Shellで構築するSQL「ShellQL」を作ってみる #2「csv2json」

2015/08/19

Shell テクノロジー プログラミング

t f B! P L
CSVファイルをJSONファイルに変換するshellスクリプトです。

概要

csvとjsonの大きな違いは、csvは配列的なカラム情報に対して、jsonは連想配列的なカラム構造になる点だろう。 csvファイルのまま、レコード内でのカラムを配列にしてもいいのだが、それだとjson構造にする必要があまりないので、自動でkey値を付与する仕様とする。 また、key値は、任意でセットできるようにすることで、利便性を増すようにしたいと思う。

プログラム

#!/bin/bash #save-fileName saveFile="$1.json" ##column keys=(`echo $2 | tr -s ',' ' '`) while read line do ##shell # value-convert line=`echo $line | sed -e 's/\s/\&nbsp\;/g'` line=`echo $line | sed -e "s/\'/\&\#39\;/g"` line=`echo $line | sed -e 's/\"/\&\#34\;/g'` # set:array arr=(`echo $line | tr -s ',' ' '`) json="" for ((i=0;i< ${#arr[*]};i++)) do #key-check if [ -n "${keys[$i]}" ];then key=${keys[$i]} else key="key-$i" fi #echo "${key}:${arr[$i]}" #json-checl if [ -n "${json}" ];then json=$json",\"$key\":\"${arr[$i]}\"" else json="\"$key\":\"${arr[$i]}\"" fi done #print echo "{$json}" >> ${saveFile} done< $1

使い方

# 元ファイル「hoge.csv」 0,001,abcdefg,test1 0,002,hijklmn,test2 0,003,opqrstu,test3 # 処理実行 $ bash csv2json.sh hoge.csv flg,id,name,value,memo # 出力 「hoge.csv.json」 {"flg":"0","id":"001","name":"abcdefg","value":"test1"} {"flg":"0","id":"002","name":"hijklmn","value":"test2"} {"flg":"0","id":"003","name":"opqrstu","value":"test3"}

注意点

配列を使っているため、shではなくbashで対応してます。 起動コマンドで間違えないようにしましょう。 あと、今回使用できるCSVのの形式は、項目ないの改行や、"(クォーテーション)の対応をしていません。 あくまで「,(カンマ)」で区切られたレコードを分割するという事を前提にしています。

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