GoogleBloggerは、ブログを手軽に書いて公開できる便利ブログツールですが、
個人的には、Webサイトベンチツールとして、大いに利用できる特別ユーティリティだと思っています。
手持ちのドメインをカスタムドメインとして利用できる上、
手軽にFEED取得ができてしまい、
尚且つ全て無料で使えるなんて、神ツールじゃないですか。
そんなGoogleBloggerをWebデスクトップと連携できれば、手軽に行えることは無限大になります。
今回は、ブログリストを取得して、表示するアプリを作ってみました。
合わせてアプリ機能のバージョンアップも行いましたので、解説して行きたいと思います。
デモ
うまく表示されていない場合は、「メニュー」-「データ初期化」をしてください。
※デモは最新版が表示されています。該当のデモを見たい場合は、ソースをCloneしてコミットを戻してブラウザで表示して確認してください。
ソースコード
https://github.com/yugeta/web_desktop/
今回の最終Commitは"#27"です。
解説
GoogleBlogger連携については、RSSやATOMなどの連携ができるFEEDという機能が設けられています。
URLでアクセスして、いろいろなデータを取得して、それを様々なデータとして活用することができます。
例えば、お知らせや、更新履歴などのニュース的な項目の使い方。
ラベルづけした、特定のコンテンツのアイテムをブログ記事として登録しておけば、ランダムのクイズ問題や、占いページなども簡単に作れます。
そんなGoogleBloggerへのアクセスは、アプリとして搭載してみました。
前回まで作っていたアプリも全て、appというフォルダに格納する仕様に変更しました。
(GUIの見た目ではわかりませんが、setting.jsonとその階層を見るとわかります。)
これに伴って、不要と思われるappの設定を排除しました。
【setting.jsonの変更ポイント】
1. icon設定は、アプリフォルダ内の、icon.svgに固定することで記述不要。
2. targetは、app/**/index.htmlに固定して、記述不要。
上記2つを設定から外すことでかなりスマートなデータで登録することができるようになりました。
ただし、アプリ作成のレギュレーションが必要になりますけどね。
それから、アプリ自体の管理もフォルダ単位で行えるので、これも楽になるはずです。
デモのBlogアイコンを開くと、このブログの最新記事一覧が表示されるようにしておきました。
あと、ブログを複数運用するケースなども想定して、複数のブログアドレスを公開日順に表示できる仕様にしておきました。
見た目はcssで変更できるし、Bloggerからの取得データはモジュールとして確率しているので、以下のデータが取得可能になっています。
id : Blogger-id
published : Publish date-time(global-time)
date : Publish date(local-time)
time : Publish time
title : Blog title
html : Article all(html)
text : Article string(text only)
url : Link URL
path : Blogger address path blogger.com/[path]
label : Labels
thumbnail : Thumbnail url
img : Thumbnail full-size
img_middle : Thumbnail 800px
img_small : Thumbnail 400px
お好きな形でアウトプットできると思います。
ちなみに、Bloggerのページ一覧の読み込みや、記事単体の読み込み、検索機能なども入れてあるので、工夫次第で簡単なサービスアプリを作ることも可能ですね。
あとがき
今回のBloggerアプリを利用して、いろいろなコンテンツを持たせるデータベースとして使うことが可能になりました。
ただし、読み込み専用なので、ユーザーがデータ書き込みを自由に行うことは今のところ許可していないので、一方通行のコンテンツアウトプットは問題なく行えます。
ということは、ホームページなどでの利用は、むしろ便利に使えるという事ですね。
Googleには、他にもメールやカレンダー、スプレッドシートなど、Webブラウザで扱えるアプリが大量にあるので、それらに連携できるともっと便利にツール化することが可能になって、
もしかしたらそのうち、Javascriptで簡易なERPぐらい作成できてしまうんじゃないかな?と思えてきました。(まだやらないけど)
改めて、Webデスクトップの無限の可能性が想像できてしまいますよね。
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