[アルゴリズム] マージソートのプログラミング(Ruby編)

2017/03/27

Python テクノロジー プログラミング 特集

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Ruby言語とPython言語は、コーディングした見た目が誰が書いても分かりやすいと聞くが、いままでそれは、言語的に遊びがないからだと思っていた。 確かにインデントなどの扱いでエラーになる言語なので、単純にインデントだけの話だと思っていたが、今回のプログラムを書いて気がついたのだが、ものの10分程度で完了できた。 基本的にはPHPプログラムのローカライズをしただけなのだが、関数や変数、その他の処理など、そのまま移していくことでほとんどエラーも出ずに完了できた。 そして、コーディングもほぼブレがなく、誰が書いても大体同じという事なのだろう。 C言語やshellなどと違いこんなに早く終わったので、拍子抜けではあるが、とりあえず今回はこんな感じ。

ソースコード

def midPoint(nums) return ((nums.count / 2) + 0.5).floor end def setMerge(arr1 , arr2) arr = [] while arr1.count > 0 || arr2.count > 0 do if arr1.count == 0 then arr.push(arr2.shift) elsif arr2.count == 0 then arr.push(arr1.shift) elsif arr1[0] > arr2[0] then arr.push(arr2.shift) else arr.push(arr1.shift) end end return arr end def mergeSort(numbers) if numbers.count == 0 then numbers = [] elsif numbers.count == 1 then numbers = numbers elsif numbers.count == 2 then if numbers[0] > numbers[1] then tmp = numbers[0] numbers[0] = numbers[1] numbers[1] = tmp end else midNum = midPoint(numbers) arr1 = numbers.slice(0,midNum+1) arr2 = numbers.slice(midNum+1,numbers.count) arr1 = mergeSort(arr1) arr2 = mergeSort(arr2) numbers = setMerge(arr1 , arr2) end return numbers end numbers = [10,2,12,7,16,8,13] print mergeSort(numbers) ,"\n"

実行

$ ruby mergeSort.rb [2, 7, 8, 10, 12, 13, 16]

解説

rubyの小数点切り捨て、四捨五入

return ((nums.count / 2) + 0.5).floor 切り捨ては@.floorで行える。 四捨五入は、0.5を足した後、@.floorすればいい

配列の要素数(length)

arr.count ruby言語は、javascriptのprototypeのような扱いで行えるのが非常に分かりやすい。

配列の追加(push)

arr.pusn(変数 or 配列)

配列の先頭を抜き出す(破壊的処理:shift)

hoge = arr.shift hogeに先頭の値が入り、arrは先頭を抜かした残りの配列になる(要素数が一つ減る)

配列の特定部分の抜き出し(slice)

arr.slice(start-num , count-num) startは配列の要素番号(0スタート)で、countは○文字分になる。 今回のプログラム内では、中間値が要素数で取得しているので、+1をすることで、対応している。

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