問い合わせ対応に必要なのはスキルだけではない

2015年9月22日

コミュニケーション ビジネス

お客様サポートなどのサポート業務で、毎日、同じ質問をされていれば、その質問に対しては、返答するプロになれるかと思いますが、 毎回違った質問をされるような環境の問い合わせサポート担当であれば、かなり柔軟性を求められます。

マニュアルで対応できる範囲のサポートなら自動化出来る

人が人に対して質問をしてくるという事は、機械的に判断できない事の方が多いと考えるのが普通です。 もちろん、問い合わせシステムのような、webサービスや、電話で番号を押していって回答を得られるようなモノもあり、金を払えば導入できるモノも、たくさん存在しますが、今の時点で人間の対応に叶うモノは、世の中に存在しないでしょう。 システムで対応できるのであれば、人件費よりも安く済む事が多いので、むしろ導入していない方が変だからですね。

人と人のコミュニケーションは馴れ合う事が目的では無い

質の高いサポート業務は、質問者に対して、的確に素早く応対が出来るかどうかに尽きると思います。 もちろん、技術力を要する内容もあれば、半分は意地悪な質問をしている人もいるかもしれませんが、 恐らく何処のサポートでも、精度とスピードは求められていると思います。 この二つは、経験値により、大きく左右される事がありますが、もう一つ、推理力という事も重要な要素と考えられます。

返答に困る時は推理が大事

サポート担当のスキルが低くて返答ができ無いという事は、顧客をイラつかせる要因でもありますが、 質問に対して素直に回答するというだけでは、サポート出来ていると言え無い事が多いです。 もちろん質問に対してキチンと答えないといけないわけですが、質問者がどうやって質問したらいいか分からないという事も、意外とある話です。 要するに、的を得ていない質問をされても、それに馬鹿正直に答えたところで、「そんな事を聞いてるんじゃない」と言われる事もあるという事です。

100点の回答など無い

一応、回答をする立場のモノは、それなりの知識と教育を受けているはずなので、あえてど素人では無い想定ですが、 決して満点の返答などする必要はありません。 質問というのは、
分から無い事がある場合 困っている場合 何かが気にいらない場合
に、発生するので、全てに対して、先ずは、「何故?」と考えてみると良いでしょう。 質問者が何故この質問をしているか分かれば、意外と返答は簡単な場合も少なくないはずです。

聞きたい事を言われて感謝される場合もある

的を得てい無い質問者に対しては、本当に聞きたい事を理解してあげて、それに対して返答出来ると、非常に達成感ご生まれます。 オマケに、質問者から感謝もされると言う二度嬉しい状況。 経験値も大切ですが、そういった事を推理してあげる事も、重要ですよ。

人気の投稿

このブログを検索

ごあいさつ

このWebサイトは、独自思考で我が道を行くユゲタの少し尖った思考のTechブログです。 毎日興味がどんどん切り替わるので、テーマはマルチになっています。 もしかしたらアイデアに困っている人の助けになるかもしれません。

ブログ アーカイブ