電子マネーで電車に乗った時のデメリット

2018年6月23日

トラブル 日記

クレジットカードも、電子マネーも今の世の中には必要不可欠になりました。 でも、無くても生きていけるし、生活もできます。 便利な反面、デメリットも存在します。 2018年6月20日21:55に発生した小田急電鉄の人身事故により、そのタイミングでモバイルSuicaを使って乗車していた僕が味わった、電子マネーのデメリットをまとめておきます。

人身事故などでの振替輸送はモバイルSuicaは対象外

そもそも、この事実を理解していなかった僕は、非常に憤りを感じました。 suicaを使って電車に乗車する時に、定期出ない区間の場合は、振替輸送は対象外なのだそうです。 モバイルsuicaの注意事項 通常、電車の乗車は目的先まで切符を買って乗るので、その目的に達しない場合は、鉄道会社の責任という事になります。 また、定期の場合でも同じですが、suicaのように、乗り込んだ時ではなく、下車する時に金額を支払うタイプは、目的地まで送り届けると言う本来の鉄道の契約が結ばれないのですね。 そして、この理由のせいで、人身事故が発生した際に、suica利用していた僕は、振替輸送の恩恵を受けられず、自腹で遠回りする羽目になりました。

モバイル電子マネーについてのメリット・デメリット

電子マネーは、財布にお金が入っていない時に、ほとんどのコンビニでも使えるし、大手の自動販売機などは、電子マネー対応しています。 僕の個人的な財布事情では、モバイルSuicaでの支払いがほとんどで、財布からお金がほとんど減らないという状態になります。 勘違いしてはいけないのは、お金が減らないのでは無く、クラジットカードで支払うことができるという事です。 結局同じように支払いをしているという点では変わらないのですが、以下のようなメリットが考えられます。
・購入した情報が電子情報として残る。 ・クレジットカードのポイントが貯まる。 ・財布に現金を入れなくても生活できるようになる。 ・財布やカードを紛失しても、再発行する事でデポジットしている金額は担保される。
そして、デメリットは、下記のような点です。
・支払いがリアルタイムでは無く、数ヶ月後ろになるので、残金の管理を自分で行う必要がある。 ・都心などの地域では便利に使えるが、地方や海外などでは、基本的に利用できない。 ・送金ができない。
こうしたメリット・デメリットは、きちんと理解しておく事で回避できるし、デメリットのせいで、メリットを理解できなくなることも避けたい。

都会の電車事情

今回のブログで、電車にSuicaで乗車した際に、目的地までの移送義務が無いので、人身事故の際の振替輸送が対象外になるのは、しかたが無いがいささか納得もし難い。 そもそも切符を買って乗車するところを、鉄道会社が推奨する電子マネーを利用したところ、振替輸送対象外とされる点も、解消する方法を模索もしていない鉄道会社はいかがなものかと考えてしまう。 確かに、鉄道会社は電子マネーにする事で、キセルするユーザーは激減するはずです。 むしろ、不正がしにくくなりますからね。 でも、これってユーザーメリットを考えていないプロダクトアウトな思考です。 定期を考えてみても、通常の電子マネーではない定期と同じく、suicaやpasmoなど、どちらを使っても、都内の電車は利用できるのに、なぜか、定期での鉄道会社としての乗り換えは1回までという縛りがいまだにある。 よほど定期システムが変更しづらい事情もよくわかるのですが、IT活用ができていない証拠でもあります。 普通に考えると、2回以上の複数にまたがる定期を作ることがどれだけ難しいのでしょうか? 個人的な話ですが、僕の以前勤めていた会社までは、
成瀬駅(JR横浜線) -> 長津田駅(田園都市線) -> 渋谷(半蔵門線) -> 永田町
3路線に見えますが、実際はドアツードアの1回乗り換えです。 田園都市線が渋谷を超えると半蔵門線になるという、管轄エリアの違いだけですね。 もちろん、鉄道会社も会社組織なので、セグメントは存在しますが、この3社にまたがるおかげで、定期券が2つ必要でした。 何故、1枚の定期でできないのかがいまだに理解できません。 そして、最近では、電車に乗るのは、他社への移動手段なので、毎日通勤するような使い方をしなくなったので、定期は購入しなくなったのですが、モバイルsuicaで電車の回数券が買えない事に不満を感じています。 ちょびっと得する回数券は、意外と重宝するのですが、電子マネーを使うと、回数券は使えません。 鉄道会社の人は、やはりマーケットインの思考は蚊帳の外なのでしょうか?

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