仕事においての成功イメージが出来ている人は、確実に成功するステップを歩むでしょうが、イメージできていないと、誰かの助けを借りるか、偶然でもない限り成功できません。
また、成功イメージはあるが、中間ステップも同時にイメージできていないと、机上の空論で終わるか、とても乗り越えられない課題が立ちはだかって、結果ゴール出来ないという事になりがちです。
偶然の産物
たまたま上手くいくという事は、意外とよくある事で、仕事をしていると、自分の意図しない方向に行っても、結果が良ければ、「自分のハンドリングが良かった」と勝手な解釈をしてしまいがちです。
自分に甘いか、厳しいかという判断もあるが、想定通りにいく事で評価する癖がついている人と、ついていない人では、将来の安定度合いが違うという事を理解してもらいたい。
しかし、世の中、宝くじが当たって、人生一発逆転と、夢を見ているレベルの人間がいかに多いか思い知らされますね。
偶然を、期待している人、かなり多いと思いますよ。
成功のステップ
ゴールまでのイメージって、一体どういうものなのでしょうか?
成功体験者の話を聞くと、決まって同じ様な事を言っている事に気がつきました。
それは、1つのゴールまでのイメージは、いわばルーティーンの様に自分の中で自分だけのルールで決まりごとを淡々とこなしているだけだと。
多くの成功者は、「ゴールは次のゴールまでのスタート地点」という様なオリンピック選手の様な発言をしますが、きっとイメージは全くその通りで、本人たちはいたってそれが普通なのでしょう。
1つのゴールを1つのマイルストーンとしてのイメージなんでしょうね。
そうする事で、確実に成功する事を繰り返す事が可能なのでしょう。
ゴール毎に自分へのご褒美を与えている様なタイプでは到底無理だと思いますね。
マイルストン理論
ゴールに向かう途中過程ですが、一体、どう言ったマイルストンを設定するのが効果的なのでしょうか。
イメージできるのは、地図を持っていない人に、道を聞かれて、それに対して迷わない様に答えてあげる感覚がそれに近しいでしょう。
どの曲がり角を曲がるかを順番に教える事は誰でもしますが、曲がり角の特徴を盛り込む事で、相手にイメージさせるという事で、さらに迷わなくさせる工夫もできます。
途中で思い出したかの様に、順位不動で特徴を伝える人もいますが、記憶において順番はとても重要で、それを無視した瞬間に、アウトになってしまいます。
こう言った行程を的確に伝えられる人は、自分のルーティーンに対しても迷う事なく設定できると言ってもいい人材ですが、
重きを置きたいのは、道を教えてあげる人の事を想像できるかという点ですね。
この人は何故、その場所に行きたいのだろうか?
行った時に何が待ち受けているんだろうか?
早く到着する事が最善なのか?
手土産が必要なら、途中でいい店がある事を教えてあげたほうが良いのではないか?
とあう気配りはさらなる上位者にのみ許される、おもてなしなんですね。
自分の成功より仲間の成功を喜べるか?
会社という組織において、自分の目標達成は絶対です。
自分のライバルでもある同僚を、蹴落としてゴールに向かう事は果たして正義なのでしょうか?
結果からすれば、自分のゴールが会社にとって最善であったならば、蹴落としも良しとされるでしょう。
本人たちのコミュニケーションは微妙かもしれませんが
本当の目的を理解する事は、何を行うとしても重要な事でもあります。
人の不正を見過ごす事や、他人のためを思って、手を課す事は、結果的に、その人のためにならない事も数多くあります。
一時の辛さから逃れる事を目的とするよりも、その先にどう言った結果が待っているかをイメージできた人の勝ちなのですね。
将棋名人の様に、人の手よりも、先の手を読める事が重要なのですね。
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