒ぎしているような記事の場合、ちょっとノリ的にこっちが恥ずかしくなる感じもあるので、極端なエクスピレーション記事になってしまいます。 でもですよ、不具合対応をするような内容に関しては、同じ古い機種の記事だったとしても、エタニティー記事に成り得ます。 だって、その古い機種を使っている人が、壊れた時に、最新の機種のページしか無いって不便ですからね。 さすがのGoogleさんでも、エタニティ記事と、エクスピレーション記事の厳密な区別はつけられていないので、ブログページを構築する人のスキルレベルに委ねられている感じですね。

Amazon商品系は要注意

そして、特に気をつけなければいけないのが、Amazonのアフェリエイトリンクです。 2023年の年末をもって、これまで使えていたAmazonアフェリエイトの画像バナーリンクが使えなくなりました。 ※短縮URL機能だけは現在も残っていますが・・・ その終了タイミングに合わせて、Amazonアフェリエイトリンクを独自に発行するシステムを作りました。 参考: Amazonアフェリエイトへの道 とりあえず、これで過去のものを全て置き換えればいいかと考えていたんですが、実際に置き換え作業をしている時に気がついたんですが、 古い製品でAmazonで売られていないものは、リンク切れになってしまうというデメリットがありました。 もちろん、常にリアルタイムにスクレイピングでもして、リンク切れ表示に置き換えられればいいんですが、そうもうまくいくものではありません。 半永久的に販売しているような製品は何の心配はないんですが、中国製品などの場合、製品の在庫が無くなったらすぐにリンクページ毎削除されてしまうので、そういうページをアフェリエイトリンクしていると、すぐに陳腐化してしまうというワケです。 自分のブログを読み返した時にAmazonのリンク切れを発見すると、その類似商品を探してリンクを張り直しているんですが、類似がない場合などは、記事の取り下げなどをするケースもあるので、メンテナンス性が低い記事という風に感じてしまいます。

ブログ陳腐化に対応するために

始めに行っておきますが、完璧にブログの陳腐化を防ぐ方法はありません。 でも、できればせっかく書いたブログ記事をできるだけ長い期間公開して、多くの人に見てもらいたいものですよね。 という事で、今回理解できた、エタニティー記事と、エクスピレーション記事をちゃんと自分で理解して書くという事と、 エクスピレーション記事の場合の、数年後や、内部の陳腐化パーツが発生した時の対応を、事前に思考しておくことが重要なのだと気が付きました。 Amazonアフェリエイトリンクについては、画像のリンク切れを検知したら、リンク切れバナーに切り替えるようなシステムの変更をする事で対応できるかもしれません。 ※システム改修はまた後日ブログで公開したいと思います。 そして、今回の記事はというと、間違いなくエタニティー記事でしょうね。 閲覧していただき、ありがとうございました。

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