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ラジオで一人何役もこなしている、ユゲタです。
以前よりPodcastでやっているラジオ番組で、番組冒頭に「プログラマー狩り」というふざけたプチコントをやっていて、まあまあリスナーに喜んでもらっているコーナーでもあります。
大体、毎回4人の登場人物が出てきて会話をしていますが、コレ全部ユゲタ一人で収録をして、GarageBandでボイスチェンジをしているという裏話をしたいと思います。
ユゲタのラジオ番組「
プログラミング学習に役立つ、ナンチャッテ・ラジオ」
GarageBandがすこぶる便利な話
ラジオ番組の収録は、編集から仕上げまで全て、GarageBandでおこなっていますが、これまで色々な方法を試してみたのですが、最終的に落ち着いたのがこの方法です。
これは、インターネット経由で番組収録をする方法というのも条件に加わりますが、一人で収録をするときも、相手がインターネット上にいるときも、できるだけMacのGarageBandを使っていますが、
これが別のmp3録音ソフトを使うと、何故か、時間ズレが発生して、編集がめちゃくちゃ大変になるという事も経験しました。
GarageBandに収録を統一すれば、このズレはほぼなく、精度が安定します。
あと、色々な機能も持っていたり、無料で使えるBGMなんかもたくさん備わっているので、かなり優秀な音源編集ソフトであると思っています。
音楽を演る人であれば、GarageBandを使って、楽器を繋いでmidi収録をしたり、楽しい楽曲作成をしたりできるのですが、
残念ながら、MacOSだけでの環境なんですね。
windowsの人、ごめんなさい、今回のブログは、MacOSを使っている人だけの情報になります。
ボイスチェンジャー機能
使い慣れて色々な機能を試している内に、ボイスチェンジャー機能を発見して、ラジオ番組で使えると思ってやっているのですが、
この機能あまりメジャーではないので、やり方の備忘録として、説明しておきますね。
手順1「ガレージバンド起動」
ガレージバンドで新規ファイルからスタートします。
適当なトラックに対して、エフェクトを付けるやり方でボイスチェンジさせたいと思います。
手順2「マスター設定画面の表示」
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トラックを選択して、画面左上の左から3つ目のアイコンをクリックすると、画面下部がこの画像のようになります。
手順3「プラグイン選択」
そして、「マスター」「Output」が選択されいる状態にして、「プラグイン」の箇所に何個かのリストが表示されているかと思いますが、このリストの一番下アイコンのさらに下の縁のところをクリックすると、
新しくプラグインが追加できます。
手順4「Pitch設定」
「Pitch」「Vocal Transfer」と選択すると、次のようなダイアログが表示されます。
手順5「値セット」
PitchとFormandの値を好きな値に変更すると、それに合わせて、そのトラックの声が変更されています。
Pitchは、+値にすると、声のトーンが固くなり、-にすると低いトーンになります。
Formantは、+の値にすると、鼻にかかったような声の感じで「黒柳徹子」のようになります。-の値は、ダンボールの中で話すようなこもった声になります。
この2つの値の組み合わせで声を面白いようにコントロールすることができるので、これでラジオ番組で一人何役もこなせるという感じですね。
また、元の声にも依存するので、どの値でどのような声になるかは、ご自身の声や色々なサンプルを元に、値を見極めてみてください。
やってみてわかったこと
自分が素撮りした声を、ボイスチェンジして、それらを会話のように並べてみると、本当に別人が会話しているような感じが、味わえるので、
編集者の気分が味わえます。
これで、感動大作のラジオドラマなんか作ったら、面白いだろうな・・・
あ、でも、それはシナリオが重要なんで、ボイスチェンジは、あくまでアクターの役割ですからね。
今後のラジオも楽しめそうです。
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