プロ意識の落とし穴

2015年7月20日

マインド 日記

専門の仕事をして報酬(給料)をもらっている人は、レベルはどうあれ、プロフェッショナルという事には間違いありません。 しかし、その中でプロ意識を持っているという人は少なからずいるという事実を認識しましょう。

職人の世界

子供の頃から、自営の家具屋を見てきたのですが、職人と言うのが何かというのは、自然と脳に埋め込まれていたので、職人=プロということに対してさほど戸惑いは無かったのですが、どうやらココに違和感がある人がいるようです。 専門職だろうが、事務職だろうが、対価として給料を貰っていれば、プロであるという意見がありますが、僕の考えるプロとは、他の人ではできない仕事をしている人の事をプロと呼んでいます。

親父を見ていた印象では・・・

家では、怖い存在。 一本気な性格で、間違ったことを言っても、意地でも貫き通す。 家具に関してはもちろんだが、木工作に関しての知識がハンパない。 店などでの家具の作りに必ずイチャモンを付ける。 とにかく下町のガキ大将がそのまま大人になったような人でしたが、気質という大事なものを貰いました。

プロとアマの境界線

専門職において、見習いレベルの人はアマチュアと見られますが、基本的に報酬をもらっていないのがアマチュアという感覚で違和感が無いと思います。 では、それ以外がプロフェッショナルかと言うと、プロの壁はもっと高い位置にあるモノという解釈です。 その間の境界線はとても大きく、プロでもないアマでもない人は、普通の人という風に僕は考えてます。 言い方を変えると、プロ見習いですね。

見習いたいと考えているかがポイント

実際に見習いと言うと、気分を害するメンバーもいるので、後は本人の意識に任せますが、 見習いという称号を好んで受け入れる人は、プロを目指している意思表示でもあり、受け入れがたい人は、プロになりきれない風潮があるのは、少し考えればなんとなく分かりますよね。

プロ意識の有無が仕事の質を変える

プロ意識とは、圧倒的に仕事の質、アウトプットのクオリティにあると考えています。 他の人が出来ないから、天狗になって仕事をするという残念なタイプも少なからずいるのですが、成果物の質にこだわれるかどうかもとても重要なポイントです。 仕事だからといって、納期を守るのは当然のことですが、出来上がりに欠陥があると必ず自分にツケが返ってくるので、最低そこまでは考えて必要最低限の仕事をするプロもいますが、正直プロ意識が微塵も感じられませんね。 経験も納期ももちろん大事ですが、クオリティに拘る姿勢こそがプロ意識の表れでは無いでしょうか?

欠陥住宅は非プロ

当たり前ですが、専門の建築業者に任せたけっが欠陥住宅って、よく聞く話でもあるのですが、それだけ建築業界は、プロ意識を持った人が少ない業界だとも捉えることが出来ますね。 キチンと報酬を手にしているのに何故手を抜いてしまうのでしょうか? 少しでも楽をして、手を抜いて、コストをカットして、完成品の帳尻を合わせるからでしょうか? バレなければいいという、小学生並みの脳みそしか持ち合わせていないのでしょうか? そもそも、プロの領域に行くことができないスキルなのでしょうか? 値切って安く発注する側にも問題があるかもしれませんが、よく聞く話である以上、プロとしては「二の轍を踏まない」という事も重要であることは間違いありません。

プロの生きる道

事務職だろうが、アルバイトだろうが、何かの作業をするにおいて、プロ意識を持つことは誰にでも出来ます。 マインドやモチベーションの上がらない仕事において、この意識が発揮できる人がたまにいますが、きっと彼らは、どんな仕事をしても楽しんで、感謝されるに違いありませんね。 そんな人生歩んでみたくないですか?

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