子供の頃に、学校の先生から、「毎日コツコツ勉強しなさい」と言われた経験は誰にでもあると思いますが、社会人になってようやくそれを理解できるようになりました。
毎日コツコツ何かをすることは、何に対しても有効であり、明らかにそれが出来る人と出来ない人に別れ、できる人は確実に成長し、成功するという事。
コツコツするコト
毎日コツコツする内容には以下のような事があります。
・英語などの語学勉強
・仕事など身につけないといけない知識
・ダイエットや筋トレなどの日々の習慣
・部屋や周辺の片付けや掃除
・お金に関する貯蓄
・家庭菜園などの花や植物の育成
・子供の教育
なんだか、もっともっとありそうですね。
コツコツ習慣を身につけるメリット
書いていて気がついたんですが、こうした事を毎日コツコツ行うということは、その先に自分の為になる事が多く、積上げることが大きな成果になる事がほとんどです。
当たり前ですが、コツコツする習慣を身につけられた先には、そのコトに対して成長する曲線が比例的になります。
成長曲線が止まっている人に比べて、毎日成長する人と、成長が止まっている人・・・
成長する事が悪いと思う人は少ないと思うし、成長しないことを望む人間がいるというのも、考えにくい事ですね。
人は、行きていく上でお金を得るための次に大事にする事は、成長することだと心理学で聞いたことがありますが、生活に必要なお金と、心に必要な成長という考え方ですね。
成長する喜びを感じられるのも、コツコツ習慣を身に着けた人のメリットではないでしょうか。
コツコツできない人の特徴
コツコツ習慣をできる人できない人を比べてみると、出来る方が良いに決まっているのに、できない人は何故出来ないのかを考えてみましょう。
出来る人は、明らかに成功に向かって一直線に向かっている印象を持てますが、できない人は、自分に自信がない、または自信がアリすぎて、いつでもやり始められるという考え方の人が多いでしょう。
自分に自信がない人
自分に自信がない人は、「どうせ・・・」や「自分なんか・・・」という口癖が特徴です。
人に相談する時にネガティブ発言をする上、自分で何かを始めるという事ができず、いつも他人に背中を押して貰うタイプは、自らコツコツする事に向いていないと思い込んでしまうようです。
自信がありすぎる人
このタイプも危険で、一見自信がない人とは逆に思われますが、コツコツできないタイプとしては、同じタイプなのですね。
「自分は勉強すれば出来るタイプ」とか「痩せようと思えばいつでも痩せられる」と思いこんでいて、結局は何も始められていないという人なのです。
この2つのタイプに見られる特徴は、周囲からの自分が全く見えていないという点で、結局はコツコツ習慣を身に着けられず、成長できないという事になってしまいます。
ダメなコツコツ
毎日コツコツ続けることが全て良いことであるとは限りません。
・タバコ
・お酒
・ギャンブル
・借金
・人に迷惑をかけてしまう行為
当たり前のように思えますが、これらが習慣化されてしまっている人は、中々この習慣から離れられなくなります。
不思議なことに、これらの事を習慣化している人は、前述した、「自信がありすぎる人」が多いのです。
これらの習慣を、何かしらの理屈に結びつけて、自分を正当化している発言をよく聞きます。
よくある言い訳としては「他人には迷惑を掛けていない」という言い分ですが、それは周囲の人に判断してもらうといいでしょう。
義務と習慣
勉強などを始める時に、学生時代は、「やらされている」という思考が何故か先に立ってしまいます。
自分で望んで勉強しないからやらされてしまうんですが、独立した人間が勉強するという時に、自分で学びたいという意識が芽生えて、非常に心理的に有効な勉学状態になります。
毎日コツコツ何かをやる時に、義務として何かをやるのと、自分の習慣として行っているかで、成長曲線が大きく変わるという事を理解しておきましょう。
ダイエットをやる時も、自分のためなんですが、義務として行なってしまうと、理想の体重に達した時に、義務が終了して、ダイエットを終了してしまうでしょう。
そして、きっとリバウンドしてしまうのですが、逆に習慣にするというのは、一生その生活習慣で過ごす事を当たり前にしてしまうので、リバウンドしない成果を得られます。
明確な違いは、ゴールを設定するかどうかなんですが、毎日コツコツ行って成長をしていくコツは、「ゴールをセットせずに、一生続けられる習慣化すること」だったんですね。
そうした習慣を身につける事に喜びを感じられるようになったら、もしかしたら、本当の世の中の勝ち組なのかもしれません。
0 件のコメント:
コメントを投稿