寝食を忘れるほど物事に没頭すると、果たして楽しいと感じるのだろうか?という疑問が頭の中にあり、モヤモヤしていたんですが、
先日、実家に帰った時に、数日予定が無くダラダラ過ごしていたんですが、年取った親が掃除できるわけないと考えて、時期外れの大掃除を計画。
そして丸一日体力の限界まで掃除をしていて、気がついたら日が暮れていたという経験をして、ちゃんと、お昼ごはんもおやつもコーヒーも食べて飲んでいたんですが、時間を忘れる感覚を超久しぶりに体験でき、その感覚自体が懐かしく感じられましたが、それ以外に不思議な感覚を得られることができました。
それは、終わった後、ものすごく満足感があったという事です。
疲労で体力が消耗しただけでなく、体中ホコリまみれで、来ていた服も真っ黒、手も潜在などでガサガサに荒れていたんですが、実家が昔のきれいな状態に戻った感覚が、ひときわ懐かしさと達成感を感じさせてくれました。
楽しいを辞書で調べる
goo辞書
1 満ち足りていて、愉快な気持ちである。
2 富裕である。金持ちである。
3 作物の出来が豊かである。
weblio辞書
1 心が満ち足りて,うきうきするような明るく愉快な気分である。
2 食物などが十分にあって快い。
3 富んでいる。豊かである。
上記2つの辞書サイトでは似たような内容で書かれていましたが、気になったのは「金持ちである」というトコロでしょうか。
金持ちは楽しいんですね。金が無いと楽しくないという訳ではないですが、金持ちというだけで楽しいというのは、なんだか意外でした。
しかし、作物や食べ物と書かれている事を考えると、お金も含めて、「備えあれば憂い無し」という状態が楽しいという事なのかもしれません。
あまりピンと来ないかもしれませんが、一番納得できるものは「心が満ち足りて愉快な状態」という所でしょう。
間違いない点として「楽しい状態はめっちゃポジティブ」という事じゃないでしょうか。
楽しい状態でネガティブってあまり想像できません。
逆に考えると、「ポジティブになりたければ、楽しくなれば良い」という風にも言えます。
楽しい事を考える
人によって楽しい内容は違うかもしれませんが、自分が楽しいと感じる事をリストアップしてみることは、非常にいい事です。
ちなみに、僕の楽しい事は以下のようなリストです。
・コーヒーを飲みながらパソコンのキーボードを叩いている時
・家族でテレビなどを見たり、話をしながら大笑いしている瞬間
・仕事仲間と一緒に、新たな商品開発の話をしたり、会社のビジョンを話す時
・本屋で新しい知識を求めて探索している時
・電子パーツショップでセンサーなどを見ながら、新しいガジェットのアイデアを考えている時
・プログラミングをしている時
・工作をしている時
・スポーツをしている時
ん〜、いっぱい出てきてしまいましたね。
少なくてもたくさんあっても全く問題ないんですが、こうしたリストを作る時に過去の楽しかった時を思い出していたと思いますが、ここでひとつパターンを見つけてしまいました。
それは、楽しいという感覚は、「自分ひとりで楽しいと感じる」ものと「何人かで楽しいと感じる」という点です。
シチュエーションを考えると当たり前なんですが、これって一人の場合は単純に楽しいなんですが、複数人の場合って、楽しいという感覚を共有している状態なわけです。
そう考えた時に、楽しいを共有できる家族や友達って、非常に貴重だと思いませんか?
だって一人が楽しんでいると、周囲の人もつられて楽しめるという場面よくありませんか?
という事は、一人で目一杯楽しむよりも、何人かで少しの楽しみを沢山感じることができるって、非常に効率的だし、楽しいというレベルが増大するという事です。
コミュニティの大切さってこういう事なんですね。
楽しまないと損である思考
そうです、これまでの事を考えると、「楽しい」と感じていないと、「損している」という事なんです。
同じ仕事をしているはずなのに、会社内の空気がどんよりしている環境ありませんか?
そこに今日から新しいキャピキャピした新人が入ってきた時に、その新人は、楽しそうに仕事をしている。
同じ仕事をしているはずなのに、「楽しい」と感じている人と「楽しくない」と考えている人がいるのは何故なんでしょう?
楽しくないものを無理やり楽しむ事は不可能ですが、「楽しまないと損」と考えて、どうすれば楽しくなるかを考えることは容易くできると思います。
新人の人は、仕事の全てが新鮮なのでワクワクしている事が楽しいのであって、何の新鮮味もない職場にうんざりしている従業員は、楽しさを感じないんですね。
楽しいは、ポジティブと同じと考えると、環境を楽しく変えるポジティブな考え方自体が、物事を楽しむコツなのです。
ちょっと分かりにくいですね。
要するに、何でも楽しんでいるという人は、考え方自体が楽しむ方法を知っている人なのです。
周囲にそういう人がいればイメージしやすいですが、できれば自分がそういう人物になって周囲に影響を与えてみるのもいいかもしれませんね。
きっと「ムードメーカー」って呼ばれることになりますよ。
個人的な楽しいという感覚
楽しんでいない人を見ると、「もったいない・・・」と見えてしまいます。
普段から何事においても楽しむコツというのがあり、そのコツは誰でも身につけることができる事を教えてあげたいぐらいです。
でも、残念ながら、楽しめない人というのは、他人からの情報をシャットダウンする傾向があるので、より楽しめなくなるという人が多くいます。
何故なんでしょう?
逆に楽しむことが得意な人は、「楽しみたい」と考える人が集まってきて、より楽しいコミュニティが作られます。
そうなんです、楽しい人生を送ると、幸せが集まってくるし、運も味方してくれます。
自分が、心の中にホコリを被っていると感じたのであれば、是非楽しんでいる人の近くに行って、自分も楽しんで心の掃除をしてみましょう。
無責任な言い方かもしれませんが、人生楽しんだ方が絶対に得です。
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