忙しいという人ほど「自分でやった方が早い」と言う法則

2022年1月6日

学習

eyecatch 人の無意識に行動してしまう事を見つけるとブログに書き溜めるようにしている、ユゲタです。 血液型のA型は「几帳面」B型は「大雑把」O型は「大雑把」AB型は「二重人格」 これを真剣に信じ込んているのは、世界的にも日本人だけなのだそうですね。 いや〜、血液型の4パターンでこんなに分類されるのであれば、いろいろなイベント会場などで、タイプの違う会場にしたり、 マーケティングにしても血液型で購入する品物をレコメンドするものを変えたり、 アンケートなどでも内容が変わって然るべきなのに、そうなっていないのは、そんな根拠はどこにも無いからなんですね。 おや〜、笑ってしまいますが、飲み会の席などでは、こうしたトークをすると、やたらと喜ぶ人が多いのも、日本人の特徴なのかもしれませんね。

忙しい人のパレートの法則

そんな中、これまで会社組織で仕事をしてきて、スキルが高い人ほど忙しく、忙しい人ほど効率が良く、会社の効率の高い人は社内の2割ぐらいしかいないのに対して、 その人達が会社の8割の売上を支えている。というのは、経営者なら誰もが認識しているのではないでしょうか? もしかしたら、その経営者がその2割に入っているのかもしれませんが、売上貢献をしていない経営者であれば、他人事のようにも感じるかもしれません。 とにかく、売上好調の会社というのは、必ず「忙しい人」が存在するというのも世の常です。 忙しい人がいなければ、売れていないと言っても良いかもしれませんね。 そして、そんな忙しい人に、周囲は気を使い、腫れ物に触れるような感覚で話しづらい状況になるケースも少なくないとか・・・

忙しい人の思考

「自分でやった方が速い」問題は、組織が気がついた時には、手に負えない状態になっている問題として、大きく成長する過程で気が付き、問題視され始めます。 この「自分でやった方が速い」問題ってどういうモノかというと、 ある有能な従業員は、とにかく作業が早く、任せた仕事は、他の人と比べるとダントツのスピードで仕上げてしまいます。 そして、経営者はそんな有能な従業員がもったたくさんいれば、会社の売上向上もしやすいと考えて、有能な従業員に対して、部下を付け、この部下たちに自分のスキルを伝授して欲しいと伝えます。 そして数ヶ月経って経営者が、その有能な従業員の元に行った時に、部下たちは何もしておらず、一人で仕事をこなす有能な従業員の姿があったのだそうです。 経営者は、「何故部下を教育しないのか?」と聞くと、その有能な従業員は「自分でやったほうが速いから」と返答して、教育する時間があったら、一つでも多く作業をこなした方が効率的だし、 覚えの悪い部下を教えている時間が、とにかくもったいないのだそうです。 この数ヶ月、追加した部下の無駄な人件費と、会社的には、生産率は一切変動することがなかったことに、経営者は後で気がついたという事になりました。 ここでユゲタが思った事は、有能な従業員を教育できなかった経営者の落ち度である事に「気がついた人が勝ち」という風に悟りました。 人は絶対に、自分の思ったとおりに動いてっくれません。 指示をするのではなく、その人を心の底から動かす術を、経営者って心得ていないと、会社って傾いてしまいやすくなるという、意外とあるある話なんだと考えたほうがいいですね。

忙しい人は優秀なのか?

会社やコミュニティという人が2人以上いる組織であれば、組織力というのが重要になります。 ここで考えたいのは、「忙しい人は、仕事の効率が高い」という事で、有能であると言ってきましたが、 有能だけど、優秀ではないという風にユゲタは考えます。 言葉の定義はどうでもいいのですが、どういうことかと言うと、単一の仕事を、プロフェッショナルにこなせるというのは、確かにほんの一握りの確率かもしれませんが、 自分一人だけ有能になる現場と、周囲がみんな有能である現場では、明らかに後者のほうが組織の生産性は高くなることは間違いないでしょう。 しかし、おもしろおいことに、周囲が全員同じスキルを最低ラインと考えた時に、その中で人は必ず少しずつでも、スキルアップをするという性質が人間には備わっています。 働きアリの法則では、怠ける人の割合をよく取り沙汰されますが、 実は逆に、スキルアップするアリも存在するという事を知ると組織のあるべき姿が理解しやすいでしょう。 何割が優秀で、何割が怠け者かという事ではなく、最大公約数であるその組織における、スキルの平均値や、最低保有スキルがどのくらい高いかが組織における評価点数であると気がつくはずです。 人より優秀であると評価された人は、悪い気はしないですが、そこで成長が止まる人も少なくないので、周囲の環境がトップである自分に追いついた時に、さらに上に行く思考にできる組織こそが、 成長を続けられる組織であると考えられますよね。 人がたくさん入れ替わる会社って、そうした、平均値などがブレブレになるので、やっぱり組織力って弱いまんまだし、成長意欲というのが、育たないという点もあるので、 人の事を大事に考えたい、組織を成長させたいと考えている経営者は、仕事ができる人よりも、仕事ができない人に注目してみると、世界が変わるかもよ・・・というブログ内容でした。 実際に、会社経営者ではなくても、こうしたお話がしたい人は、是非ユゲタとお話しましょう!

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