cssについて、大まかに理解出来てきたとことで、リファレンスを読み込むよりも実際に手を動かして学習できるように、ドリル形式での問題集を用意してみました。
これまでのレッスンでは教えていない内容もあるので、是非自信でネットで調べてみたりして、ドリルを解いてみてください。
問題1. 文章の色を変えよう!
「晴天」の箇所を強調するために、赤色の文字にするには、次のコードにどんなコードを追加すればいいでしょうか?
<span class='q1'>本日は晴天なり!</span>
<style>
.q1{
color:black;
}
</style>
※実際にコードを書き換えてみよう!
→ 解答サンプルの表示
<span class='q1'>本日は<p>晴天</p>なり!</span>
<style>
.q1{
color:black;
}
.q1 p{
display:inline;
color:red;
}
</style>
【解説】
・文章の中の特定の文字だけの装飾を変更することは出来ないので、タグを追加する必要がある。
・追加したタグに対して文字色を変更するcolorをセットする。
問題2. メニューを枠線で囲おう!
・リスト表示されているメニューのそれぞれを、黒い枠線で囲みましょう。
・liタグの項目を無くしてみよう
<ul id='test_2'>
<li>トップ</li>
<li>お知らせ</li>
<li>一覧表示</li>
<li>お問い合わせ</li>
</ul>
<style>
#test_2{
display : flex;
padding : 0;
}
#test_2 > *{
padding : 10px;
margin : 10px;
}
</style>
※実際にコードを書き換えてみよう!
→ 解答サンプルの表示
※以下をstykeタグの中に追加する。
#test_2 > *{
border : 1px solid black;
list-style : none;
}
【解説】
・borderはよく使うプロパティなので、使い方はマスターしておこう!
問題3. 順番が3の倍数の時だけ、アホになる
下に書かれているリストの順番が3の倍数のものを、「賢い」から「アホ」に変更してみて下さい。
【注意】 HTMLは書き換えずに、cssだけで文字を書き換えてみて下さい。
<ul id='test_3'>
<li>賢い</li>
<li>賢い</li>
<li>賢い</li>
<li>賢い</li>
<li>賢い</li>
<li>賢い</li>
<li>賢い</li>
<li>賢い</li>
<li>賢い</li>
<li>賢い</li>
</ul>
<style>
#test_3 > *{
list-style:numeric;
font-size:16px;
}
</style>
※実際にコードを書き換えてみよう!
→ 解答サンプルの表示
#test_3 > *:nth-of-type(3n):first-line{
font-size:0px;
}
#test_3 > *:nth-of-type(3n)::before{
content:'アホ';
font-size:16px;
}
【解説】
・nth-of-type(3n)は3の倍数を取得できるセレクター
・first-lineは、1行テキストの文字を選択できる。
・::beforeは、疑似要素として、文字などを要素に追加できる。
問題4. 四角い形を丸い形にする
下に表示されている赤い四角形を、cssで1行足して、丸い形にしてください。
<div id='test_4'></div>
<style>
#test_4{
width:100px;
height:100px;
background-color:red;
}
</style>
※実際にコードを書き換えてみよう!
→ 解答サンプルの表示
border-radius:50%;
【解説】
border-radiusは、角を丸くする命令ですが、四方の角を長さ50%で丸めると、正方形が真円になります。
問題5. マウスオーバーを演出
プレビューに表示されている、リンクをそれぞれ、マウスカーソルが重なったら、背景色を赤にして、文字色を白にしてみましょう。
<div id='test_5'>
<a href='#'>1番目のリンク</a>
<a href='#'>2番目のリンク</a>
<a href='#'>3番目のリンク</a>
<a href='#'>4番目のリンク</a>
</div>
<style>
#test_5{
white-space:normal;
}
#test_5 a{
display:block;
padding:5px 10px;
background-color:white;
color:black;
}
</style>
※実際にコードを書き換えてみよう!
→ 解答サンプルの表示
#test_5 a:hover{
background-color:red;
color:white;
}
【解説】
擬似クラスの:hoverは、非常によく使う命令なので、ちゃんと理解して使いましょう。
問題6. tableを装飾してみよう
次の画像と同じ見え方になるように、styleを書いてみよう。
<table id='test_6'>
<tr><td>1</td><td>りんご</td></tr>
<tr><td>2</td><td>バナナ</td></tr>
<tr><td>3</td><td>みかん</td></tr>
<tr><td>4</td><td>ぶどう</td></tr>
</table>
<style>
table#test_6 td{
border:1px solid black;
padding:5px;
width:150px;
text-align:center;
}
</style>
※実際にコードを書き換えてみよう!
→ 解答サンプルの表示
table#test_6 tr > td:nth-of-type(1){
border-right:0;
background-color:#EEF;
}
table#test_6 tr > td:nth-of-type(2){
border-left:0;
}
【解説】
擬似クラスの:hoverは、非常によく使う命令なので、ちゃんと理解して使いましょう。
問題7. 縦並びの項目を横並びにしてみよう!
block要素のタグを横並びにできると、デザインの幅が広がります。
いろいろなやり方があるとは思いますが、自分で考えられる方法で、横並び表示をしてみよう。
<div id='test_7'>
<div>リンゴ</div>
<div>バナナ</div>
<div>みかん</div>
</div>
<style>
#test_7{
white-space : normal;
}
#test_7 > *{
width:100px;
padding:10px;
border:1px solid black;
margin:10px;
background-color:white;
color:black;
font-size:14px;
}
</style>
※実際にコードを書き換えてみよう!
→ 解答サンプルの表示
#test_7{
white-space : normal;
display:flex;
}
【解説】
リストの上位階層に、display:flex; を加えるだけで、横並びにすることができます。
flex機能は、いろいろな機能を持っているので、使い慣れて機能を覚えていくといいでしょう。
問題8. 見えにくい文字を見やすくしてみよう
次のサンプルような背景色と文字色が近い色の時、見えにくい表示として、デザインポイントが低くなってしまいます。
<div>サンプル</div>
<div class='preview-8'>この文字が見えますか?</div>
<style>
.preview-8{
width:200px;
padding:10px;
background-color:#555;
}
</style>
※実際にコードを書き換えてみよう!
→ 解答サンプルの表示
次のコードを追加。
color:#FFFFFF;
【解説】
1. .preview-8のDIVタグの文字色を変更するといいでしょう。
2. 背景色と文字色は対比色にして読みやすくしましょう。
問題9. 文字のはみ出しを解消してみよう
文章が長くて要素をはみ出してしまう場合、どの様に対応すればいいか考えてみよう
<div id='test_9'>Mr Tanaka, this is Sato, who is a friend of mine from college.</div>
<style>
#test_9{
width:200px;
border:1px solid black;
padding:10px;
}
</style>
※実際にコードを書き換えてみよう!
→ 解答サンプルの表示
次のコードを追加。
white-space:normal;
または、別の方法として次のコードでもいいです。
overflow : auto;
【解説】
・white-spaceは、要素の中の文章をどのように表示するかを設定できます。
normal : (デフォルト値)必要な場合に自動的に改行します。
pre : HTMLに記述されている通りの改行がされます。
nowrap : 一切改行がされません。
別方法の overflow : auto は、要素をはみ出した場合に内部スクロールをさせることができます。
visible : (デフォルト値)要素をはみ出して表示します。
scroll : はみ出さなくてもスクロールバーが表示されます。
auto : はみ出した場合に自動的にスクロールバーが表示されます。
あとがき
今回のCSSSドリル9問いかがだったでしょうか?
難しい と感じた人、
簡単 と感じた人、どちらにしても、楽しんでもらえると幸いです。
今回紹介した解答以外にも、いろいろな方法で同じ結果が出せますので、自分で別の方法を探ってみるというのもスキルアップに繋がりますよ。
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