特許の更新で大冒険

2023年5月30日

日記

eyecatch 会社を立ち上げて5年が経過して、今は6期が進行中です。 行き当たりばったりの経営をしているのですが、会社を設立して数年経った時に特許を取得していたんですよね。 自称Webエンジニア&ITなんでもクリエーターという事で活動しているんですが、実は以前に知財について学習していたんですよ。 そんなワケで、会社を立ち上げてから数年後に、特許を取得していたんですが、この度、特許の更新の1週間前というカレンダーリマインドが来たので、その作業をした時の大冒険っぷりを日記で残しておきます。

特許についての簡単な知識

特許を持っていると「スゴイ」とか「お金のなる木」の様に音楽や書籍などの印税のような印象を持っている人も比較的多くいて、 特許についてあまり詳しくないという人にお伝えしておきたい事は、特許を取ることはとても簡単ですが、特許は持っているだけではお金などは発生せず、登録料と更新料の経費が掛かるだけの金食いなんですよね。 良質な特許というのは、知財の乱用を守るためという大義名分をちゃんと理解して作られているモノだと思われていて、そうした事がキチンと特許申請する時に名文化されている必要があります。 偉そうな事を言ってますが、自分が取った特許もそんなに広い範囲というわけではなく、アイデアを弁理士さんの力でできる限り広域な範囲に広げてもらったというレベルなので、今のところお金のなる木ではないということをお伝えしておきます。

弁理士さんとのお付き合い

特許の取得を自分で書類を書いて提出する人も数多くいるかもしれませんが、自分の場合は、ビジネスでちゃんとした内容にしておきたかったので、地元の商工会議所で紹介してもらった弁理士さんに願いしました。 ITを理解して、ネット知財などに詳しい弁理士さんはなかなか少なく、特許を取得しても、抜け穴がたくさん存在している特許も数多くあるらしく、そういう事に精通している弁理士さんと出会うという事も一つの大きな冒険だったように思えます。 特許には、最初に認定してもらうための取得作業が大きくありますが、その後は数年おきに更新作業をする必要があります。 今回は初回取得から3年経過した更新の日が1週間後に迫っているというリマインドでした。

更新作業が自力でできた

特許を取得した時に、弁理士さんから、更新作業を全て弁理士さんが遅延せずに行ってくれるサービスを提案してもらったんですが、それが年次でのお見積りで、毎年少し豪勢に飲みに行ったぐらいの金額が書かれていたので、そのサービスは申し込まなかったんですが、その時が来れば自力で頑張ってみようと先延ばしにしていました。 いざ3年経って、その時が来た時に思ったのが、「どうやって更新作業すればいいんだろ?」という思考でした。 まず、ネットで検索してみると、知財事務所などのホームページで解説がされているので、この時点で不安は何も無くなりました。 そして、念を押すために、特許庁のホームページに相談ダイヤルというお問い合わせ電話番号が書かれていたので、そこに書けて詳しく聞いてみると、 ホームページにダウンロードできるように置いてある書類に、必要事項を記載してお金のかわりの印紙を貼付して、郵送するとだけでいいという説明を聞き、そのとおりに実施して送付完了することができました。

特許更新で注意するポイント

今回は特許一つだけだったので、更新申請書1枚だけでしたが、通常11,100円の更新費用が掛かるところが、弁理士さんが軽減申請という値段が安くなる方法で申請してくれていたため、1/3の2,700円で済むということも、問い合わせ電話で教えてもらいました。 色々な意味で弁理士さんに初回はお願いした方がいいという事が理解できましたね。 でも、この金額を特許印紙(収入印紙ではありません)という切手のようなモノを貼る必要があり、どうやらこれは、郵便局で売られているという事がどのホームページでも書かれていました。 自宅から歩いて2分ぐらいの距離に郵便局があるので、そこに行けば問題ないだろうと思って言ってみたら、局員の人が「特許印紙?収入印紙じゃないですか?」という、キョトン顔で応対されて、その時点で、これは大きな郵便局でないと販売していないということに気が付きました。 そして、その日は週末の金曜日、時間は4:45分。 郵便局は全国17:00までの営業時間。 その郵便局の古株の方が、少し離れた郵便局で販売しているという情報をもらったので、すが、その郵便局まではおよそ2キロぐらいの距離がありました。 自分のジョギングスピードが大体1キロ5分。 でも、その日は、少し強めの雨。右手に傘を持って移動していました。 果たして時間内に間に合うのか?オレ

10分後・・・

汗だく状態になって、2キロ先の郵便局にたどり着くことができました・・・。 途中あった信号などが、全て味方に付いてくれて、一度もストップする事なく走り切って、10分程度で到着することができました。 時間:16:55 まるで24のテレビドラマのような展開でしたが、無事に特許印紙を購入して、用紙に添付して、そのまま簡易書留で送付することができました。 めでたしめでたし

あとがき

特許の次は、来年商標の更新作業も待っているので、またその時に似たような作業をするんだろうな・・・と思いつつ、今の時点でわかったことをちゃんとメモっておくことが重要と感じた今回の一連作業でした。 でも、お金をかけて他人に更新をお願いするか、こんな簡単な作業であれば、自分自身でやってしまうか、これはその人のスタイルによるかと思いますが、結果的に自分でできることは自分でやったほうが色々と良いという結論になりました。 でも1週間前のリマインドではなく、1ヶ月前ぐらいの猶予を持ったリマインドのほうがいいと感じたので、カレンダーの修正をしておいて、今回の大冒険はこれにて終了になります。

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