人との会話で理解しづらい点を極力無くすコミュニケーション・テクニック

2018/07/01

コミュニケーション 日記

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色々な人と話をしていると、「この人何を言っているかよく分からない」というタイプの人いませんか? 別にその人の事を嫌っているわけでもなく、その人が言語的に未熟なわけでは無いのですが、話をすると、途端に理解しづらい自分がいることに気がつく事があります。(もしかしたら僕だけかも・・・) もちろん、その人の説明が下手くそな場合もありますが、自分の理解力が乏しい場合もあります。 僕もそんなにコミュニケーションが得意なわけでは無いのですが、とある人から言われた言葉をキッカケで、人との話の理解力が高くなった実感が持てたので、今回はその内容をブログに書いておきます。 ちなみに、自分で話が苦手と認識している人は、以前ブログに書いたブログも合わせて参考にしてくださいませ。 人に質問をする時のコツ(人から好かれる質問の仕方と、嫌われる質問の仕方)

分からないことは聞けばいいだけ

そうです、とある人から言われたのは、「分からなければ聞けばいいじゃん」という内容でした。 当たり前すぎて目から鱗だったのですが、それまでの僕は、分かりにくい話をする人に、「この人話が下手くそだなあ・・・」と見下していました。 相手が上手に話すべきという固定概念にとらわれていたんですね。 人は自分の持っている言葉郡を組み合わせて話すのですが、その中の単語チョイスが、受け手側に無い単語だったり、最近の造語だったり、IT系で多いアルファベット略語だったりすると、その後の話が全く頭に入ってこなくなります。 もちろん話し手が、受け手のわかる単語をチョイスするというのは、会話テックニックで最低限の当たり前お作法なのですが、それでは受け手側は何もコントロールできないので、分からない単語や話が出た時に、キチンと質問できるようにしなければいけません。 僕も普段から気をつけないと考えているのは、分からない単語が出た時に、質問をして遮ってしまうと、話の腰を折ってしまうと考えて、前後の話の文脈を考えて、その単語の意味を想像して、いい感じの相槌を打つという流れ重視で行なっていましたが、実はこれが非常によろしく無い為、最近では、話を遮ってでも、自分の知らない単語を聞き返す様にしています。 もちろん、単語を知らないのは、自分の勉強不足なのですが、造語などの場合は、相手の落ち度でもあるんですが、そこは100歩下がって、「勉強不足」を前面に出して質問をしてみましょう。 ちなみに、以前僕の上司で造語が大好きな上司がいて、「プリントアウトを、P.O.」「緊急ミーティングを、Q.M.」「なるはやを、ASAP」ととにかくアルファベット略語が大好きな業界人ぽい人がいました。 毎日の会話が非常に疲れましたが、たまにそれを別の人に使っている自分に気が付いてギョッとした経験があります。

オープンクエスチョンとクローズドクエスチョン

相手に対する分からない質問は、「オープンクエスチョン」と「クローズドクエスチョン」を意識すると、会話がスムーズになり、理解度もより増す事ができるので、このテクニックを覚えておきましょう。

オープンクエスチョンとは?

オープンクオスチョンというのは、相手に説明を求める時の自由返答の質問です。
自分:「好きな食べ物はなんですか?」 相手:「カレーライスです。」
自分:「得意なプログラム言語は何ですか?」 相手:「AWK言語です」

クローズドクエスチョンとは?

「Yes」「No」だけで返答できるようにする質問です。
自分:「カレーライスは好きですか?」 相手:「Yes」
自分:「PHP言語は普段使いますか?」 相手:「いいえ」
ここで考えたいのは、オープンクエスチョンは、相手の答え次第で会話として方向性が定まりにくく、会話の主導権を相手にもっていかれてしまうという事があるため、ビジネスの場ではクローズドクエスチョンを使う方が会話がスムーズに進む様です。 ただし、クローズドクエスチョンは、完全にこちらが、会話をコントロールしないと、相手はyes,noしか言わない為、退屈に感じる場面もでてきます。 上級テクニックとしては、オープンクエスチョンで且つその返答がどうなっても、きちんと会話の流れをコントロールできるようになるというのが重要です。

オープンクエスチョンとクローズドクエスチョンの良いとこ取り

人との会話の意味が分からない時に、話の腰を折ってでもしなければならない質問としては、クローズドクエスチョンの方がいいのですが、そもそも、言葉の意味が分からないので、オープンクエスチョンになりがちです。 そんな時に、オープンクエスチョンとクローズドクエスチョンの良いところだけを使った質問テクニックがあります。 それは、「答えの幅を限定する様なオープン型クエスチョン」です。 例えば、ビジネスの話をしていて、相手が自分の行なっているサービスの説明をしているが、言っている単語なども含めて業界などもよく分からない場合、
自分:「それって、〇〇っていうジャンルですか?」 相手:「違います、△△ですよ。」
これは自分が出した単語に対して相手が補正する形になるので、相手に対して言葉のフォーマットを無意識に自分が決めている話し方です。 要するに「何ですか?」という聞き方ではなく、自分の知っている知識の例を出す事で、相手に合わせてもらうという事なんですね。 少し上級テクニックに聞こえるかもしれませんが、お互いに知っている単語を出し合うだけなので、慣れればさほど難しくありません。 そして、相互に話が理解しやすくなりますので、会話自体の難易度が下がってくれるので、意識してみることをお勧めします。 「会話上手は付き合い上手」人の魅力は会話にあると言っても過言ではありません。 相手に不快感を与えずにお互いに理解しあえる楽しさが理解できると、自然とどんどん成長する自分を感じる事ができますよ。

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