心の余裕の持ち方

2016/03/01

マインド 学習

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日々、仕事に追われて心身ともに疲れきっている人や、自分の次のステップを踏み出す活力すらない人をよく見かけます。 決して、中間管理職の疲れきったオヤジだけではなく、若年層の20代若者や、女性などにも、どうようの症状を見ることが多々有ります。 「心の余裕が持てない」というケースが殆どで、人間関係や仕事の激務さに他のことを考える余裕が無くなっているようです。 こうした人達は一体どのようにすれば、いい未来が待っているのでしょうか?

悩む時期は重要

悩みがある状態を不健康だと考えることは全くの間違いで、悩んでいる状態は極めて健全な状態だということを理解しましょう。 何故なら、悩みのない人は成長しない上に、物事を考えない怠惰という性格が植え付けられてしまうからです。 人は悩むことで乗り越えようと言う成長が起こり、乗り越えてあらゆることがスキルアップしていく生き物です。 ドラクエで言うところのレベルアップと全く同じ状態です。 あなたがスカウターを身につけて自分の環境の周辺を見回した時に、周囲の人はあなたよりも数値は高いでしょうか?低いでしょうか? 実際にこんなことができたらどんなに楽だろうと考えることもありますが、 おそらくはあなたが「こいつにだけは負けていない」という人が実はあなたよりもレベルが高かったらどうしますか? 落ち込んで酒を飲むなんて人は少ないでしょう。 きっと、その人よりもレベルを上げたいと影で色々と努力するのではないでしょうか? こういった悩みは至って健康という事が理解できると、成長したいと考えることと、悩むことは無くてはならないと考えるべきなのです。

時間は誰にも平等

物事がうまくいかない人のよくある特徴で、「時間がない」というセリフを常に発する人がいます。 これは、「自分は時間があればもっとうまくやることが出来るのに、上司や自分に指示を出す人の能力が低いせいで、時間の余裕が持てなくなっている」と、確実に考えているに違いありません。 はたして、時間をたっぷりもらえたら人はこうした悩みがなくなるのでしょうか? 答えは「パーキンソンの法則」にありました。 パーキンソンの法則とは、一つの仕事と予定が合った場合、その仕事が仮に早く終わることが合っても、与えられた時間いっぱいまで使い果たしてしまうという、ビジネス上でよくある法則で、「効率は与えられた時間が長いと鈍化する」という事を皮肉って言っている理論である。 8月31日に宿題を行う小学生と全く同じ考え方であることがよく分かります。 考え方を変えてみると、短い時間を与えられると、人は効率的になろうと努力をしはじめるという事なのですね。 時間を原因にしている人はまず、自分の効率を棚に上げている状態である事を理解してみると、実は物事はうまくいくことのほうが多い事に気がつくでしょう。

うまくやっている人の特徴

心に余裕を持っている人というのは、いったいどのような思考や行動なのでしょうか? 仕事をこなすのが早い人の事だけではなく、何故素早く熟せるのかを理解しないとたんなるテクニック論にしかならないので、 自分の周りのこうした「心に余裕が持てている人」を観察してみることをオススメします。 きっと、心に余裕がある人は、人よりも優越感を感じている人の事でしょう。 周りよりも優れている人、誰もできない仕事をしている人、同じ作業をした場合に人よりも効率的にできてしまう人。 または、ほとんどのことがうなくいかなくても、綺麗に諦められる人。 いろんなタイプがいることは分かったと思うが、全てに共通する項目としては、 「自分を悪者にしない」 という事が一致していると考えられます。 効率の悪い自分を責めても何も始まりません。 もちろんアイデアや試行錯誤は必要になりますが、
「とにかく行動すること」 「人と同じではなく少し上または別の事を考える」
うまくやるにはコツがあります。 コツさえ掴んでしまえば、確実に楽になるので、”コツ”というお宝さがしをしてみましょう。

成長することで余裕が生まれなければ意味が無い

通常は仕事を半年、1年やっていれば、職場では「古株」に入るレベルではないかと思いますが、 そういう人は業務のこなし方や考え方が、ベテランになってきて、成長をちゃんとしているはずです。 ・・・が、成長しているのに、仕事や人間関係が一向に楽にならなかったり、変化が無いというケースもよくあるようです。 成長すると確実に同じ作業をしている場合は、楽にならないとイケないのですが、何故変化がないのでしょう? これは、「成長しきれていない」という事と「その先の事を考えるスキルが身についていない」事が原因であるでしょう。 もちろん、詳細はケースバイケースですが、実はこうした「変わっていない」という事に気がつくだけでも成長している事なのですが、目に見えて楽にならないと何の意味もありません。 是非、成長して楽になった場合、自分がどのような状態になっているか、具体的に細かくどういう事をやっているか、など、とにかく考えることと未来が一致するように、日々精進するようにしてください。 実は、細かな精進をして、得られた安堵感から、心の余裕が生まれるというサイクルを体験して知ることができれば、その後楽になるという風に考えてみましょう。 「心の余裕」は自分の目標に近づいているバロメーターだと考えてもいいかもしれませんね。 是非、楽になり、心の余裕が持てて、周囲の人の顔色が見れる状態になってみましょう。 成長することは人に与えられた喜びですからね。

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