しんどい思いをして、物事を学ぶことにどんな意味があるのでしょう?
毎日何も考えずに楽に暮らすことは間違っているんでしょうか?
学生時代にあれだけ勉強したんだから、
社会に出て一人前になった自分は、もうあんな受験地獄を味わいたくない。
こんな風に学習を嫌っていると、有名大学を卒業していても、ダメ人間レッテルを貼られてしまいますよ。
今回は、しんどい学習は、すればするほど良いという話です。
知的好奇心は、世界を変える
知的好奇心は、世界を変える事ができます。
物事を知りたいという思いは人の欲求であり、知らないことが気持ち悪いというのは知的な人の特徴でもあります。
知識は自分のコレクションでもあり、誰でも脳の中に膨大な図書館を持っています。
特定のジャンルの知識という図書に魅力を感じる人もいれば、
まんべんに図書を揃えたいと考えて雑学などを増やしている人もいます。
どんな
コレクションをするかによってその人の特徴が変わってくるため、
このコレクションを増やしたいと考えること自体が、知的好奇心に繋がります。
学ぶ事は人生を大きく変える
学ぶ事は、その人の人生に大きく影響します。
知的好奇心を満たすために人は学ぶという行為をします。
学生自体の学習は、興味の有る無しに関わらず、押し付けの知識を積み上げる必要があるため、知的好奇心が湧きにくくなりがちです。
でも本来人は、学ぶ事は楽しいと感じる生き物で、
子供が親に何かを教えて欲しいとねだる様子と、
教えてあげた時の笑顔は、親としても自身の学びにも繋がります。
本来学ぶことは、楽しいと感じるのが普通であるとも考えられます。
学びの工程
何か新しいことを覚えたいと思ったら、
まずその
物事のそれまでの経緯を知る必要があります。
次に覚えたことで、
これまでできなかったことが出来るようになり、
最後に、今まだ
世の中に無い事が実現できるようになります。
これらは、学習の基本工程です。
どの工程にも挫折が存在しますが、全てにおいて、知的好奇心を持っているだけで、モチベーション高くクリアして行くことができます。
学ばない人は人の話を聞いていない
知的好奇心の低い人は、人の話を聞きません。
他人の話に興味を持てないからです。
また、今の自分に満足しきっているので、
他人の話(特に成功した話)などを毛嫌いする傾向があります。
しかし、他人が失敗した話は大好物で、漫才のネタの様に面白がって聞きたがりますが、それは一時の笑いを得るためだけです。
そして、そんな人と相対している人は、人の話を効かない人のことを蔑んだイメージで見るようになり、見えないレッテルを貼り付けられてしまいます。
逆に、学びたいと強く思っている人は、人の意見を聞きやすくなる傾向があります。
学ぶ人は救われる
学ぶことは、楽しいだけではなく、苦痛も伴います。
一つの知識を得る為に、たくさんの苦痛を乗り越える場合もあり、途中で学ぶことをやめてしまう事は簡単な為、挫折の道を選ぶ人も多いでしょう。
でも、学んだ先に、その人は必ず大きなステップアップをすることができ、その充実感は、挫折をしなかった自分に対して大きな糧になります。
自分で学ぶ時は誰も助けてくれないし、他の人にその苦痛は伝わりにくいかもしれません。
でも、学んだことは必ず人生において役に立つし、
自分を助けてくれる武器になるでしょう。
学んだ先には必ず幸せな未来があるモノなんですね。
故に、知的好奇心は多く持てば持つほど幸せな将来が約束される、人間のみに与えられた素敵な天からのプレゼントなのです。
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