否定派のイノベーション

2015年10月12日

コミュニケーション

ブレインストーミングをアイデア出し、ブラッシュアップ、マインドマップ共有として行う事はとても前向きなミーティングだと思います。 そのような会議の時に、必ず守らなければならない絶対ルールがあります。

ブレストの鉄則

人の意見を絶対に否定しない。
これは、本音をぶつけるミーティングという本質と逆なように思えますが、否定派がいた時点で、その会議は残念な結果に終わる事でしょう。

反対意見の飛び交う会議の行く末

もしも、会議で何かを決める事がゴールだとしたら、恐らく最後は、多数決を行っているでしょう。 本音をたらふくぶつけ合い、自分の言いたい事を言って、アドレナリンを出し、否定した直後は、気持ち良さに酔いしれている事でしょう。 否定された側も、他の意見に劣等感を感じるか、反撃に転じる事も少なくないはずです。

否定なしでは本音トークが出来ない

アイデア出し会議で、出てきた意見に全て「イイね」を付けていては、決まるものも決まらない。 という考えの人が1人でもいた時点で、会議メンバーの失敗になります。 実は、会議の本質は、全て「イイね」を付けた状態からスタートなのです。 ちなみに、自分のアイデアを謙遜したり、躊躇したり、劣っていると感じた部分を自己否定する事も、ルール違反です。

大人と子供の違い

三本の矢の話にある通り、1人よりも2人、3人と、増えるほど、ベキ上に大きくなる事は、単純に足し算する事よりも素晴らしい事は、誰が考えてもわかると思いますが、 アイデア段階の物を、○か×か、決める事は、子供の発想でしかありません。 大人な考え方としては、アイデアをより、自分なりにアレンジしたらどうなるか考える事なのです。 人間関係や、敵対意識、好き嫌いなどの私情が挟まると、おのずと悪い方向になりがちですが、大人な対応を心がけてみましょう。

アイデアの掛け合わせ

足し算よりも掛け算、乗算の方がより大きくなる事が分かっていれば、出てきたアイデアを一つでも無駄にせず、大きくするコツが分かってくると思います。 1日ひとつでもいいので、是非、アイデア日記を付けてみましょう、小さなアイデアの大切さと、他人のアイデアの重要性に気付くと思います。

アイデアの宝庫になるためには

メンバーに肯定派教育を行いましょう。 強制的に否定禁止ではなく、 心の底からの工程ができるという人材育成です。 合言葉は、
Good & more
ですね。 決して
Bad
が無い環境を作ってみましょう。

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