何故、怠惰な人には腹がたつのか?

2017年11月13日

コミュニケーション 日記

会社で締め切り間近の案件で、朝から遅刻をしてくる人に対してイラッとする事ありますよね。 それが自分の部下であれば、カミナリを落とす事は必須ではないでしょうか? 頼んでいた作業を「忘れてました」と言い放つ人、態度次第ですが、非常に腹が立つのではないでしょうか? こうした出来事では、加害者、被害者の関係が生まれてしまうからというのは分かりますが、こうした怠惰な人というのは、良い一面も持っています。 怠惰な人の中には、温和な性格の人、それが故にいつも笑っていることに腹が立つ人もいたり、慎重が故に、ゆっくりとした行動が肌に合わない猪突猛進の人もいrます。 でも、実は怠惰な人でも、参考にすべき人は沢山いるという事に気がついたので、記事にしてみました。

怠惰な人はルーズな人?

怠惰と思われている人は、以下のような特徴があります。
・物事を深く考えないように見える ・応対がいい加減な感じがする ・時間や約束など色々なことに対してルーズに感じる ・やるべきことを後回しにしがち
会社員であれば、こういうタイプの人は、ダメ人間としてレッテルを貼られてしまう。 僕の部下にもこういうタイプがいましたが、やはり社内では「ダメ人間」として誰もが口にしていましたが、エンジニアである彼は、同時に「スキルは高い」という風にも言われていました。 そうなんです、エンジニアで怠惰な人は、技術スキルの高い人が多いという事に、部下を通して気が付きました。 怠惰な人は、確かに腹立たしい一面がありますが、そうではない一面に目を向けることで、その人の別のいい所を見てみることでしっかりと見極めを行ってみては如何でしょう?

怠惰は必要

歴史的発明は怠惰の先に生まれているモノが多いという事実を知っていますか? 多くの発明者が、自分がいかに楽できるかを追求した末に、便利で他の人も使えるものが、世の中に出回っているんですね。 今や誰でも持っているスマートフォンなどは、パソコンをわざわざデスクでしか利用できないというのを、携帯電話と組み合わせることで出来上がっているし、 自宅にある白物家電などは、そういった怠け者の考える集大成と考えていいかもしれません。 怠惰な事を怠け者で、ネガティブに考えている人からは、こうしたアイデアは生まれないという事なのでしょう。 会社内にいる怠惰な人から、出るアイデアをビジネスで利用する流れを作れた会社は勝ち組になるかもしれませんね。

怠惰な人から学ぶべきポイント

そうは言っても、怠惰な人は基本的に嫌われる傾向があります。 それは、怠惰でない人は、一生懸命ルールを守って、しっかりやっているのに、ルールを守らない、しっかりやっていない怠惰な人が、どうしても許せないからなんですね。 まじめな人ほど、こうした心境になりやすいのですが、怠惰な人を許せる思考になることで、まじめな人も色々な学ぶべきポイントを抑えることができるようになります。
・まじめな人は、ルールを守りがちですが、ルールを守らなかったら・・・という視点で物事を考えてみる。 ・人により違う許せる・許せないという基準ラインを自分なりに考えてみる。 ・同じ作業なら苦労するより楽をした方が得という考え方。
まじめな人は、とにかく苦労を好んで行います。 苦労を避けようとする怠惰な人と同じ空間にいると、苦労をした方がなんとなく達成感が生まれるのは、よく分かりますが、世の中はいかに効率的に物事を考え実行できるかが成功のポイントです。 わざわざ苦労しなくても、効率よくできる方法を見つけやすい怠惰な人から学ぶべき事はもしかしたらあるかもしれませんね。

怠惰な人は態度も怠惰?

物事に対してルーズな考えを持つ人は、コミュニケーションもルーズなのでしょうか? 僕の知人では、あまりそこは関係なく、意外と律儀なタイプが多い印象です。 怠惰な人が、返事まで怠惰なのかというと意外とそうではなく、遅刻した時に、一生懸命言い訳を考えていたり、失敗をした時にキチンと誤るという人としての基準は満たしているのではないでしょうか? 逆にこうした点が本当にルーズな人は、社会的にプラスの要素が無い怠惰な人という事と判断してもいいかもしれません。 人のことを見て「怠惰な奴」とレッテルを貼りやすい人は、その人の正確に問題がある場合もあるので、どちらのコミュニケーション能力が上なのかを今一度考え直さなくてはいけません。 会社の経営者が、どちらのタイプなのかで、その会社の方向性も性質も決まってしまうという事もありますのですが、是非自分がどういうタイプなのかを第三者視点でキチンと判定してくれる人を周囲に持つことで、悪い結果を招く事を回避できるかもしれませんね。 物事にイライラするよりも、イラッとした事があると、そこから何か一つでも学ぼうとする姿勢がある事が重要なのですが、そのためにはある程度の怠惰を許容する思考が必要です。 いつもきっちりしている人は是非、少し怠惰になってみる思考に切り替えてはいかがでしょうか?イライラしても何も学ぶものはありませんよ。

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