パーソンワード、それは
「あなたを一言で表す言葉」です。
自分を一言で言うとしたら、どんな言葉が思いつきますか?
また、友達などがあなたを一言で言うとしたらどんな言葉でしょう?
さらに、初めて会って話をした人が、その後あなたを一言で言う感想はいったいどんな言葉なのでしょう?
そんなパーソンワードを自分で認識していると、いろいろな場面で役に立つししっかりとした自分を身につけられるハズです。
パーソンワードについて
ネットで調べても、パーソンワードなんていう言葉はどこにも書かれていません。
以前から自分だけが使っていた言葉で、他の誰からも聞いたことがないけど、あまり周囲の誰も意識していないので、
改めてブログで説明してみたくなりました。
自分の一言
「写真で一言」というお笑いネタがありますが、あれって写真に写った人の表情だったり、切り取られた一瞬の情景を見事別のシチュエーションにすり替える面白さがあります。
自分の一言も、まさに誰もが納得する言葉に自分を置き換えるという事ができると納得感が生まれます。
多くの人の場合、自分の一言は、
自分のなりたい姿を発します。
そして、周囲にいる人に自分の一言を言ってもらった時のギャップに驚きと落胆が生まれるでしょう。
でも、なんとなく自分で気がついている事で、心の底で納得できてしまう人は、その後の思考も変わってくると思いますが、
意地を張って「自分はそんな言葉ではない!」と譲らないタイプは、金輪際周囲に対して自分を変える気がないことを意味します。
要するにパーソンワードとは、その時の自分の置かれた状況とそれに対する対応、持って生まれた自分のオーラや特性、他人と違う個性などを表す言葉なんですね。
他人の一言とのギャップ
例えば自分は「素直」という一言を自分に対して思ったとしたとき、
他人が「否定派」みたいな真逆の一言を言ったとしたら、あなたならどう考えますか?
おそらくその人に対して何かしらの否定的な言葉を言った事が過去にあるからなんだと思いますが、
普段はどんなに素直でも、一度でも相手に対して否定的なことを言ったら、相手からしたら過去に一度否定されたというレッテルを貼られてしまいます。
これって、不公平な気もしますが、コミュニケーションって実はこんなもんなんですよね。
相手の思っている自分に対する印象が一言で現れるので、それを変えるということはよほどインパクトの強い印象を与える以外に払拭できません。
ただ、直接相手に対して印象を変える行動を起こさなくても、周囲の人の印象によって、あなたの一言は平均化されていくという特徴もあります。
要するに、その人にだけ否定的に思われていても、他の周囲の人が、とても素直な人と思ってくれていたら、
いろんなエピソードが、否定的に考えている人の耳に入って、「もしかしたらあの人は素直かも・・・」みたいに考えてくれることもあります。
よく自分があまり良くない人が、誰にも気が付かないところで、何かしら人のためになることをしていることを知ったら、その人に対する見方が180度変わることありますよね。
そんな風に、パーソンワードは、時間によって変化するということも知っておくと、たとえ悪く言われてもその後どんどん変わっていくとい事で、自分のその後の振る舞いを気をつけていく気付きにもなります。
キーワードを聞いた後の認識サジェスチョン
他人に自分のパーソンワードを聞いた時に、そのキーワードによって、いろいろな判定をすることができます。
例えば、何かネガティブなキーワードを挙げられたとしたら、全体的にネガティブに思われているし、ポジティブであれば、少しぐらい相手に対しての対応が荒っぽかったとしても良い感じのキーワードが挙がってきます。
おそらく最も多いのが、興味関心が無いであろうキーワードで、
「交換が持てる」とか「清潔そう」みたいな一見ポジティブそうなキーワードなんですが、特段何かエピソードがあるわけでもなく、見ためて悪く言いづらいがために誰にでも当てはまるようなキーワードになってしまっているんですね。
別に相手の人が悪いわけでも自分が悪いわけでも無く、興味を持たれていないという事を認識できる程度に判定すればいいと思いますよ。
(意中の相手などに深追いする時に判断して、深追いしないように注意できますね)
強みワードと弱みワード
世の中の色々多彩な言葉で、あなたにとって強みに感じるワードと弱みに感じるワードを自分でしっかりと区別して、ちゃんと受け取ることができれば、
あなたは今すぐにでも自分を変えることができる達人になる事ができるでしょう。
パーソンワードを引き出すコツ
「自分ってどんな人?」って、いきなり人に聞くと、ちょっとウザがられますが、
パーソンワードという、人の深層心理の分析に役立つキーワードとして話をすると、結構簡単に自分に対してのワードをチョイスしてくれやすいです。
飲み会の席などでのネタに使うもよし、会社の部下や新人教育などの際に使うもよし、
また、自己改善のために合う人にみんな質問して自分を評価してもらうもよし。
そして、絶対にやるべきこととしては、相手から自分のパーソンワードを聞き出す前に、自分が相手のパーソンワードをちゃんと伝えるということです。
いきなり「自分に対して一言を言って」みたいなことを言っても、相手は「はあ?ナンソレ」ってなると思います。
まずは、お手本としてもそうだし、相手に対しての礼儀としてGiveの前にTakeをするようにしましょう。
あとがき
偉そうにパーソンワードに対して色々言ってきた自分のパーソンワードを最後に書いて終わりにしたいと思います。
「高スキル不器用人間」
ちょっと自虐っぽくも聞こえるけど、おそらく自分のことを知っている人は納得するだろうな・・・
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