人の話を聞いていない人は、人から信頼を得ることができません。
思い返すと自分も過去に「話きいてないでしょ」と友達から何度も言われたことがありましたが、他のことを考えながら相手の話を上の空で聞いていたので、その通りだったのですが、非常に相手にとってはストレスだったに違い有りません。
逆に人の話をちゃんと聞ける人は、相手からの信頼を得ることが出来るという事をちゃんと理解して、コミュニケーションの達人になることをオススメします。
スーパーで出会った外国人
とある日、都心に有る大型スーパーで買い物をしていたら、外国の男性老人の方が話しかけてきた。
英語で・・・
まだ、英語勉強を始めていなかったため、相手が何を言っているのか分からず、「ハー」とか「ホー」とか相槌をうっていたら、話していた外国人の老人がいきなり怒り出して、去っていきました。
跡から考えると、恐らく自分がわからないのに相槌を打っていたのが海外の人にとっては非常に心外だったのだろうと思われた。
向こうも日本語が分からず、こちらも英語が分からない為、なんとなくの雰囲気が頼りのコミュニケーションなのに、こちらがまともにわかろうとしない雰囲気を感じ取ったのだろう。
日本だかな日本語で話せや・・・と思う気持ちを押し込めて、ある程度の英語ヒアリング能力も必要だと思い、この後、英語勉強を始めるのだが・・・
上手に話を聞くコツ
企業のコンサルティングを請け負うようになって、非常に強く思うのが、どの会社も自社の問題点を非常に細かく、熱心に話してくれます。
社外の人なので、普通に聞いていると、他人事の様に聞こえてくるのですが、これを自分の会社で自分が上の役職であったと考えたら、悠長に聞いている場合ではないと考えてみたら、その後の提案もまるっきり変わることに気が付きました。
以前は、セオリー通りのマニュアル回答をしていたのですが、相手の立場になって考えてみると、できることと出来ないこと、やるべきことをやっていないことを、相手が納得する話し方で提案することができるようになります。
相手も、そこまで考えてくれていると、提案を一生懸命聞いてくれる感触も感じられるようになりました。
相手の立場に経って話を聞くことって意外と難しいし、日本人の悪い癖として、「でも・・・」とか「だから・・・」という言葉で話し始める癖がついている人が意外に多いということがよく分かります。
また、「自分だったら・・・」というニュアンスの発言は、相手の話を聞くうえでは、全くいらないのですが、これもその手の主張じみた話が主語になっている人は、ビジネス界隈には、多いということにも気が付きます。
相手の立場で考える・・・
よく聞くこの言葉・・・
奥深さを思い知った・・・
すべてがうまくいくコミュニケーション術
人と話をする時に、相手の顔を向いて目を見る。
相手が何を言おうとしているかをちゃんと汲み取る。
波長を合わせる努力をする。
小学校の頃から先生や、親などからさんざん言われてきて、こうした意味がようやく理解できるようになりましたが、人にこれを理解させようとするのは非常に難しい。
やる気も含めて、こうした事は耳タコで聞いててある日突然、ハッとするように自分で気がつく事なのかもしれませんね。
要するに、お決まり事の意味が分かって初めてコミュニケーション術を極められるという事なのかもしれませんね。
個人的な技としては、必ず相手を肯定し、その工程の自分なりの理由をキチンと頭の中で組み立てておくことが人との接点を非常に密の濃い関係にすることができることだと最近気が付きました。
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