趣味、「自宅サーバー」の、ユゲタです。
今やWebサーバーといえば、AWS、普通のサーバーといえば、ビアサーバーという時代になってきました(半分ウソです)。
でも、そんな中で、
オンプレサーバーの方を持っておくことのメリットに気がついているユゲタは、
10年以上、自宅でサーバーを飼い慣らしてきていました。
そうです。もはや、ペットと言ってもいいぐらいの愛情すらあります。
長年頑張ってくれた旧サーバー
どんなに調子が悪いときでも、データ容量がいっぱいになってきたときでも、ちゃんとメンテナンスや色々な増設を行って来てくれたうちのサーバー君は、
この彼なんですが、ベアボーン端末で購入して、Debian Linuxをインストールして、USBで接続された大容量HDD外付けドライブでRaid構築して、使っていたのですが、
もう色々と限界が来たな・・・という事で、新たなサーバー君に載せ替えをしようと考えました。
外付けしているUSBも、3.5インチHDDを2台でRaid1の8TB機器と、同じ要領のHDDを4台でRaid0+1の16TBで構築していましたが、そもそも32bitCPUでの運用や、
周辺機器のファン音が、ラジオ収録の邪魔になるぐらいの大きさになってきた上、
部屋の内容を変更する時も、ゲーブルはかさばるし、衝撃を与えてはいけないという気の使いようは、もはや運用の限界に来た感が強くなってきたので、
静音と省電力、そして、ミドルタワーの1体で収まるコンパクトさで、再構築をしようと志しました。
新しい筐体は、古い筐体再利用?!
そして、肝心の新サーバーは、どうしようか考えていたところ、Amazonなどで、最新のPCケースを検索したり、他のBTOサイトや、PCパーツWEBサイトで見たりしていましたが、
このパソコンケースって、この20年ぐらいは、ほとんど何も変化がないということが判明しました。
かろうじて変わっているだろう点は、LEDでピカピカしているというぐらいと、奇抜な多角形のデザインが出てきて、部屋においた時に邪魔になるであろうことが想像しやすいモノぐらいでした。
ということで、無駄に金を使うぐらいなら、
「自宅で眠っていたパソコンをほじくり返して、中身をごっそり入れ替えれば良いではないか」
という思考に行き着きました。
ケースの横サイドを外していますが、かつて、友達の美人女性から古くなったので捨ててくれと押し付けられたこのPC端末を、我が家の新しいサーバー君として、蘇らせたいと思います。
幸い、まあまあ素敵な電源がついていたので、それは再利用するとして、
新たに購入しなければならないパーツは、
マザーボード
メモリ
CPU
です。
組み立て開始
まずは、購入してきたマザーボードasus製をセットしていきます。
一番最初に行うのは、マザーボードに同梱されている、I/Oパネルというパーツをセットします。
※中古で購入したマザーボードでこれがついていたのは奇跡でした・・・
まず現在ついているI/Oパネルを引っ剥がします。
次に、裏側から押し込むように設置。
無事に、設置完了。
何も問題なく順調です。
次に、マザーボードをネジ止めして、これもATX企画でドンピシャ。
今回は、miniちゃmicroではなく、通常のATXサイズだったので、ケースのスッカスカ感もなく、なんとなく座りの良い状態になりました。
CPUも難なくつけられたけど、CPUクーラーが、想定以上に大きく、ゴッツイ感じが圧倒感があります。
ここで、トラブル発生です。
マザーボードを購入した店で、セットとしてメモリも購入したんですが、こいつが、どうもマザーボードと相性が悪いらしく、うんともすんとも動きません。
カタログで確認して相性保証されている型番を確認したメモリをAmazonで購入、翌日には、届くところが、素敵ですね。
このメモリで無事に立ち上げ成功、モニタにBIOSが無事に表示されて、メモリも8GB*4の32GBが認識されました。
そして、次なる問題勃発です。
beepスピーカーの線がぶっちぎれていました。
やはり古いPCケースだけに、こうしたトラブルはつきものですね。
急遽、ハンダ付け作業を行い、コードを接着完了。
無事にBEEP音も、鳴るようになりました。
最後に、自宅で遊んでいた500GBのSSDを探し出して、Ubuntu 20 serverをインストールに成功。
次回、RAID構築編へ続く
ここで無事にサーバー構築はできましたが、実は、ここまでの作業で半分ぐらいで、本番は、この状態に、たくさんのHDDをのせたRaid環境を構築する作業です。
記事も長くなりそうなので、続きは、次回にお届けしたいと思います。
自作ファンの人、気を持たせて申し訳ないですが、無事に完了できたので、お楽しみに!
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