自宅サーバーが効率的なことを知っているけど、もう説明するのがめんどくさくなった、ユゲタです。
前回に引き続き、自宅サーバー構築のOSインストールした後の作業を紹介します。
とりあえず、目的は大容量ファイルサーバーなので、大容量HDDをたくさんつないでRAID10を構築したいと思います。
大容量HDDも、2021年の今現在でも、8TBが最もコスパがよく、それであれば、これまで10台ほど保持していて、いま5台ほど遊んでいるのがあったので、
それを再利用したいと思います。
RAIDを組む理由
8TBのHDDが1台あれば、大体のデータがバックアップできてしまうので、普通に自宅でパソコンデータなどのバックアップをしたいのであれば、
外付けUSBユニットなどを購入して、それにHDDを1台挿入して、USBでつないで使えばいいんですが、
ボクの今現在管理しているデータ容量がすでに10TBをオーバーしているので、できれば、無限に増やせるRAIDシステムを組んで、HDDを買い足していけるようにしたかったんですね。
また、NASとして稼働しておくことで、随時本番稼働しているWEBサービスのログなどをバックアップしておけるし、自宅外部からでもいつでもどこでもネット経由でアクセスできるので、
非常に便利なストレージで、10年以上も利用してきたので、この便利さからはもはや逃げられません。
HDDの大容量は10TB以上のクラスもありますが、1TB単価にで計算すると、次のような計算です。
8TB : 15,000円 : 1,875円/TB
10TB : 25,000円 : 2,500円/TB
12TB : 30,000円 : 2,500円/TB
14TB : 45,000円 : 3,214.3円/TB
18TB : 67,000円 : 3,720円/TB
2021年8月現在の値段で計算した単価ですが、まっだまだ8TBが圧倒的ですね。
Raid構築でトラブル
ubuntuの64bitでは、partコマンドとmdadmコマンドを使って、比較的簡単にRAIDを構築することができ、
Raid10も難なく構築することができました。
実際のコマンドについては、検索したら、たくさんでてくるのですが、自分の環境に合ったものを
打ち込まないといけないので、コピペではできないですが、とりあえず、備忘録としてコマンドも書いておきます。
# partedでドライブ構築(今回は、sdb~sdf)
$ parted /dev/sdb
parted > mklabel : gpt
parted > mkpart : primary , xt4 , 0 , 100%
# HDDのフォーマット(HDD台数分行う)
$ mkfs -t ext4 /dev/sdb
# Raid構築
$ mdadm --create /dev/md0 -v --raid-devices=5 --level=raid10 /dev/sdb /dev/sdc /dev/sdd /dev/sde /dev/sdf
# Raidをフォーマット
$ mkfs -t ext4 /dev/md0
# Raidをマウント
$ mkdir /mnt/raid(dirが無い場合)
$ mount -t ext4 /dev/md0 /mnt/raid
以前RAID構築をした時に、HDD4台を数日掛けてフォーマットした事を覚えているんですが、今回SATA接続した場合は、瞬間で終わりました。
恐るべし転送速度!!!
RAID構築が無事にできて、マウントができたら、古いサーバーからデータをrsycコマンドで移行して、ほどなく移行作業の完了になります。
ただ、ここではまだ終わっておらず、ファイルサーバーと称して、色々なモジュールも動いていたので、それらの移行も待っていました。
もちろん、webサーバーも起動していたので、こちらの移行もコピーして完了する予定でしたが、
自宅サーバーでロードバランサーを構築する案をその場で思いついてしまい、次回は、その構築を解説したいと思います。
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