決めつけの子育て論

2016年8月5日

マインド 学習 日記

小さい子供がいる家庭で、幼稚園や小学校低学年ぐらいの子供に対して、
この子は歌を歌うのが好きだから、将来は歌手が向いているんじゃないか。 うちの子は手先が器用だから、将来はモノづくりをする仕事が良い。
自分の子供に対して、こうした決めつけを行なっている家庭が多いと言う話を聞いた。 本当にアホかと思った。

子供が本当に向いているのは、親が決める必要はない

子育てのプロはたくさんいるかもしれないが、本当の子供の母親以上に、子育てのプロはいないのではないだろうか? 父親よりも母親なのは、子供と一緒にいる時間が違うからだ。 ただ、そんな親でも、間違った考え方を持っている親も多い。 子供のやりたい事を親が決めると言う事。
「やっちゃダメ」と言って禁止する事もそうだが、 一つのことを追及させたくて、決めつけを行う親がいかに多いか気がついた。
習い事を無理やりやらせることはダメなのか?と言われると、子供がやりたくないと言えばやらせなくていいし、やりたいと言えばやらせればいい。 もちろん言い出しっぺは親でも問題ない。 そして、向いているかどうかは言うべきではない。 だって、子供が考える機会を奪っているとも言えるからね。

もっと最悪のパターン

うちの子供には、将来、安定している公務員になってもらう。 家業を継ぐのがうちの家系のしきたり。
こんなセリフを吐いている親は全くもって論外。 子供のやる気がおきる以前の問題である。

子供のやりたいことは何?

親が決めないとしたら、子供のやりたいことは誰が決めるのかと言うと、勿論、子供が自分で決めたら良い。 幼少期に決められるわけもないので、決めるのは子供が判別つくようになってからでいい。 いい歳こいて決められない場合は、それまで親が決めてきた事が原因なので、小さい頃から決めることは、なるべくしなくて良い。

子供の興味は、大人に依存する

親が子供の前で、面白がってやっている行為は、子供の興味をそそる。 何かをやって楽しいと感じることは、多ければ多いほどよく、そうした体験をどれだけたくさん子供に与えてあげられるかが、親の責任と、言っても良い。 親がやらない事を子供にやらせる事はあっても良いが、親の価値観を押し通す事はあってはならない。 子供にいろんな事に興味を持ってもらいたかったら、親が自らいろんな事に興味を持つべし。

だらしない大人に反面教師

ダメな大人から産まれた子供は、ダメになるのか、親を反面教師にして立派になるのか、それは誰にも分からない。 一つだけ言えるのは、ダメな子供が育つ環境は親の責任である。 答えはないが、親は子供を駄目にしない環境を構築する責任がある。 自分が出来るから子供も出来るのではなく、子供が出来ないのは、自分も出来ていないと受け止めよ。

理不尽が責任

親とは自分の子供を見守る責任があり、縛り付ける権限はない。 躾の必要はあるが、叱る必要はどこにもない。 多くの親が、子供を叱る時、自分を棚に上げている場合がおおい。 親が完璧でない事は、悪いことではないが、子供への対応は、完璧を求めないといけないかもしれない。 それだけ親の責任は重大だから。 理不尽と言っても良いが、子供の存在に理不尽は何もない。

子供のくせにと言う親

叱り方は親のレベルを表す。 低レベルな罵りしか言えない親は、子供の語彙力に影響を来たす。 子供のレベルを上げたければ親が自ら上げなければならない。 自分の子供を他人と比較するのは意味がないと気がつかなければいけない。 そこには、その後の子供の成長要素が全くないからだ。 親が責任を持って、子供を成長させよう。 子供は成長するのが仕事だから。

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