長年勤めてきた会社を辞め、自分の会社を立ち上げることにしました。
しかし、エンジニアをやり、上場会社の役員をやっていたのに、いざ会社を立ち上げる時には、自分には何も知識がなかったので、やったことを忘れないようにと、ブログに残すことにしました。
まずやること
会社を立ち上げる時に大体の人が、何をやりたいかを重要視すると思います。
僕もこれまでやってきたIT関連でのエンジニア経験や、B2Bマーケティングなどを考えて、自分のモチベーションの上がることをやろう・・・と考えていましたが、会社を立ち上げる時に、事前にやるべきこと、考えておくべきことがあったのでリストアップしておきました。
考えておくべきこと
会社名
資本金
事務所の所在地の決定
創業計画書(事業計画書)
収益計画書
会社設立日
本当はもっとたくさんあるんですが、上記に付随するものが多かったので、とりあえず、これらを事前に考えて、できれば資料などを作っておくことをオススメします。
ちなみに、会社名はホームページを作った時などの為にドメインの取得も視野に入れておいたほうがいいですよ。
事前にやるべきこと
法務局に言って、会社名の確認
定款の作成(司法書士に依頼すればほぼ完了)
地元の商工会議所に言って、軽く相談
創業する事務所の所在地の助成金などの確認
司法書士、税理士さんに各種作業依頼
会社で使う印鑑の作成
設立最初に必要なこと
ホームページの作成
メールアドレスの取得
名刺の作成
商工会議所に行けば、上記の事が全て完了すると考えていたんですが、実はそうではありませんでした。
まず、僕の知り合いには「司法書士」という職業の方はいなかったので、地元の商工会議所に言って、地元の書士の方を紹介してもらおうとしたら、
「商工会議所は紹介できない」
とのこと・・・。
どうやら、過去に何かトラブルでもあったらしく、商工会議所としてそういったトラブルに巻き込まれたくない・・・というような事を、サラッと言われていました。
※にわかには信じがたかったですが・・・
そして最も重要なのは会社の定款を作るという作業です。
これは、司法書士の人に丸投げする人も多いようですが、会社の設計図でもある定款をしっかり作っておきたかったので、僕の場合は、まず法務局のWEBサイトに行き、そこから定款の雛形をDLして、一度自分で作ってみることにしました。
法務局
この作業をしておくことで、司法書士の方との打ち合わせがスムーズに行えます。
ただ、当初、司法書士の人に頼むとお金がかかるというので、全て自分でやろうとしていたのですが、役所の人は親切に教えてくれないのと、こうした知識や経験が無いと、なかなかうまく進められないとわかりました。
そして、そもそも、司法書士に払う金額が浮いたとしても、公証人役場の手数料がかかるという事も詳しい人から聞き、それなら司法書士の方にお願いした方が安全。という事で、お願いする方向にしました。
人との繋がりが物を言う
ここからはマニュアルではなく僕の場合の経験なので、参考にする程度で見てください。
まず、いちばん重要なのは司法書士の方とのつながりですが、WEBで検索してその手の事務所にアポを取るという事も可能ですが、僕の場合は、たまたま行ったセミナーで、僕の知人が司法書士の方を紹介してくれて、比較的場所も近かったため、信用できる方と巡り合うことができました。
そして、司法書士の方は会社立ち上げのプロなので、あとはその方と打ち合わせをすると、3週間ほどの期間で会社が登記されます。
改めて自分がこうした知識が無いという事を確認できたのと同時に、こうした繋がりを潤滑に行うことで作業を問題なく進めていく事を実感しました。
いざ設立
司法書士の方と話をすると、今まで自分では考えてもいなかった事を教えてもらえます。
事前に考えておくべき会社設立日は、僕の中では登記日がそれになるので、最短で登記できる日程を考えていましたが、司法書士の方が言われたのは、決算期なども考慮し打て月の終わりに立ち上げるよりも、翌月にずらすことで、初年度の期間を少しでも長くすることができたり、
立ち上げ日に縁起を担いで「大安」にする会社も多いという事から、ぼくもそれにあやかり、日付を決めることができました。
実はこれだけではまだまだ終わらない会社設立準備なので、今回は第1段という事で、次のステップは、「作業編」をお届けしたいと思います。
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