プログラムをする時は、特殊なIDEを使うよりも、シンプルなテキストエディタで十分派の、ユゲタです。
それでも色々なアプリ(テキストエディタ)を使ってみて、今の所、VScodeに落ち着いていますが、こまめにアップデートしてくれるてありがたいアプリだけど、ver1.41のアップデートで、フォルダ階層をまとめて表示するという機能がデフォルトでONになってしまう事象を確認しました。
この機能がどうしても使いづらくて、使用をカットするまでの工程をブログで解説しておきます。
Conpact Folders機能
コンパクトフォルダー機能って一体どういう機能かと言うと、
フォルダ内に1つだけフォルダが入っている状態の場合に、表示を1行にまとめてくれる機能です。
/hoge
└/hage
└/huga
3階層でフォルダ1つのみの状態を作ってみると以下のように表示されます。
/hoge /hage /huga
確かに3行が1行になって効率的かと思われますが、プログラム環境のファイル構造で、空フォルダを事前に作っておくようなケースは意外と少なくなく存在します。
ファイルとフォルダ表示のエクスプローラは、OSで使っているmacのfinderやwindowsのエクスプローラとして考えると、
1行にまとめられた表示は極めて違和感があり、使いづらいという印象しかのりません。
また、この下階層にファイルを追加するような場合に、どの階層のフォルダをクリックしたのがも解りづらく、何度かミスも発生してしまいました。
自動アップデートにより、いきなり適用されてしまった機能ですが、一刻も早く未使用にしたいと思うユーザーも多いのではないでしょうか?
設定変更で解決
この機能を使用しない設定にするのは、意外と簡単で、以下のように行います。
1. VScode設定画面を開く
2. 「機能」-「エクスプローラ」タブを開く
3. Explorer: Conpact Foldersのチェックを外す(チェックされている状態からチェックがされていない状態にする)
こうすることで、その場で階層表示が元のエクスプローラ表示にもどります。
アップデートの機能追加は考えもの
ソフトウェアのアップデートは、セキュリティ対策、バグフィックス、機能追加で行われることが多いのですが、
セキュリティやバグフィックスに関しては、追加機能であってもデフォルトONで問題ないのですが、機能追加の場合は、何かしらのパーミッションを取ってもらってから、使用フラグをONにするようにしないと、
今回は大した機能ではないという見方もありますが、大きな事故に繋がる場合も、容易に想像できます。
そして、アップデートしたバージョンをデグレしたいと考えるような機能追加も、過去に経験したことがあるので、設計者や、実装者は、こうした仕様決めをする工程なども含めて十分に検討していただきたいと思いますね。
また、自分の仕事領域においても、こういう思いをユーザーにさせてはいけないと改めて教えられたような気分にもなり、「人のふり見て我がふり直せ」という言葉が頭に浮かんだ下駄でした。
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