ザイアンス効果を知って自己株をアップ

2018年6月25日

学習 習慣

心理学って難しいと考えるのでは無く、楽しいと感じ始めたのは、「ヘンテコノミクス」を読んだ事がきっかけですが、心理学は知っていると仕事にも私生活にも人との関係においてなんでも利用できる事がわかったので、知らなきゃ損という学問と考えるようになりました。 とあるビジネス本を読んでいる時に出てきた「ザイアンス効果」というのが、僕が今まで聞いた事がなかったので、調べて見たら、かなり面白い心理学だったので、僕なりの応用を考えて見ました。

ザイアンス効果を簡単に理解

日本語でいうと「単純接触効果」と言い、対人関係において、「相手との接触回数が多いほど、その人に対する親しみが湧いてくる」という心理額です。 経験がある人も多いと思いますが、仕事などで1度きりしか名刺交換をした事が無い人って、しばらくすると顔も含めてどういう人だったか忘れやすくないですか? それに比べて、2度3度と会ううちに、相手の事も理解でき、複数枚の名刺を並べて、その中の一人に声がけをしなければならない時に、1度しか会った事が無い人よりも、何度か会っている人をチョイスしがちという心理学なのだそうです。 とすると、相手に自分の印象を良くするためには、たくさん会えば良いという事になります。 もちろん、会って印象を良くする会話をして、また会ってもらいたくなるような状態で次回の約束をするというような効果を使って、人とのコミュニケーションを取る事で、深いお付き合いができる人を増やす事ができるんですね。

知っていると普段の自分でどういう影響がある?

他にも、会社内での担当者を決めるシチュエーションで、新人の自分が、上司や上役が、複数人の新人から担当者を選択するような場面の時に、上司や上役とたくさん会って会話をしている人が選ばれがちというのも、ザイアンス心理学が影響しているのです。 たとえば、上司がタバコを吸う人で、何人かいる新人のうち自分一人がタバコを吸っていたとしたら、喫煙所で上司と毎日会話をしている自分は選ばれがちなんですね。 そんなのずるい!と思っても、これは人の心理として根付いてしまうため、仕方のない事です。 こうした事を経験してしまうと、タバコミュニケーションをポジティブに捉えがちですが、これはほぼたまたまのシチュエーションで、上司に対して、毎日印象的な挨拶をしていたり、会社内で動き回っている自分を上司がよく見かけたりする事でも、ザイアンス効果は高まります。

他にも考えられる応用

よく恋愛などにも利用されて、相手に対して深層心理に残るタイミングで同じ人を見かけると、人は見かけたその人のことが気になるというのもザイアンス効果なのです。 しかし気をつけて欲しいのは、たくさん会えば会うほどいいかというとそうでも無く「しつこい」と思われてしまうと、悪い印象を持たれる場合もあるので、この辺は若干のセンスが必要なようです。 人は1度しか会ったことがない人を、別の場面でたまたま見かけると「偶然の再会」として、印象が深くなることがあります。 約束された再会よりも、偶然の再会の方がより効果的な印象を与えるようですね。 でも、これは、偶然の賜物なので、狙ってできる事ではありません。 もちろん、偶然を装った意図的な事も可能ですが、所詮人が考えるレベルの再会になりがちだし、シチュエーションが仕組まれた傾向になりがちなので、バレる事前提で行う事をお勧めします。

仕事で使いたいザイアンス効果

店舗などで販売をしている営業担当の人はザイアンス効果として、アフターケアを行い、定期的に顧客に連絡する事で、顧客から良い印象を持ってもらい、商品買い替えの時などの際に、リピーターとして来店してもらえる確率が高くなります。 また、深くお付き合いしたい他社の担当者の人などとは、定期的に飲みに誘って、深い話をする事で、お互いに深い情報交換できる関係になることも僕の経験上良い感じの関係が気づける方法ですね。 あまり接点のない会社の社長などに対して、色々な場面で顔を合わせる工夫をする事で、受注を取りやすくする事も可能かもしれません。 メールやチャット、SNSなどで繋がる事も多い最近のビジネスコミュニケーションですが、対面の効果の方が計り知れないでしょうね。

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