先日より、自宅にある積ん読書籍のデジタル化を推奨しつつ実行しているんですが、ハードディスクに溜め込んだ書籍をパソコンで読むだけでは、なかなか読書って進まないことに気が付きました。
自宅書籍が多すぎるのでSCANして自分専用デジタル図書館を構築のススメ
読書をすすめるためには、以下のような条件をクリアする必要があります。
手元にあるスマートフォンやタブレットで読めること
kindleなどのリーディングデバイスで読めること
自宅内でも屋外でも読めること
ちなみに、kindleはpdfファイルを端末に保存しておくと、閲覧することができるので、スキャンしたデータがPDFであれば問題なしという判断です。
そして、この条件を満たすために、WEBブラウザで読書ができるシステムが最適なのではないかと考えました。
「ツンドクボン」システムについて
冒頭の理由により、ブラウザで本を表示できるシステムとして、ひとつだけ大きな条件が存在していて、「公開サーバーを使ってシステムを利用する」というものです。
積ん読している書籍をデジタル化したファイルが設置されているサーバに、このシステムを設置し、WEBアクセスできるようにすることで、サーバーの書籍をブラウザアクセスで閲覧することができるようになります。
これは、自宅で使っているインターネット回線でも、NTTの光サービスなどであれば、ルータを少しいじるだけで、公開サーバーを作ることができるのですが、これが難しい人は、今回のシステム設置は難しい為、申し訳ありませんが対象外とさせていただきます。
インストールとサーバーセット
# Server environment
- Linux
Ubuntu
Debian
CentOS
* 書籍ファイル名に日本語を使う場合は、lang=jaを必要とする
- Nginx (apache) + PHP(5.6以上)
* PHPはmb,gdはインストールしておくこと。
# How-to install
1. Githubよりソースコードのダウンロード
$ git clone https://github.com/yugeta/tsundokubon.git
2. サーバーモジュールのインストール
- ImageMagick
- debian系
$ apt-get -y install imagemagick
- centos系
$ yum -y install imagemagick
- unar
- debian系
$ apt-get -y install unar
- centos系
$ yum -y install unar
- xpdf
- debian系
$ apt-get -y install xpdf
- centos系
$ yum -y install xpdf
ソースコード
実際のソースコードは、プロジェクト化して
Githubに置いてます。
ダウンロードしたい人は、下記URLよりgit cloneしてください。
ツンドクボン
こんな使い方
・スキャンした書籍データをサーバーに置いたままブラウザで読める。
・屋外で積読本(スキャンしたデータ)を閲覧可能。
・自分の持っている本の確認(重複購入しないために)
※他にいい使い方を思いついた人がいれば、是非教えてください。
読書機能
・ajax機能(ページ読み込みでいちいちローディングせずに、書籍のページ画像のみの取得ができる)
・PCとモバイルとタブレットどれでも閲覧可能。
・最後まで読んだページ記憶してくれる。
今後も機能は追加していきます。
Githubでプルリクしてくれてもいいですよ。
画面イメージ
TOPページでは、対象サーバー環境のフォルダを辿って、書籍の一覧を閲覧することが出来ます。
書籍で読んでいる本は一度キャッシュされます。キャッシュ状態の本は、赤文字で表示されます。
書籍をクリックすると、ページ毎に画像表示でき、全てのページを次々に切り替えることが可能。
※書籍の画像は、著作権の関係でボカしています。
画面下部のコントローラを使って次のページ、前のページ、本を閉じる、などなど操作できます。
あと、サーバーアクセスができるスマートフォンやタブレットがあれば、そちらで閲覧が可能になる上、自宅ルータをちょっとイジることで、外部からのアクセスを可能にすると、外で書籍閲覧ができるようになります。
Let's enjoy reading !
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