ボールは相手が持っている症候群

2016年4月27日

コミュニケーション 学習 習慣

仕事をしていると、取引先やら請負先などとのやり取りが頻繁に行われます。 社内の他部所との連携や、プロジェクトメンバー間の伝達事項、 とにかく、コミュニケーションが重要視され、「ホウレンソウ」として、報告、連絡、相談という先輩からの叱咤が毎日飛び交ってます。

仕事は必ず複数人関わる仕組みになっている

フリーランスで個人事業主である場合でも、仕事を請け負う元の会社であったり、何らかのやり取りが発生しているはずである。 仕事でお金を稼ぐという事は、必ず雇い主や支払い主が存在します。 また、お客様と営業という風に、どうしてもコミュニケーションは発生してしまいます。 仕事じゃなくても人は必ず他の人と関わるようになっているので、コミュニケーションが苦手な人は 社会というのは、非常にやりづらい世の中になっているでしょう。

キャッチボール理論

忙しく、複数のプロジェクトを立ち回っているヒトが、自分のやるべき事は全てこなしており、 作業は各担当者にメールで指示済みであり、
全てのボールは担当者に投げられている。
という風に仕事を進めているヒト、非常にコミュニケーションが下手くそであることが多いです。 普通に会社の会議での報告では、ちゃんと仕事が進行されて、管理されているように思えますが、 ボールを投げて相手からの返答待ちのヒトは決してプロジェクトを上手く回しているとは言えないケースも多いようです。

爆弾手渡しゲーム理論

そして、相手がボールを持っていると主張している人は、その後ボールが帰ってこないことを相手の責任として進める傾向が強く、 プロジェクトの進行において円滑に進めていると思えない場合があり、キャッチボールというより、爆弾手渡しゲームみたいに なっているのではないでしょうか? 出来る限り素早く相手に爆弾を手渡し、自分が持っている時間を極力減らそうとします。 この様な人がプロジェクトリーダーの立場であれば、きっと完成するモノのクオリティは二の次になっている事でしょう。

考えるべきクオリティ

僕は個人的に、クオリティに時間が必要とは思いません、スピードこそクオリティとも考えていますが、 コミュニケーションのやり取りを重視することで失われるクオリティは非常に残念で仕方ありません。 結局は仕事の質というのは、関係者全員が満足するような進行にならなければいけません。
win winの関係
とはよく考えられた言葉で、ボールの話をする人間はwinwinの考えが薄いという事もよくある事なので、 この言葉を発する人を注意して見守ってみましょう。 そして、手渡されたボールはソッコーでリターンするようにも癖つけましょう。 人から「キャッチボールできない」と言われないために。

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