仕事をすると、作業に対する成果と効率を常に求められます。
管理職ともなると、部下の作業効率の悪さにイライラしている人も多いかと思いますが、この構造は必ず発生する法則があるのです。
部下にイライラする法則
部下を持っている人は、上司という存在で、少なからず、会社で何かしらの功績を認められて管理職についているとすると、その人の部下は、大体において能力が上司より上という事はありません。
ただ、何かの特定な技術が上司を上回っている事はある場合もあり、この場合は部下の扱いが特殊になりますが、基本的な縦社会で言うと、必ずピラミッド構造になります。
という事は、上司は部下の作業を「自分ならもっと効率的にできる」という過信からイライラしてしまうんですね。
当たり前の事なのに。
上司は、部下を育てる立場だとすると、効率の悪さをよくする工夫ができているかどうかがポイントになります。
イライラしている人は、残念ながら、プレイヤー気質が抜け切れていないため、現時点では上司にしておくと、会社にとってマイナスになってしまいますね。
部下の生産性を上げる方法
多くの上司の悩みでもあるこの問題は、まさに学校の先生と同じ悩みであるともいえます。
子供に教育をするという事がどれだけ難しいかは、子供を持っている親の立場であれば、理解できる人も多いかと思いますが、部下もまた、同じであると考えて問題ありません。
ここで大きく違う点は、教育する環境です。
学校は勉強する場として、子供でも認識してイヤイヤながらも、毎日集います。
会社は、仕事をする場なので、部下としては、教わりに来ている人は、限りなく少ない事でしょう。
教わるつもりがない人に、教育を施すという事は果たして可能なのでしょうか?
簡単に教育できる方法は、間違いなく、部下本人に、教わる姿勢を身につける事でしょうね。
これは、実は、一方通行の施策ではなく、上司に対して、部下が、教わりたいと思うかどうかが重要なので、施策の一歩は上司が変わらないとダメという事なんですね。
教えて君の実態
日本の教育文化で最も行けていない事は、生徒が先生から教わるというシステムです。
教わる事には問題はないのですが、自分から学ぶという姿勢が身につく場が余りにも少ないのが現実です。
自分が知りたい事を、人に聞いたら教えてもらえる。
わからない事は、知ってる人に聞く。
辞書を読む。
こうした事は当たり前の事ですが、ゲームに見られるコレクション効果と同じで、自分の知識を貯めるという事しか頭に無い考え方が、よく無い環境を生み出しており、
兼ねてから、知識トレードオフという、人の知識をもらったら、自分も知識を与えるという様な文化が生まれるとわからない事を聞く代わりに相手に教える自分の得意な知識を貯める行為にも繋がる事になるので、会社では是非、こう言った事が当たり前になるといいですね。
キツイ言い方をすると、人から教えてもらっているだけの人は、物乞いと同じレベルであると認識しましょう。
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