最近、自動化という言葉を至る所で耳にするようになりました。
自動化とは、読んで字のごとく、自動的に物事を処理することで、エクセルのマクロや、プログラミングによるITの自動化、
ピタゴラ装置で有名な、ループ・ゴールドバーグ・マシン、などがあるが、どれも普通の人では手が出ないというシロモノです。
自動化はエンジニアの特権
どの仕組みでも、それなりのエンジニアリングスキルが必要とされ、スキルのない人は手が出せないという実態がありましたが、
最近では、電子工学でさえ、ソフトウェアと同じ感覚で行えるという、簡単構成になってきて、
言わば誰でも少し頑張れば自動化出来る状態にあるということです。
作業の簡略化
自動化と聞くと、行なう作業を、コンピュータにやらせて、早く、確実に、ミスなく行うというものです。
しかし、、なかなか完璧なものは作れないもので、最初は、実際に行うよりも、時間をかけてしまうものです。
でも、2回目以降は自動化されれば御の字ですよね。
怖いのは失敗するとき
自動化で失敗はつきものですが、コンピュータが行う失敗というのは、本当にタチが悪く、失敗=暴走、という事になります。
コンピュータは、失敗している認識が無いので、仮に誤った操作を行ったとしても、躊躇する事なく、突き進んでしまいます。
まるで、笑顔で人を殺めている、戦時中のような状況です。
この時点で、dry-runという、仮実行であれば、データなどは書き換わらず、実際には実行されていないという状態で救われますが、
たまに、いきなり本番という、エンジニアも、いるのは間違いありません。
ロールバックの重要性
仮にデータが書き換えられても、元データが存在して、復旧が可能であれば問題無いという事を重視すれば、
作業時間が少しでも少なく済む、本番テストという考え方も一理あるとは思います。
しかし、どの様な結果になるかは、見当がつか無い場合は、確実なロールバック、巻き戻し手順、変更前データの確保、など、石橋を叩く事を、物凄くお勧めします。
わかっているのに、めんどくさかったり、油断している事は、後の言い訳では全く通じ無いので、データも人生と同じで後戻りでき無いという事を認識くださいね。
人生もロールバックできると、いいのにね。
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