サーバーと言えば、「ビールサーバー」が一番っていう、エンジニアセミナーで毎回聞くダジャレが聞き飽きた、ユゲタです。
あ、あと、サーバー管理者を「サバ缶」っていうダジャレも、もはや死後なのかも。
そして、今どきのイケてるシャレを全く思い浮かばないユゲタなんですが、web開発をしているのに、サーバーやインフラ、ネットワークなんかは苦手で、
自分はプログラマーだと言っている人、エンジニアとして、損をしていますね。
サーバー関連とプログラミングは、もはやセットで考えないと、より良いwebサイトやサービスの構築はできません。
でも、サーバーってどうやって学習すればいいか分からないというエンジニアも多い事から、
今回から何回かに分けて、サーバー学習のコツをブログに書いてみたいと思います。
クラウドとオンプレ
サーバーという言葉を調べていると、大きく分けて「クラウド」と「オンプレ」という2種類に分類される事がわかります。
クラウドというのは、AWS(AmazonWebService)を筆頭にした、web上のサービスで仮想的に立ち上げられているサーバーで、ハードウェアコストなどの環境がソフトウェアになっていて、
利用用金も使った額だけなので、簡易に立ち上げるサービスなどで、簡単で安価に使えるサーバーとして、利用率が増えているようです。
一方、オンプレというのは、サーバー端末をデータセンターや自分の会社などに設置して、それを運用管理する方式の事で、リアルサーバーの事をオンプレという言い方をする人が多いようです。
ちなみに、語源はon premises(オン プレミシズ)の略で、premisesは、直訳すると「敷地内」という意味ですね。
このクラウドサーバーの利用率が令和に入って、半数を超えたという調査結果もあり、企業のクラウドサーバー利用は、今後もどんどん比率が上がっていくことでしょう。
参考 :
総務省 通信利用動向調査(令和2年版)
実は他にも、ホスティングサーバーという形態もあり、サーバー管理会社が立ち上げたサーバーの中の特定のディレクトリと、サーバー内のストレージ容量などをレンタルする方式もあり、
クラウドとオンプレの中間の立ち位置のようにも思えますが、少しややこしいし、ホスティングを利用するぐらいであれば、クラウドを利用したほうがメリットが大きい事が多いので、
気になる人は色々なホスティング会社のパンフレットを見て確認してみてください。
そして、サーバー学習をする上で、クラウドとオンプレのどちらを学習したほうが効率がいいかというと、圧倒的にオンプレ学習をおすすめします。
クラウドは、ソフトウェア上に、仮想のオンプレを構築するイメージなので、オンプレの知識がなければwebにかかれている手順に従って操作をするだけになりますが、
オンプレは、ハードウェアも含めた、サーバーの基礎知識がそのままなので、これを学習しておけば、クラウドは、画面操作を覚えればいいだけというような感じです。
オンプレの何から学習すればいいのか?
本当であれば、サーバーというパソコンの自作からやって、CPUやらメモリ、ストレージなどを把握して学習を進めるのが望ましいのですが、
自宅に余っている古いパソコンをそのままサーバーにするという事でも、十分に学習することができます。
余っているパソコンが無いという人は、今自分が使っているパソコンに、virtualBoxや、VMwereなどのOSを仮想的にインストールできるアプリを入れて、
そこにサーバーOSをインストールすれば、OSとしての学習は可能になります。
サーバーの学習は、とにかくボリュームが多いのですが、一度学習して覚えたことは、今後もほぼ廃れることなくインターネットのサーバー知識として役に立つ内容なので、焦らずじっくりシッカリと学習することをオススメします。
サーバー学習を始める前の気持ちの整理
とにかくまず書籍を購入して、サーバーを覚え始めようとすると、難しい言葉のオンパレードと、全く未知の世界の異次元の領域に足を突っ込んでしまったという、アウェイ感に圧迫されて、逃げ出してしまう人も多いと思います。
とりあえずは、サーバー学習でのおすすめポイントとしては、
1. サーバーOSのインストール
2. webサーバーの構築
3. サーバーコマンドを少しずつ覚えていく(ターミナルになれる)
4. ハードウェアを理解していく
5. ネットワークを理解していく
6. トラブル対応を理解していく
7. サーバーの色んな機能を理解していく
手順は、この通りでなくても良いのですが、まずはwebサーバーを立ち上げてその周辺を理解していくことが近道のように思います。
個人的にサーバーが理解できると、インターネットもパソコンにも詳しくなれるので、ITに強くなる事ができるので、
今後の世の中にITが必須であると考えると、サーバーの学習は、悪くないデジタル学習であり、実は必須の学問であるとも考えています。
ITリテラシーが低いと自覚している人、苦手意識を克服して、デジタルに強い側の人になってみませんか?
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