何か人の助けになる仕事をしたいと思っていたけど、何をどうするかを決めていない、ユゲタです。
少し前からユゲ嫁が、自宅近くの保育園の給食センターでパートを始めました。
自宅の家事もこなしてパートに行くのは正直しんどいけれど、自宅以外の人と交流があるのは、
主婦としては生きがいにもつながるようですね。
ひたすら自宅でテレワークしているユゲタが、留守番役のようになっている現状です。
食費が助かる仕事
実家の四国にいるユゲタの妹は、とあるコンビニで働いていて毎日のようにそのコンビニで廃棄する予定の食材(弁当やらパンやら)をもらって来て、晩御飯はそれなりに豪華な状態になっています。
ユゲ嫁も、給食センターで余ったり食材は廃棄するルールがあるのですが、センター員の人たちがもったいないからと言って、もらって帰る事も多く、
毎日のように色々な食材で家計を助けてくれています。
飲食店などで働くと"まかない"などがついていて、こういう食事の現物支給って本当に助かりますよね。
思わぬところからのクレーム
ユゲ嫁の働く保育園では、0歳からの子供を100人ぐらい預かっていて、その給食を数人のパートさんとその保育園の社員の人とで作っているのだそうですが、
ある時、幼稚園児が体調不良とか親の仕事の都合で保育園を休む人数が多かったようで、
給食で作ったものがたくさん余ってしまったようです。
もちろん、それをもらって返ってきた嫁が言ってたのは、こういうものをもらう時にかなりコソコソとしたやりとりでもらってくるらしいのだが、
もちろん、その保育園で働く給食センターのパートさんや、保育士のひとなども同じように持って帰るのですが、中にはめんどくさがってもらわない人もいるのですが、
ある時それを観ていた保護者の人から、クレームが保育園に入ったそうです。
職員が不正に食材を横領しているという風に報告されたみたいで、それ以来、余った食材はチキンと廃棄をするというルールを設けたのだそうですが、
まだ食べられる食材を捨てるのは普通の人間の感覚だと確実に「もったいない」と思いますよね。
そのため、給食センターの人たちの間でコソコソと捨てる食材を持って帰るような事をしているらしいです。
不公平感を感じてしまう心理
保育園に子供を預けている親の心理として、自分たちの支払っている金額で運用しているその保育園は、幼児のための金額を支払っているのであって、
そこで働く人の、別の利益になるような金額を払っているつもりはない。というような事をいう親御さんもいたようです。
だったら、食品ロスを無くすために保育園に通っている子供達に手土産として持って帰らせるという案もでたそうですが、
すべてが同じ食材を手渡すことができず、出来上がりの食材もあれば、材料のあまりの場合もあるので、持って返ってきた食材で不公平感が生まれるというクレームに繋がる可能性もあるという意見が出て
そうしたアイデアも無くなってしまったのだそうです。
世知辛い世の中
正直、モンスターペアレントの言うことを真に受けているのもどうかと思うのだが、
職員の人達は、荒波を立てたくないのが正直なところらしく、コソコソとしながら廃棄する食材を少しでも減らすという活動を毎日続けているようです。
きっとこうした目に見えなくて、公にできない食品ロスって、世の中にたくさんあるんだろうな・・・と感じてしまいましたね。
余った食材はまだ食べられるうちに、貧困家庭に送るとか、苦学生さん達に配布するような仕組みを自治体レベルで作ることができたら解決するかもな〜と思いながら、
実際に食品ロスサービスがあるのに、それらが何故使えないかをマーケティング視点で考えているユゲタでした。
このマーケティング領域、ITとの組み合わせでシステム構築するのにな。
NPO法人立ち上げようかしら
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