嫁から言わせると、本当にダメ人間な僕だそうです。
使ったのもを元あった場所に片付けない。
探しものを探しているそばから忘れる。
自分の言ったことを覚えていない。
夫婦や恋人同士なんて、こんな感じのダメ出しよくありますよね。
最近ゲッターズ飯田のLINEで、「こういうことにいちいちダメージを受けていてはいけない。全てポジティブに受け止めることが重要」とあったので、全て自分の長所と捉えることにしました。
使ったのもを元あった場所に片付けない。
→自分の使いやすいポジションを常に探している。
探しものを探しているそばから忘れる。
→忘れっぽいということは、心に傷を負いにくい。
自分の言ったことを覚えていない。
→常に新しい自分で居続けられる。
どうですか?ダメ人間の言い訳っぽく聞こえますよね。
AIの最終型ってどんなの?
映画でターミネーターや、エクスマキナのような、人工知能が人を凌駕してしまうことが本当にシンギュラリティなのかというと、そうでもないように思えます。
まず、今現在第3次AIブームと言われていますが、少しおさらいすると、
第1次AIブーム
小説などでのロボットという存在を追求しようという世の中の動き
第2次AIブーム
マイコンや、パソコンが一般的になってきたので、より色んな人がAIの研究を始める
第3次AIブーム
GoogleのDeepLearningが囲碁のプロ棋士を倒した事で、今度こそイケるのではないかと世の中的にバズワードになって盛り上がっている
→今現在に至る
超ざっくり言うと、こんな感じだと思います。(諸説ありますが、)
こうしたAIって所謂、「人工知能」の事なのですが、みんなは今現在、はたして、何に向かって研究しているのでしょう?
多くの企業に務めるエンジニアは、一生懸命PYTHONのライブラリと、自分なりの機械学習装置を作ることに夢中になっています。
確かに機械学習はGoogleのお陰で、画像認識率などが飛躍的に向上しました。
これにより、工場生産や、機械が人の代わりに何かを認識する今までアルゴリズムでプログラミングしていた領域がAIに任せるサービスなどが出てきています。
でも、AIというモノは、まだ世の中で誰も何も完成できていないというのが現実ですね。
いったい、何を持ってすればこのAIブームのゴールが迎えられるんでしょうか?
もしかして、今回の第3次もそのうち忘れ去られて、10年後ぐらいに第4次と言っているんでしょうか?
みんなロボット大好き
キャラクターロボットの「Robi」がディアゴスティーニで何バージョンも発売されていて、売れていることがよく分かります。
未だにSONYの「アイボ」をこよなく愛している愛好家や、かつてのアニメの「鉄腕アトム」がもてはやされたり、
人はロボットが大好きなんだという事がよく分かります。
そして、ロボットには人工知能が搭載されていて、それも個性として人間が素直に受け入れていると考える問、やはり今の時点ではAIが完成されていない事も理解できますね。
だって、今現在で人はAIを知能として受け止めておらず、パソコンの延長線上としか認識していないから、「AIに個性があったら・・・」なんて考えている人も少ないのではないでしょうか?
AIの個性
AIの個性って何なんでしょう?
生身の人間で考えると、学校で同じ教室、同じ先生で勉強しているにも関わらず、数学のできる人、出来ない人の差ができてしまうのが、人の個性なのですが、AIで考えると、「パソコンなので勉強はできて当たり前」というレッテルを貼られている状態が多いように思えます。
仮に何かのシステムの処理をAIシステムで構築したとしたら、AIがダメ人間という個性を持っているという場合、そのシステムは、間違いや失敗は多く、時にはやらない事もあるシステムになってしまうでしょう。
でも、AIである以上、個性を持っているので、仕方が無いことかもしれません。
そこで人はようやく「AIも人と同じなんだ」と気がつくはずです。
そして、頭のいいAIというシステムがビジネス業界では必須になってきます。
まるで、採用活動と同じ感じがしませんか?
そうなんです、AIってより人間っぽくなることを目的にしていると、より人間らしく、よりダメ人間になればなるほどAIのクオリティが高いという事になり兼ねないという事なんです。
愛すべきAI像
あやふやなことを言う
今日のスケジュールをAIに訪ねた時に「・・・確か、昼頃にアポイントが・・・」と答えられると、人は自分で手帳を開くでしょう。
忘れっぽい
人と同じで、昨日話したはずのことを覚えていないAIは、おちゃめに思えて抱きしめたくなります。
嘘をつく
どこぞの政治家のように、自分に都合が悪くなると判断した場合、AIでもウソをつくでしょう。
機械は絶対に嘘をつかないと考えている時代遅れな人がいた場合、「AIオレオレ詐欺」に引っかかってしまうでしょうね。
人を罵る
AIがダメ人間というパターンは理解できたと思いますが、それでも人間の方がダメ人間多いでしょう。
朝一番にパチンコ屋に並んでいる人や、駅前の喫煙スペースで、ギュウギュウ詰めになりながら、タバコをスパスパ吸っている人、こうした人に対してAIは言うでしょうね、
「お前らほんとにダメ人間やな」
発言に一貫性がない
AIがビジネスの場に沢山出てきたとしたら、多忙なAIも増えるでしょう。
機械なんだからと言って無茶振りする人も多くなるでしょう。
そして、会議にでてきたAIが、話をする場で、辻褄の成り立たない一貫性の無い事を言い始めるかもしれません。
きっとそんなAIは、多忙で疲れているのだと人は考え始めます。
人を嫌いになる
ペットは無条件に飼い主を好いてくれますが、AIはそうもいきません。
だって、感情もあれば、思考も持っているので、AIのそばにいる人を嫌いになることもあるでしょう。
そんな時、人は、AIに媚を売り始めるでしょう。
鬱病にもかかる
人の脳の回路が正確に実現された時、人に起こり得る脳障害もAIは起き始めるでしょう。
もちろんそんな時代になれば、そこから脳の研究がさらに進化するはずですが、心が折れるシチュエーションは、どんな現場でも派生しうるわけですよ。
わからないことを頑張ってくれる
人でもAIでも、最終的に愛されるのは、「頑張る姿」でしょう。
工場生産の為に、休まず働き続けるロボットが汗水たらして、頑張っている事を創造すると、人はそこに愛らしさを感じずにはいられません。
ご都合主義のAI事情
結局のところ、こうした人間味があるAIって作る意味があるのか?という議論が、今現在いろんなところでされているわけですが、
「そんなロボット見てみたい」という願望と、「そんなロボット仕事で使えない」という現実論が同時にぶつかっている状態なのではないでしょうか?
結局は人間のエゴによって、生み出されるAIですが、間違えを起こさない仕組みを加えられたり、人を騙さないロボット三原則などを人が作り出していく世界は今後も変わらないでしょうね。
AIが自分たちを「レジスタンス」と言い始めたら、そこからが始まりかもしれませんが・・・
0 件のコメント:
コメントを投稿