今年の初めに新しくノートパソコンを買い替えた時の話です。
昔から使っていたペンタブレットを接続しようと思ってドライバインストールしようとした時に、MacOSXの最新版に適応するタブレットドライバがW社のWEBページに存在しませんでした。
古いドライバという事でダウンロードは出来たのですが、購入したノートPCには正常に適合せず、泣く泣く新しいペンタブレットを購入しなくてはならなくなり、こんな時にドライバのソースコードが公開されていれば、いっそのこと自分で書き直して利用できたのに・・・
と考えましたが、そうなっていない現実に悲しくなりました。
こうした事を考える利用ユーザーは決して少なくないはずです。
そしてソースコード公開するという事はOSSと捉えてよく、世の中の有志がプログラミングする事は少なくないようです。
企業はサポート終了するならOSSを化をひとつの流れとして欲しい
いっその事、こうしたサービス終了した製品のドライバだったり、アプリケーションソースコードは、出来る限りOSS化するという規定にしたらどうだろうか?と考えた。
もちろん知財の保持の為に難しい事はよくわかって入るが、ずっと古い製品でも使い続けているユーザーに対して、製品サポートを打ち切るまではいいとしても、その製品が最新OSに対応しておらず、製品が使えなくなってしまうという事はエコの観点からしても、避ける思考でいてもらいたい。
新しい製品を購入させるようなビジネス構造を主にしているような会社は遅かれ早かれ淘汰されていくのは、誰が考えても理解できると思います。
OSSについて
Open-source software (OSS)
ソースコードが利用可能で、著作権保持者がどんな目的のためでもソフトウェアを、学習、変更、そして配布するための権利を提供するというライセンスに基づいたソフトウェア
wikipedia
オープンソースと聞くと、「無料」と考える人が多いと思いますが、ここにはちゃんと著作権を守る制度になっている事を理解しておきましょう。
OSSライセンスの種類
MIT : ライセンス、著作権の表示
BSD : ライセンス、著作権の表示
Apache v2 : ライセンス、著作権の表示、変更点を示す
MPL 2.0 : ライセンス、著作権の表示、ソースコードの開示
GNU GPL ver2.0 : ライセンス、著作権の表示、変更点を示す、ソースコードの開示
Affero GPL : ライセンス、著作権の表示、変更点を示す、ソースコードの開示
他にもたくさん存在するライセンスの詳細は下記URLで確認できます。
http://qiita.com/tadsan/items/99d816e78ca429093b75
ちなみに、無料のソフトウェアは「フリーソフト」と理解しておきましょう。
サービス終了してOSS化したサービス
Pocket
Mozillaに買収された後、オープンソース化へ
https://ipod.item-get.com/2017/02/pocketmozilla.php
普段、スマホでもPCでも、ブックマークの代わりに使い倒しているので、路線変更されると嫌なのですが、便利になるのであれば、非常にいい事ですね。
そして、Pocketの改良したいポイントなどもあったので、オープンソースプロジェクトに参加するのも面白いかもしれません。
FFFTP
開発終了したFFFTPがオープンソースとして再配布
http://forest.watch.impress.co.jp/docs/news/483244.html
鉄板のFTPコネクトの定番ソフトである「FFFTP」が開発終了された衝撃は今でも覚えていますが、支持者が多い為と思われるオープンソース化が公表されて安心された人も多いのではないでしょうか?
iOS版Chrome
Google、iOS向けChromeをオープンソース化
http://jp.techcrunch.com/2017/02/01/20170131google-open-sources-chrome-for-ios/
Appleの頑固な仕様を打破する為とも思われるこのオープンソース化ですが、webviewアプリを独自で作るよりは、ChromeOSSを利用して簡易サービスを立ち上げるアイデアなどたくさんでるのではないでしょうか?
しかし、サービス終了したわけではないんですけどね。
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