あまり人から好かれない自分は、常に文句ばかり言っているという事に気がついた下駄です。
文句は思っても言わないに限ります。
ネットなどでの炎上や批判などは、何かしらの文句から始まることも少なくないはずです。
自分に対してイチャモンを付けられるって、気分がいいわけないですからね。
ということで、しばらく何でも褒めて褒めて褒めまくるようにやってみようと思います。
何かが変わるかな?
ホームページを作って欲しいと依頼があった。
そんな事を考えていたら、地元のビジネスセンターで知り合った方から、「ホームページを作って欲しい」とのご依頼をいただきました。
その方もIT関連の仕事をしているけど、どちらかというと、コンテンツ制作のマネジメントを行っている人で、ITの知識は自分の作業の周辺しかわからないのだそうです。
その方は、会社を立ち上げて1年ほど経つのですが、起業直後に知り合いに作ってもらったホームページがペラ一枚で何の機能も無かったため、もう少しホームページを充実させたいとの事で、補助金の申請を行って採択までされたとのことでリニューアルを決めたのだそうです。
ただ、僕に連絡をいただける前に、元々のホームページを作ってくれたエンジニアの方に頼んでみた所、動画再生をする機能をホームページに設置するというのが技術的にできないと言うことで、色々揉めた結果、そのエンジニアにはお願いせずに僕に相談をしてきたのだそうです。
行った言わない系の話なのだそうですが、よくある話ですね。
よくよく話を聞いてみると、そのエンジニアの方のコミュニケーション能力と技術力も疑わしい為、その方にお金を払って依頼しなくて良かったと思いますね。
会社のホームページの在り方を考える
そして、実際にホームページ制作するには、色々と聞いておかないといけないことも多いため、打ち合わせをしてデザインやら機能やら、方向性などを決めていかなければいけません。
その際に依頼者の方に、「どういったホームページにしたいですか?」と聞くと、いくつか「こーしたい!!!」という機能や文言など、これまでのホームページで足りていなかった事を話してくれたのですが、僕が個人的に「何だか物足りない・・・」と感じたので、「こーしたらどうですか?」というような提案もしていくような会話のキャッチボールをしていき、次第にホームページの概要が見えてきたんですが、
ふとしたタイミングに、依頼者の方が、「ホームページにあまりごちゃごちゃした機能を追加したくないのでシンプルでいいですよ」と言われた所が非常に気になりました。
確かにこうした要望をされる会社の方は、たまにいらっしゃって、ホームページ制作の料金を抑えたくて言っている場合と、シンプルイズベスト系のデザイン思考で言っている場合があるようですが、今回はそのどちらでもなく、話を聞いた結果僕のほうで出したのは、
「どんなホームページを作ったら良いか自分でも理解できていない」という系だと判明しました。
以前のホームページを見てみるとGoogleAnaliticsタグも入っておらず、本当に2000年初頭ぐらいのマイホームページのような感じのページだったため、「会社のホームページって必ずマーケティング思想が必要」ということを少しだけお話させていただきました。
マーケティング思想とは?
会社のホームページを作ると言う事は2つの意味を持つことになります。
1. 会社を知らない人に対してどんな会社なのかをお伝えすること
インターネット検索エンジンなどからキーワードヒットして来訪してきた人に、このサイト(ページ)は、何の情報ページなのか、どんな会社のページなのか、どんな人がこのサイトを運営(情報発信)しているのかを、伝える必要があります。
この時点で、営業活動における「集客」と同じ意味をなしていて、ビジネスになるかどうかは置いといて、少なくともそのWEBサイトの何かしらのキーワードを検索して見に来ているわけで、テレアポして営業活動をするよりはよほどビジネスに繋がる可能性の高いインバウンドマーケティングに成り得ます。
2. 会社を知っている人に対してビジネスにおける情報をお伝えする事
知人や名刺交換をした人などが、お渡しした名刺に書かれているホームページURLを入力して、自分の会社を見に来てくれる事がありますが、その際に直接会った時にお話できなかったような内容などを伝えることができます。
どの会社でも、初めて会った人に会社の説明をするのって、せいぜい30秒程度ぐらいだと思います。
もちろん1on1で1時間ぐらいじっくり話をする場合もあると思いますが、実際に会社のパンフレットとかを広げて説明をされる方も多いと思いますが、そのパンフレットが大事にしまわれることは少なく、コスト面を考えるとホームページに全く同じ情報料を掲載することも可能だし、見たい人が見たい情報だけを人で見ることの出来るWEBサイトの方が、いらないストレスを与えること無く情報提供ができる事も少なく有りません。
ペルソナを考えてみるとわかるホームページの作り方
ホームページを見に来る人(見て欲しい人)の細かな特徴を「
ペルソナ」としてリストアップしてみると、ホームページにどういった機能が必要なのか、どういうデザインにするべきなのかが見えてきます。
もちろん、ビジネスのホームページ以外でも、こうした思考は必要です。
会社の事を知りたいと思っても、「お問い合わせページ」が存在しないホームページだと、何の意味も無いホームページと言われても仕方がありません。
インターネットが誰もが使えるようになった時点で、企業のホームページは、会社のパンフレット以上の働きをしてくれるようになりました。
実際に見に来てくれた人が、自分の欲しかった情報が取得できると、そのサイトに感謝をするし、その会社に仕事を依頼したくなる事もあります。
本来ホームーページとは、情報提供からマッチングまでを行うキャパを備えているいいツールなんですね。
ホームページを作るのは何のため?
どうせホームページを作るのであれば、営業の一環である集客を出来る限り行ってもらえるのであれば、願ったり叶ったりだと思います。
起業する時に、なんとなくホームページを作らなきゃ・・・という思想で作られたホームページと、集客を意識して作られたホームページでは、全く違った仕上がりになることは容易に想像できますし、実際に世の中に意味のないホームページも数多く見受けられます。
(どこのページとは言いませんが・・・)
ITが苦手な人はどうしても「WEBマーケティング」やら「SEO」やら、難しいIT用語や概念が分からないという事も多いと思います。
でも、今どきの企業はホームページを持たなければいけないという認識はあるようなので、そうした自分で出来ないことはプロにおまかせするしかありません。
実際に今回ご相談された方のように、エンジニア選びで失敗する人もいるかもしれませんが、そこは、家を立ててくれる大工さんに当たり外れがあるように、ITエンジニアにも大きく当たり外れがあります。
もちろん、気心がしれた人の中にこうした相談ができる人がいればいいのですが、そうした人がいない場合でも、相談だけなら無料で行ってくれる会社は数多くあるので(僕の会社もそれ系ですが・・・)まずは費用感から、WEBマーケティングの可能性などを相談してみてはいかがでしょうか?
有り難いことに、僕もお仕事を依頼していただいて、その会社のビジネスツールを構築させていただけることになったので、またもや事例が一つ増えたことになります。
世の中、ポジティブに行って、感謝することで、大体のことがプラスに転じるものなんですね・・・良く言い過ぎ?
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