マネージャーって聞くと、高校野球を思い浮かべるのは、まだまだ若い証拠かもしれないが、会社員であれば、課長とか、主任とか、思い浮かべるかもしれない。
マネジメントというと、言い方を変えただけだが、なんだか非常に難しく聞こえる。
でも、仕事っていう感じがする。
そしてマネジメントって、いったいどういうモノなのか、今一度考え直してみて、世の中において、自分は一歩上のマネジメント理論を持てるようになってたいので、その視点で考えてみる。
マネージャーを考える
マネージャーは、会社で言うところは課長、課という組織の末端のグループ(チームってところもあるかも)の長なので、グループリーダーですね。
なので、この課の運営を任されている人という事になります。
同時にこの課に努めているメンバーの面倒を見るべき管理者という事ですね。
当たり前ですが、これが理解できていない人が多いようだ。
リーダーとは、メンバーの上に立つ人と考えがちだが、部活で言うところのマネージャーは、部員の汚れたユニフォームを洗濯したり、ボールを磨いたり、何だか雑用係の印象が強い。
同じマネージャーなのに、何故こんなに印象が違うのか???
僕の考えでは、マネージャーである以上、同じであると考えてみるほうが自然だ。
そして、部活のメンバーであれ、会社のメンバーであれ、その人達をサポートする役割と認識するのがいいだろう。
サポートとは洗濯することでも、威張り散らすことでも、上から目線を浴びせるのでもなく、メンバーが活動しやすいようにサポートする事、いわゆる雑用も含まれるが、そうした環境を作る役割と認識しましょう。
マネージャーとは、チーム内をサポートする人の事
マネジメントの種類
マネージャーである以上、以下のような事を視野においてマネジメントを行ってみよう。
・人材マネジメント
・業績マネジメント
・業務マネジメント
・リスクマネジメント
人材マネジメント
家庭で親が子供にしつけを行うというのは、子供が外に出た時に恥ずかしくないようにする為であり、それは本人の為でもある。
会社の人材マネジメントは、その会社において、作業をするだけの人材教育をすればいいというものではなく、そのマネージャーの人となり、その課の外に出た時に、どのように立ち振る舞うべきかというお行儀を躾ける事と認識しましょう。
マネージャーにその素養がなければ、この躾は間違った教え方してしまうこともあるので、そこは任命責任ということで・・・
業績マネジメント
会社で仕事をする以上、売上に対してのコスト感などを理解して、利益が出る事を追求する必要があります。
そのために、その課が何をすべきかは意外とよその部署の方が外から見ているとよく分かるようですが、その言葉をちゃんと聞き入れるかどうかがマネージャーの器の大きさであり、その先の伸び率であり、マネジメントスキルの高さであると考えてみましょう。
業務マネジメント
人材マネジメントと似ていますが、会社で仕事をするという事は、いわゆる生活をするという事になります。
多くの人が、自宅で過ごす時間よりも、会社で過ごす時間の方が長いと思いますが、そうした生活を規律正しくできるかどうかはマネージャーの腕次第にかかっています。
この時に、メンバーの事を悪く言っているマネージャーがいるとしたら、とんでもない間違った考え方をしているので、マネジメント教育を行わなければいけませんね。
リスクマネジメント
リスクマネジメントは、石橋を叩いて渡る手堅い仕事の進め方なのですが、若手はこうした思考が低い為、マネージャーとしてちゃんとサポートできるかどうかが、チームが成功できるかどうかにかかっています。
イケてるマネージャーとダメなマネージャー
会社のマネジメントは役職者として扱われますが、エンジニアが「スペシャリスト」という技術職であるのに対し、マネジメント職は「ゼネラリスト」という風に言われています。
ボク個人の意見としては、どちらも、部下や後輩を育成しなければ行けないし、組織に対して上司という器を保持する事を担保しなくてはならないので、これを明確に分けなければいけないという組織は、かなり一辺倒な考え方に凝り固まっていると思われます。
そして、若いうちからマネジメントを行う場合、もともとリーダーシップが備わっている場合は問題ないのですが、そうでない場合は、かなりの確率でパワハラに発展する傾向がある為、マネージャーの上位にメンターを配置する方がいいでしょう。
縦社会において、マネージャーは、その上位の役職者を見習わなければならない雰囲気がありますが、出来ることであれば、しっかりマネジメント理論を自分で本を読んだり、他社の役職者と話をして身につけることをオススメします。
イケてるマネージャーは、部外者からの意見を聞く器を持っている人で、
ダメなマネージャーは、人に物事を任せられない人
個人的には、これを結論にしています。
0 件のコメント:
コメントを投稿