
コブカじゃないですよ。
コブ力(りょく)です。
そして、タンコブでもないです。
鼓舞です。
小部でも、古部でも、小武でもないんですよ。
鼓舞力というのは、「人の気持ちを奮い立たせたり、励ましたりして行動を後押しすること」という意味があり、
同時に自分自身にも大きな影響を与える事ができる非常に重要なコミュニケーション能力と同時に、
モチベーションを高める事ができ、
自分がリーダーだったとしたら、大きな成果を手にするきっかけにつながる大きな力にもなります。
そんな鼓舞する力について、深掘りして是非自分のものにしてしまいましょう。
鼓舞力とは
鼓舞するというのは、他人の背中を押すことのように思えますが、
言葉として「自分を鼓舞する」という使い方もします。
この鼓舞するという言葉の類似には、
「勇気を出す」とか「励ます」「奮起させる」みたいなモノがあり、
要するに、腹の下に力を入れて踏ん張るような感覚にも思えます。
自分にも他人にも鼓舞する事が上手い下手という使い方のスキルも存在するのかもしれませんね。
個人的に、この鼓舞するという言葉とその内容が大好きなんですよ。
だって、人は地に足をつけて、踏ん張って何かを頑張っている姿に対して、感動したり魅了されたりするものなんですよね。
自分も是非そうなっていたいと常に思っているので、言葉自体に共感してしまうんだと思います。
ということで、鼓舞力を高める方法をいくつか考えてみました。
自分を幸せにするコブ力の使い方
小さな成功を自分で褒める
やりきった感を自家発電するという、電力源になってみましょう。
小さな成功って、いつでもどこでもできちゃうんですよ。
朝6時に起きようと思って、5:50分に目が覚めたら、目覚めた自分がめざまし時計に勝ち誇ってもいいんです。
ご飯を残さず食べた。
ファミレスのドリンクバーで、10杯もおかわりしてやった。
隣に住んでいる男の子(幼児)にかけっこで勝った。
なんでもいいんですよね。そんなちょっとした成功を見つける事でも、自分の気分が向上するポイントになりますからね。
落ち込んだら「できてること」に目を向ける
自己否定のループを断つ事がポイントです。
ちょっとした達成でも、自分としてよくやったポイントを探してみましょう。
何か失敗した時に、できなかった事を考えるのではなく、自分を徹底的に肯定的にみてみましょう。
他の人だともっと失敗したんじゃないかとか、
自分だからここまでできたという、
自惚れに近い自分勝手な思考も、自分を鼓舞する時には有効に働くことも多いですよ。
あまり他人には言わない方がいいと思いますが・・・
未来の自分に手紙を書く
前向きな言葉で自分を鼓舞してみましょう。
自分の好きなポイントを10個言えますか?
きっと、嫌いな事を10個言うのって、結構簡単なんですよ。
「容姿が嫌」
「センスが無い」
「得意な事が無い」
こんな感じで、自分のデメリットって自分で一番気がついているけど、
面白い事に他人がそれを聞くと、「そんなことないよ〜」と言ってくれる場合があります。
それは慰めで言ってくれるケースもあれば、自分を過小評価しているケースもあります。
でも、他人から自分のメリットを言ってもらうって、結構うれしいですよね。
誰も言ってくれないなら自分で思い込んじゃえば良いんです。
デメリットを全て逆に考えてみるだけでもいいです。
自分で考える程度なら誰も否定もしないし、それを自分で思い込めばもはやデメリットもメリットになりますよ。
「できない自分」より「成長中の自分」にフォーカス
ストーリー思考で自信UPする方法を教えます。
上記の、自分のデメリットを、自分のメリットに変えたあとは、
そもそもできなかった事をできるように自己成長してみましょう。
バイクの中型免許を取得した事がある人であれば、教官から「目線をもっと先を見る」と注意された事があるでしょう。
自分の思考もそれと全く同じです。
自分の足元だけを見て、できない自分しか考えるのではなく、
将来それができた自分をちょっとでもいいのでイメージしてみましょう。
するとそれに向かっているまだ途中の自分に気がつきます。
この視点がポイントなんですよね。
成功するまでは、成長途中だと思い込めばいいんです。
失敗は経験途中の浮き沈みです。
周囲を幸せにする鼓舞力の使い方
次に、自分だけじゃなくて、周囲に影響を与える鼓舞力について知りましょう。
努力を言葉で見える化する
自分以外の人には、常に次の魔法の言葉を使う事で、誰もが幸せになります。
「見てるよ」
「がんばってるね」
ジッっと見ているだけじゃなく、こうした声をかけるだけでも、相手はほったらかしにされていないと思い込んで頑張る力が増します。
あなたがチームリーダーだったら、この効果は絶大になるし、これを繰り返すと、チームの活性化は半端なくなりますよ
「私もそんなときあった」
というような、比較ではなく共感で声をかける事ができると、鼓舞力上級者ですね。
相手の“らしさ”に注目する
その人の強みや魅力を言語化して伝える事ができると、相手は本当に喜びます。
自分のデメリットは自分で簡単に意識できますが、それを逆に他人に褒められたとしたら、
すごく自意識が高揚しますよね。
自分らしさが見つけられない人も多いので、それを見つけてあげるという鼓舞力を持てると、
間違いなく他人から好かれる人物になることができるでしょう。
ネガティブな場面でこそポジティブな視点を提供する
鼓舞力上級者は、落ち込んでいる相手に勇気づける事ができる魔法の杖を持っている人です。
この上級能力を持っていると、結果的に自分の成果も向上すると言う相乗効果が生まれてきます。
おもしろいですね。鼓舞力は、コミュニケーションを向上させる魔法のツールでもあるわけですね。
鼓舞力のポイント
「押しつけ」ではなく「引き出す」力が本質
仕事でできない上司は、部下に仕事を押し付けますが、
デキる上司は、部下に対して、仕事がやりたくなる気持ちを押し付けます。
これは、部下の能力を引き出して、その部下でしかできない仕事っぷりを話して鼓舞しているのがポイントです。
同じ仕事を依頼するけど、相手のやる気がまるで変わります。
実際に過去にその相対する上司たちを見てきて面白いように鼓舞力の差を見せつけられたので、こうしたポイントを知ってる知らないでその後の人生が大きく変わることも理解できました。
ポジティブな言葉は連鎖する
他人を鼓舞すると、周囲に広がる
共鳴効果というのがあります。
個人的によく使うテクニックとしては、誰か褒めて喜んでほしい人がいたら、その人の周辺の人に、
その人の事を徹底的に褒めるという事をします。
その人が、「○さんが、あなたのことを褒めてたよ(このように言ってたよ)」と聞くと、
直接褒めるよりも数倍嬉しいと感じる心理が働きます。
疑り深い人も世の中に多くいるので、直接口で聞くだけでは、その場で作ったウソやお弁チャラみたいに思えたり、受け取られたりもしますが、
時間と場所を変えて、他人がそれを言ってくると言うことは、その人が本心で言っている感覚がストレートに伝わります。
これ、できていない上司が多いんですよね。
言葉だけでなく「態度」「表情」も重要なツール
しかめっ面がクールだと思い込んでいる、人が結構多いようです。
または、人前で笑う事が苦手とか、
表情がぎこちない人、
どんな表情をすればいいかわからない人、
こんな人は、相手からどう思われるかと言うと、「感情の無い人」と勘違いされてしまいます。
実際は違うけど、人の表情は重要なコミュニケーション手段なんですね。
いつも笑っている人は、楽しい人という印象だし、
いつも眉間にシワを寄せている人は、なんだか怒っている人、
普段から、その表情になるように態度も心の中も整えておく必要があるんですね。
すると、自ずと表情はその心理が現れてくるはずです。
あとがき
自分が満たされているからこそ、他人も幸せにできるというモノです。
自分自身で幸せの循環をつくる事で、日常に組み込める「ミニ習慣」が身についてきます。
鼓舞力は「空気を変える力」とも言えますね。
誰でも今日から使えるスキルなので、意識してやってみてはいかがですか?
今日も誰かを幸せにしたいと考えているユゲタでした。
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