生き方の言語化

2024/11/18

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他人に物事を説明するのが苦手な人は、いろいろな場面で困ることも多いでしょう。 自分の気持ちを人に説明するのが上手な人は、話し上手として重宝がられます。 会社の会議や、チームや組織のミーティングで、発言力の高い人は、やっぱり物事の言語化が優れているんです。 色んな場面で後ろ向きな気分になる人は物事を言語化できないから、発言できない、それでもって声も小さくなり、萎縮しがちになってしまいます。 胸張って人前で堂々と自分の意見を言うためには、言語化は人の必須スキルと言ってもいいかもしれません。

言語化する基本

そもそも、目で見たものを言葉に変えるのは、スポーツ中継やリアルタイムなナレーションなど、アナウンサーなどの職業の人は得意な印象があります。 彼らは話すプロとして、相応な訓練を受けて、人前で話す事には長けていますが、独自の視点で言語化するというのが得意な人と不得意な人もいるので、アナウンサーのような訓練をしても、満足の行く言語化ってできないと思います。

思考をそのまま言葉で言うのは難しいのか?

当たり前ですが、思考って頭の中で考えた事ですよね。 それをそのまま口に出すと、自分の思考を言語化しているようにも思えます。 でも、本音をそのまま思ったとおりに話していてはコミュニケーションは成り立ちません。 不適切な言葉を、その場にあった言葉やオブラートに包んだ言葉に変換したり、 相手を持ち上げる言葉はより気分が高ぶるように言い換えたりする事が重要になります。

知識や言葉のバリエーションも重要

当たり前ですが、言い回しや単語も含めた、いろいろな知識を蓄えておくことは重要です。 今まさに話している話と、過去に自分が本で見たり、人から聞いた話とリンクしたらそれを上手に組み合わせて話すことができる人は、 人と会話するたびにどんどん組み合わせパターンが増えて行きます。 でも、類似の話を上手につなぎ合わせることができない人は話下手になってしまいがちです。 「言いたいことがあるけど言えない」とか「うまく相手に伝えられない」みたいなモヤモヤが生まれてしまいます。

思いますは極力言わないスキル

言語化が上手な人は「です、ます」などの語尾がきれいに使い分けられています。 小学生の作文は「・・・と思います。」が連発するのは、まだ自分の書く文章に気持ちが乗っていないため、 単に日本語を書いている感覚で作文を書くと概ねこうなってしまいます。 成長して大人になるにつれて、思いますから、ですますという言い切りになったり、うまく締めくくる文章が書けるようになります。 これは、話し言葉にそのままリンクしてっくるので、やはり思考の言語化は文章テクニックに依存すると考えても良いと思いますね。

自己紹介の言語化

人とコミュニケーションをとるときに、初対面の時の自己紹介は非常に重要なポイントでもあります。 最近ZOOMなどでオンラインで話す機会が多いのですが、 自分のポートフォリオをパワポで作って、画面共有しながら説明をするタイプの人は、営業っぽくも見えますが、そうした人の多くが言語化が苦手な人という事にも気がついてしまいました。 言語化が苦手なので、資料を作って説明をしているんだと思いますが、途中で質問をすると、説明フローがズタボロに崩れてしまう人も多く、一体何を説明しているのかわからなくなる場合もありました。

自己紹介の時間配分

自己紹介って、自分が過去に何をやってきて、今何をやっていて、今後どうなっていきたいかを完結に説明すれば、後は相手がそれに共感してくれるかどうかというだけで、 理想的なのは30秒ぐらいで終わるのがいいでしょう。 相手が食いついて質問をしてきたら、それに簡潔に答えれば良いのであって、ダラダラと数分(5分以上かけて)話をする人は、少し違和感を感じてしまいます。(そういう人マジで気付いて!)
エレベータトークは、30秒から60秒 イベントなどでのLT(LiteTalk)は、5分 自己紹介は、2分程度
ケースバイケースではありますが、こうした時間を器にする事も、言語化して他人に話をするうえで重要な要素かもしれませんね。

自分KPI

自分の目標を持っていない人がいますが、直前にやらなければいけないことと、人生における目標を別に考えている人が多いようです。 人生は、毎日やってきたことの積み重ねで成り立つので、 今やっていることは自分の人生においてまるで関係ないことなんて何もないんですよね。 「あなたの目標とそれに向かうために何をすべきかを話してください。」 と面接などで聞かれて、準備していたらスラスラと答えられるでしょうが、考えたこともない人がいきなり1分程度の文章に言語化するのって、まず無理ゲーでしょう。 毎日、毎月、毎年の自分KPIをしっかりと考えてみると、普段気付いていなかった自分のやるべきことが見えてくるかもしれませんね。

力量の定量判断

自分のやりたいことと、それに向かって進むためにやるべきことは、必ずしも同じじゃないし、楽しいことばかりではないということに気がつくはずです。 これって、「成功はしたいけど、努力したくはない」と言っているのと同じで、ちゃんちゃらおかしいということが自分で気が付かない人は、 なかなか自分の事を言語化するのが難しいタイプかもしれません。 自分で自分の力量を知っているつもりでも、もしかしたら知らない人の方が多いのかもしれませんね。

他人との比較

最近、あまり他人と比較することは良くないとされていますが、無意識に自分より良い立場の人と自分を比較してしまうことってありますよね? これって、自分が成長するために非常に重要な要素でもあるんですよ。 他人と比較して自分の足りていない事を自覚するという事は、その後何を頑張ればいいかということに気がつくポイントなんですね。 それが言語化できると、他人が聞いて納得する言葉になるでyそう。

あとがき

人と話すのが苦手な人、自分は不器用だと思い込んでる人、思考力が弱いので考えることが苦手な人。 これらの人は、自分でクヨクヨと考えている分にはいいんですが、おそらく周囲の人の多大なる迷惑を掛けている事に気がついていない場合が多いんです。 是非自分の生き方を言語化して、他人にそれをぶつけて、批判されたり、共感されたり、一緒に考えたりできるようになると、よりよい人生を進めることができるんじゃないでしょうか? さて、ブログを書き疲れたから、ゲームでもしながらダラダラしようっと!

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