最近自宅に小さなプロジェクターを買ったのですが、そのプロジェクターにAmazon FireStickを挿して、音声をAmazonEchoで流して、寝る前に1作品見るのを夜の楽しみにしているリア充をすごしています。
AmazonPrimeを見るわけですが、この時点で「どんだけAmazonやねん!!!」とツッコミを入れられてもなんの問題もなく、「そうです、Amazonに毒されています!」と胸を張って言える自分がいます。
そんな日々を過ごしている時、今回紹介する「手紙は覚えている」という作品に出会いました。
Amazonでの評価が4つ星だったので、悪くない作品んである事はわかりましたが、とにかく最後まで見終えると、まあまあ衝撃を覚える内容だったので、お勧めしたいと思った次第です。
アイキャッチイメージURL
http://moviepsycho.blog.fc2.com/blog-entry-110.html
評価
★★★★☆
他の人の評価に流されたわけではなく、結果星4つなのですが、基本的な作品の構成は、まあまあほのぼのとした進み方をして前半は眠気を誘う流れのため、冒頭では面白みを感じるところがないのですが、後半に色々な確信を付いてくる点が、もどかしさと意外性が上回って、基本的に3つ星クラスかそれ以下ぐらいなのだが、そこの評価が星を押し上げている感じです。
と言っても具体的な話をすると、かなりのネタバレになるので、ネタバレはブログ下部にまとめて書きたいと思いますので、これからこの映画を見ようと考えている人は、下部の文章は読まないことをお勧めします。
キャストとスタッフ
監督 | アトム・エゴヤン |
製作総指揮 | マーク・マセルマン
アナント・シン
モイセス・コジオ
マイケル・ポーター
ジェフ・サガンスキー
D・マット・ゲラー
ローレンス・ガターマン |
脚本 | ベンジャミン・オーガスト |
音楽 | マイケル・ダナ |
ゼヴ・グットマン | クリストファー・プラマー |
ルディ・コランダー | ブルーノ・ガンツ |
ルディ・コランダー | ユルゲン・プロフノウ |
ルディ・コランダー | ハインツ・リーフェン |
チャールズ・グットマン | ヘンリー・ツェーニー |
ジョン・コランダー | ディーン・ノリス |
マックス・ザッカー | マーティン・ランドー |
あらすじ
90歳になった老人ゼヴは、長年連れ添った妻を亡くした事も忘れてしまうぐらい、痴呆症が進んでいた。
ある日、友人から1通の手紙を託され、その手紙の内容は、ドイツ軍に収容されていた時に家族を殺された内容で、そのドイツ軍の兵士の名前が書かれていた。
その兵士に対して復讐をする事を誓い、ゼヴは一人でその手紙に書かれている人物を探しに出かける。
体が不自由なので、いく先々で色々な困難が待ち受けている上、物忘れが激しく、それに気が付いた家族はゼヴを探しに追いかける。
そして、手紙に書かれている兵士の中の一人に行き着いたのだが・・・
ここからはネタバレの内容です
ネタバレ覚悟で見る。(クリックしてください)
ストーリーの最後で、出会った兵士の一人は、ゼブが忘れもしない、ドイツ軍の指揮をとっていた将校だったのだが、彼はその名前ではないと言い張る。
その彼もすでに老人と貸していて、いやにゼヴに対して馴れ馴れしい。
そして、衝撃の事実は、ゼブが実はその名前の将校であったという事実。
自分は、アウシュビッツ収容所に収容されていた囚人ではなく、そこで虐殺を命令していた将校であったのだ。
物忘れの為、そんな事実も忘れていて、これまで自分で周囲に対して付いてきた嘘をそのまま信じ込んでしまったのである。
それを思い出したゼブは、銃を自分のコメカミに当て、引き金を引くのだが、戦争の加害者を思い出した自分へのケジメなのか、忘れていた記憶が蘇ったショックなのか、作品を見終わったあとは、その両方であると考えられるのだが、何ともやりきれない衝撃のエンディングでした。
老人ホームでのほほんとしていた映像が2時間後に衝撃のラストに遭遇するなんて、全く想像できない作品でした。
この映画を見て、改めて映画のエンターテイメント性を思い出させられました。いや〜映画ってほんと面白いですよね。
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