仕様が決まってないので作業できませんというエンジニア

2015年7月17日

エンジニア テクノロジー マインド

仕事をしていると、毎日聞こえてくるおまじないのようなセリフですが、とても違和感を覚えるので、エンジニアの方に同じ失敗をしてもらいたくないので、メモしておきます。

仕様はエンジニアが決めるのが鉄則

技術が分からない人が仕様を決めているのであれば、その環境では日々、トラブル対応に追われていると思います。 すぐに体制を見直しましょう。 また、ディレクターが存在する環境でこのセリフが出ているのであれば、ディレクターがボンクラなのか、問い合わせが経路をすっ飛ばされているのでしょう。 プロジェクト体制を見直しましょう。

仕様を決められないエンジニアが存在する

そもそも、どのような状況でも、エンジニアに依頼される内容は、まず、出来るか出来ないかの判断を求められる。 しかし、現実には、白黒ハッキリしない答えもあり、明確に出来る、出来ないの他に、条件付きで出来る。というのもある。 もちろんその場合のやりとりで、条件が仕様にないのであれば、不毛なやり取りが想像できるが、エンジニアは自分が仕様決定の権限が無いと思い込んでいる場合が多く、残念な結果に至っている。

仕様以前に楽するエンジニアも多い

全てという訳ではないが、エンジニアは、作業が楽になる可能性の話をする事が多い。 もう一つの可能性を話すと、問題なく実行ができるが、開発作業はとてつもなく大変になる場合、黙っているエンジニアも確かにいる。 技術を知らない人は、もちろんそんな事に気が付かないので、エンジニアの言いなりにする以外にない。 こんな心の入っていないエンジニアは、確かに存在する。 きっと何処の現場でも10人いれば1人ぐらいの割合でいる。

働き蟻の法則

働き蟻の軍団には2割の割合でサボり蟻が必ず出現するそうです。 その2割を除いても、また、新たな2割の蟻がサボり始めるそうです。 きっと自然界の法則なのでしょうね。 法則とはいえ、自分はその2割に入りたくないと考えることも必要でしょうね。

仕様を切りたくないエンジニアの心理

仕様を決めるという事は、そのプログラムに対して、全ての責任が発生するという事。 現場を目の前にしていないエンジニアの多くは、責任を持ちたがりません。 報酬と見合っていないというような事情があれば納得しなくもないが、多くのそういったエンジニアは、技術手当が低いとボヤいている事が多い。 結局、見てる人はちゃんと見てるのである。 残念なのは、そのスタンスで高額報酬を手にしているエンジニアたちだ。

熟練エンジニアの歩む道

どの現場もそうだが、20代の若いエンジニアは、技術に貪欲で、しんどい作業を進んでやる傾向が高い。 40を過ぎた、年配エンジニアは、設計担当か、マネージャーを、行っている場合が多く、この層を、活用させる事に気が付いている経営者はすくない。 大体が、役職につきたての30中頃のプレイングマネージャーの過ちが多い。 勿体ないのは、20代のエンジニアも、こういったエンジニアの下についてしまうと、勘違い地獄から抜け出せなくなる。 エンジニアのプロとして食っていく為には、と考えると、何が良くて悪いかの判断を確実に付けられる事が重要なんですね。 小さい会社だけど大企業病に蝕まれているところ、以外に少なくないですよ。

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