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サービスを作る側視点が強い僕ですが、面白サービス評論も、アイデアの参考と、視野を広げる事と、他人のサービスを使ってPDCAを回せる事から、重要な作業と感じています。
会社を起こして独立して、人を採用していないので、当たり前ですが、会社は僕一人の状態。
嫁はいるけど、仕事の話は皆無。
当然、同じ会社内で悩みを話す人もいなければ、アイデアに対してイイネしあえる人もいない。
そして、会社内という同じ視点で褒められる事が無いので、最近人のそうした欲求はSNSで補えないかと思い、褒めてもらえるサービスを考えていました。
すでにあった「ほめて箱」
とりあえず、自分でサービスを作ろうとする時に、すでに世の中にあるかどうかを調べるリサーチは重要です。
グーグルで「自分を褒めてくれるサービス」と検索すると、スマホアプリの「褒め殺し」というのが出て来ました。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1402/14/news096.html
内容は、いくつかの質問に答えると、アプリ内のキャラクターが、徹底的に自分を褒めてくれるというものらしいですね。
コンセプトは、脂ぎったオタクの人や、心底腐りきった不良の人などが、自分の事を褒めてくれる事で良い気分になるというアプリだそうです。
どのくらいニーズがあるかわかりませんが、グラフィックセンスが個人的にいただけなかったので、自分のスマホにインストールする気にはなれませんでした・・・orz
そして、色々ググっていると、「ほめて箱」というWEBサービスが見つかりました。
https://www.mottohomete.net/
Twitter連動のWEBサービスで、自分の褒めてほしい内容を書いておく事で、Twitterを通して、色々な人から褒め言葉をもらえるというものらしいです。
実際に使ってみると、あまり使う心地が良くない、見た目もそうだが、プログラマーが遊び程度に作ったという印象もあり、UXなどはこだわっていないようだ。
サービス調査
アクセス数は
「Similar Web」を使って調査してみたところ、以下のような結果が出た。
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2018年3月時点で100万PVほどありますね。その後は50万PVと落ち込んでいるが、いいアクセス数です。
おそらく何かのメディアに取り上げられたんでしょうね。
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トラフィックリソースは、ソーシャルからの収入が多い事がわかります。
Twitter連動サービスなので、そらそうですね。
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少し驚いたのは、海外アクセスが30%程度ある事ですね。
ローカライズしているようには見えなかったのですが、SNSツールって海外でも喜ばれるのかもしれません。
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オーガニックワードも、サービス名まんまなので、SEOをちゃんと行うと、もっと弾けるサービスになりえそうですけどね。
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最後はソーシャルアクセスですが、当たり前のようにTwitterです。
この辺は開発者の狙い通りでしょう。
俺ならもっとこう変える
上記のサービス分析でも、わかる通り、SEOが少し弱いようなので、メディアコンテンツと連動できる技術的な仕組みを作る事で、動的なコンテンツサイトが構築できそうです。
いつも誰かが褒められているのであれば、そうした人たちの喜びの言葉を、サイトで掲載し紹介する事で、みんなが見ても楽しめるコンテンツになります。
アイコンやグラフィックが簡素なので、見た目が寂しいです。
非常にいいコンセプトなので、キャラクターなどをつけると、サービスイメージが定着して、一気に人気が出そうにも思えます。
だけど、キャラクターは好き嫌いが発生するので、ロゴやトレードマークなどでもいいかもしれません。
いまの苗木よりもう少しイラストテイストがいいのでは、というのが個人意見です。
そして、このサービスは、広告が表示されていないので、マネタイズされていないこともわかります。
せっかくいいアクセスがあるので、単純なAD広告でも貼るだけで、運営側が楽ができるんですが、お遊びなんでしょうか?
それとも、バイアウト狙いのビジネスなんでしょうか?
真意は分かりません・・・
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