非常に強烈なタイトルの書籍がテレビで紹介されていたので、Amazonでポチりました。
表紙にある見出しで、「人間関係を思い通りにし、最高のパフォーマンスを実現する方法」という文句も気に入ったので、購入したのですが、確かにこれまで周囲のアホに振り回されて時間と労力を無駄に過ごした経験もあり、この本に書かれている内容がどれだけ共感できるかを楽しみに読み、結果読んで良かったという内容だったので、ブログに残しておきたくなって記事を書くことにしました。
内容紹介
この本の基本的なアホの定義として「理不尽に接してくる人」の事と捉えられます。
そして、こうしたアホな人と下記のような内容で構成されています。
いかに関わらずに日々を過ごすかという章
いかに円滑に対応するかという章
味方につけてしまうという章
きちんと評価して目を養うという章
その他アホに関する知識
「孫氏の兵法」が書籍内で度々紹介されていますが、戦わずして勝つことの美学が書かれているこの書籍は人気書籍の為、積読書に入っていたので、改めて読むモチベーションが湧きました。
また、書籍内で紹介されている項目で「デールカーネギーの人を動かす3原則」というのが非常に心に刺さったので紹介しておくと、
・避難するな
・認めよ
・相手の欲しがるものを理解せよ
相手をよく観察し、理解し、その先に相手の振る舞いをコントロールするという心理学に近い理論なのですが、こうしたテクニックは改めてヒューマンスキルとして必須であることが理解できました。
ググってみると、細かく紹介してくれているページもあったので、気になる人は熟読してみてください。
https://www.sbbit.jp/article/cont1/32691
他にも、シリコンバレーで言われている「大失敗ほどレジュメに書くべき最高にクールなことはない」という言葉が記憶に残りましたね。
失敗をするという事を否定しがちなのも「アホ」という事であるし、失敗したことをきちんと我が物として捉えられるとアホが見極めやすくなるという事も、自分の過去の経験から非常に腹落ちする内容でした。
感想
アホに振り回されないためには、自分がアホであってはいけないという事もこの書籍からわかるのですが、後半に書かれているアホとの向き合い方などを書籍を通して理解できると、ちょっとアホな人が好きになる感じもありました。
そして、人間は欲求で周囲が見えなくなっている人がいかに多いかという事はよく分かるのですが、理不尽が無い世の中というのも考えにくい非現実でもあるので、この書籍で言われるアホをいかに理解して、いかに操って、彼らの評価を自分できちんと行えるかという事が人生の成功者になるということを改めて学ばせていただきました。
面と向かって「アホ」とは言いづらいですが、どうしても心の中で相手に向かって「アホ」と思ってしまうこともありますが、アホを敵対してしまう事もまた自分がアホであるという事になりかねないので、「愛すべきアホ」として捉えてみる工夫もこの本のテクニックで書かれているので、日々イライラしている人など、読んで見る価値はあるかもしれません。
イライラ解消法としても、自分再発見としても、よくまとめられているので、是非一読してもらいたいですね。
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