携帯電話からスマートフォンに買い変える時のポイント

2017年7月8日

テクノロジー 日記

友達から電話が入って「今使っている携帯電話をスマートフォンに買い替えたいからショップについてきて」と言われた。 この友達は、ITは全くダメで、wifiの意味も分からないため、はじめはスマートフォンを持つと苦労するのではないかと思ったが、最近の携帯電話事情を考えると、今のうちにスマートフォンに変えておかないと、将来ガラケーと呼ばれる携帯電話はサポートされなくなり、スマートフォンだけになる可能性の方が高いですからね。 それに何より、この友達を飲み会に誘う時も、LINEやFacebookなどを使っていないため、連絡手段が電話かメールしかなく、幹事をする人が困っているという話もよく耳にしたので、こうした人がスムーズにスマートフォンに移行できるように、ブログにポイントをまとめておきたいと思います。

ITリテラシ弱者のジレンマ

パソコンに詳しくない人が、パソコンを買いに行く時に、家電量販店などに行って、「パソコンください」という風に店員さんに言う場面を何度か見たことがあります。 多くの場合、店員さんも困った様子で、色々と質問をしていますが、以下のような内容で質問をすると思われます。
・パソコンを何に使うのか?(アプリケーションや作業内容) ・自宅にインターネット環境はあるか? ・購入予定の予算感
店員さんが、このような質問をする背景には、パソコンと一言で言っても、どのような機能を持っている必要があるのかという事と、性能はどのレベルが必要なのかという事を判断しなければいけません。 もし間違った製品を売ってしまった場合、クレームに成りかねませんからね。 こうしたIT弱者の人は、パソコンがわからないから、分かる人に聞いているのであって、分かる人からは「なんでこんな事も分からないの?」と見下されることにストレスを感じています。 「世の中知識を持っているものが上に立てる」という言葉を、先生と呼ばれる職業の人を元に考えるとよくわかるのですが、パソコンも知らない人は、知っている人よりも、下に扱われてしまいます。 ITに詳しくない人は、苦手意識を持たずに、身の回りを古い電気製品のままにせずに、どんどん便利な最新機種に変えていって、使っているうちにITリテラシはどんどん向上するので、使って覚える、分からないことは聞く、というスタンスを持つことをオススメします。

事前に検討しておくこと

話はソレましたが、携帯電話をスマートフォンに買い換える時に事前に考えておくべきことは以下のような内容です。
・購入する機種の決定 ・電話を利用する割合 ・WEBを利用する割合 ・主な使用用途は?

購入する機種の決定

スマートフォンの機種は沢山ありますが、大きく分けると「iPhone」と「Android」の2種類です。 Androidはさらにメーカー別に機能も性能も様々ですが、ショップで聞いたところによると、携帯電話からスマートフォンに買い換える人は多くがAndroidを選ぶようです。 その理由うとして、iPhoneは値段も高く、画面が割れやすいなどのトラブルが多いため、ショップ店員がAndroidを多くオススメしているという事が原因のようです。 個人的には、雑貨屋さんなどのスマートフォンケースなどのラインナップをみると、多くがiPhoneケースで占めていることがわかります。 また、100円ショップでもスマホのフロントパネルシールやケースなども、iPhoneの方が確実に揃っています。 Androidは、一部の機種で、人気と言われる海外製品などは、置いていない店舗も少なくないのが現状です。 また、アプリを使おうとした時に、iPhoneはほとんどのアプリで対応が可能だが、Androidは、一部使えないというアプリがちらほらあるようです。 ポケモンGOが使えないAndroid機種も結構あるみたいですよ。 こうした事を考えると、日本国内で、スマートフォン初心者であれば、金額は高いですが、メジャーなiPhoneを選んだほうが、周囲に聞ける人も多く、便利に使いやすいのではないでしょうか? あくまで個人的な意見なので、最終的には購入する本人が決定してくださいね。

電話を利用する割合

携帯電話でどの位電話を使っていたかをショップで調べてもらって、通話料金を考えるのがいいと思います。 大手3キャリアは話し放題の様な通話料金のサービスパックのようなものがありますが、MVNOといわれる格安SIMサービスには、ほぼありません。 でも、スマートフォンに変えれば、周囲のスマホユーザーの人とは、LINEなどのIP電話が主流になり、電話代はほとんどかからないようになると思うのですが、周囲にガラケーの人が多かったり、仕事で会社に電話するような事が多い場合は、電話利用を考えなければいけませんよね。

WEBを利用する割合

もっとも考えなければいけないのが、この項目なのですが、ショップに行くと「どの位WEBを使うか?」という質問を受けます。 正直、これに正確に答えられる人などいるわけがないと思うのですが、スマートフォンの契約する料金プランに帯域使用量が1ギガ、3ギガ、5ギガ・・・という風に階段料金テーブルになっている事がほとんどで、それにより料金が割増になっていくという仕組みです。 でも、これを事前にどのくらいのパケットを使うかなんて、ITに詳しい人もなかなか判断しにくいと思います。 では、初心者はどのように判断するのがいいのかというと、ポイントは2つほどで、
WEBをよく使うのか、あまり使わないのか 動画をよく見るか、ほとんど見ないか
この2つに対して、考えるのが良いと思います。 WEBをほとんど使わない人は、1ギガもいらないと思いますが、そもそもWEBを使わないのであれば、スマホに機種変更する必要がないのではないか・・・という疑問も残るし、スマートフォンにしているだけで、WEBパケットをどんどん消費するという特性も理解しなければいけません。 だけど自発的にWEBを使わなければ、1ギガも行かないでしょう。 次に動画をよく見る人は、できるだけたくさんのギガ契約をしなければいけません。 ソフトバンクやDocomoなどの7GB契約であっても、youtubeをよく見ている人は、パケット上限を超えてしまっているのを聞くと、よく動画を見る人は、10ギガ近く必要なのかと思います。 そして動画を観ないがWEBをよく使う人は、個人的には3ギガもあれば十分だと考えています。 ただし、最近ではSNSに動画を貼り付けてタイムラインに沢山入ってくることを考えると3ギガを超えてしまうこともあるかもしれません。 この辺は、実際に契約したあとで、プラン変更で対応するのがいいと思います。 ひとつ物申したいのは、こうしたパケット容量の契約がキャリア主体である事は仕方が無いことなのですが、ユーザーに優しい分かりやすい仕組みになっているかというといささか疑問に感じます。 値段もさることながら、事前にパケット容量など分かるはずもないので、この時代にマッチさせるためには、上限などを設けずに、利用したユーザー毎にクラスを分けてそれにより料金体系を振り分ける契約形態になるのが、今後望まれる方向性だと思われます。

主な使用用途は?

これは、ネットゲームをやるか、動画をよく見るか、連絡手段としてだけの為にスマートフォンを持ちたいのかを判別する為の質問です。 この用途で大体のパケットも分かるし、スマホ端末にどのような機能が必要なのかも確認することができます。 是非、事前に、こうした質問に答えられるように考えておきましょう。

個人的見解

携帯電話利用者がスマートフォンに機種変更する場合、周囲の人の勧めが理由としては大きいと思います。 今回、僕の友達も、同じ携帯電話を5年間近く使い続けていて、サッカーが好きでスタジアムに行った時に、自分だけ携帯電話でカメラ撮影しているのが、少し遅れた感じを抱いたようで、今どきのスマートフォンに変えたいと強く思ったそうです。 このように利用イメージがちゃんとできていれば、機種選びもスムーズに行えるのですが、大手キャリアにするか、MVNOにするかで少し迷い、丸一日をショップ巡りなどで費やしてしまいました。 でも、最新の情報などがたくさん聞けて僕としてはネタをいただけたので非常にありがたかったのですが、もう少し初心者に優しいスマートフォンが世の中に必要なのではないかと改めて感じました。 らくらくスマホなどのラインナップもありますが、実はそういうことではなく、使い方というよりは、契約形態自体が本当にややこしい世界ではないかと思った、今回のお話でした。 携帯電話をスマートフォンに変えたいと家族や友達から言われた時に、対応してあげるITに強い人は多いと思いますが、少しでも何かの情報の足しになればと思います。

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