会社という組織に行かなくなって数年経ちますが、確かに気楽で何のストレスも無く、お仕事さえいただけていたらかなり理想の生活ができているんですが、人と情報交換をする機会が極めて減ったことが気になり始めた、ユゲタです。
ついこの間、WEBでAWSの記述を読んでいたら「MAU、5万まで無料」と書いてあって、「MAU???ってなんぞ???」となってしまいました。
もちろん、すぐにググッて「Monthly Active Users」とわかり、「月間アクティブユーザー」という事が理解できましたが、
「月間ユニークユーザーと月間アクティブユーザーの違いってなんぞ???」
という疑問が新たに生まれてきました。
MAUとWAUとDAU
MAU : Monthly Active Users
WAU : Weekly Active Users
DAU : Dayly Active Users
略されているので、わかりにくかったんですが、単語にすると非常にわかりやすいですね。
他にも以下のような指標がありそうですね。
YAU : Yearly Active Users
AU : Active Users
この業界はどうしてもこうした略語を使いたがるので、新たな言葉が出てきた瞬間に、それほど説明もされず使われ始めるので、知らない言葉はすぐにググっておかないと、話についていけなくなります。
システム構築屋としては、データ詳細をエクセル風に表示するマトリクス・テーブルを作る時に、ヘッダ文字列に略文字が使えると、見栄えも良くなるので、使いたがる気持ちも非常によくわかります。
そして、こうした単語は、知らない方が悪いとばかりに、当たり前感覚になるので、人と話をする際などで知らなければ、話の腰を折ってしまう展開になりかねませんね。
PVとUUだけではもう古い?
僕の過去に構築してきたWEBシステムは、B2Bシステムだったために、どれもデータ分析機能を搭載しており、PVとUUの指標を基準に作ってきました。
EFO(Entry Form Optimyzation)では、ページのPVとUUに加えて、それぞれの入力フォームのfocusや、入力ミス、登録完了ページ情報などをロギングし、それを元にCV(conversion)数と離脱数という値を算出して、これまでにないレポート提供を実現しましたが、
ここ最近では、この情報だけでは、いまいち不足していて、MAUやDAUなどを指標として表示するようなシステムが増えてきているという感じらしいです。
UUとAUの違い
もはやAUと聞くと、モバイルキャリアを思い出してしまいそうですが、WEBマーケティングにおけるAUは「アクティブユーザー」です。
基本的に1ページのシステム識別cookieを持つユニーク数を「UU値」としてカウントしますが、「AU」も同じ値になるのではないか?と考えガチですが、
ユニークユーザーはページ閲覧ユニーク数という指標ですが、アクティブユーザーというのは、
「そのページで何かしらのアクションをしたユニークユーザー数」という値になるように理解しておきましょう。
ページを閲覧して、「どこかのリンクをクリックしたユーザー」「ボタンを押したユーザー」「スクロールを一定箇所まで行ったユーザー」という風にアクティブポイントを決めてユニークユーザーから絞り込みをして数値算出するワケです。
そう考えると、アクティブユーザー数は、インターネット全体で一定の指標ではなく、システム毎、ページ毎に、そのアクティブ詳細(内容)が違ってくるんですね。
システム構築者とすると、非常に都度計算方法が変わってくるのはめんどくさく感じられますが、指標レポートがより本来あるべき数値に近い状態になるため、マーケティング施策が的確に行いやすくなるはずです。
これからの指標レポート
こうしたマーケティングデータレポート(ログレポート)は、便利に高品位になっていくことが予想され、AUに関しても、どんなページでも全体に適合出来る指標と、そのページならではの指標という路線はどちらも必要になっていくでしょう。
UUよりもAUという値が新しいのでUUはいらないかというと、そうでもなく、同業他社との比較をするような場合は、同じ指標で行う必要があるため、従来のUUか、同じ指標になるAU値で行わなければいけません。
これからも新しいAUや、それ以外の指標値が生まれてくるかと思いますが、時代に沿ったより制度の高い指標を生み出すべく、システム構築を行っていくのが、なんだかワクワクしますね。
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