せっかちと言われると褒められている気分になりません。
確かに、人よりも歩く速度が早く、町中では常にデッドヒートが繰り広げられ、エスカレーターでは、片側を階段のように登っていき、エレベーターでは、閉まるボタンよりも先に行き先階のボタンを先の押すほどせっかちな僕ですが、
自分でも自覚が出来ているのに、人から言われるとイラッとします。
でも、せっかちは駄目なのでしょうか?
物事を急かしている事は、効率的なのではないだろうか?
そんな、自分を少し慰める感じでせっかちな自分を分析してみました。
せっかちの意味
[名・形動]《「急 (せ) き勝ち」の音変化か》忍耐強くなく先を急いで気ぜわしいこと。
また、そのさま。気みじか。性急。「せっかちな人」「せっかちな性分」
https://dictionary.goo.ne.jp/jn/124265/meaning/m0u/
「忍耐強くなく・・・」というところがポイントのようですね。
せっかちと効率的の関係
単なる急いでいるだけでなく、効率的なわけではない、単に待つことが出来ずに急いでいることがせっかちなんですね。
そこには急いでいる理由があまり無いのが特徴のように思えます。
効率的に物事を進めるということは、確かに物事を急いで済ませている事も効率的な要素とも考えられますが、せっかちな人は、急いだ先の物事のゴールが薄っぺらいゴールの印象があります。
効率的なゴールというのは、利便性が高くなり、成果が向上するという複数の利点と、クオリティを担保するという意味が有ることが分かります。
せっかちの特典
そんなネガティブ要素のせっかちですが、唯一褒められる点としては、「物事を早くゴールする」という点でしょう。
1つの作業や目的に対して、他人よりもいち早くゴールにたどり着ける事は、時間の無駄を無くせるという大きなメリットがあります。
何かの作業をする時に、スピードの遅い人というのは、丁寧に作業をしているからというだけでなく、人の倍以上時間がかかる事は、効率の低下につながってしまいます。
もちろん、そうした人を見てイライラしてしまう人がせっかちなのですが、仕事のように他人が関わる作業において、物事を手早く、効率的に行うことは、タイ人コミュニケーションにおいても重要な点です。
もしかしたら、せっかちと、ゆっくりの中間ぐらいが丁度いい頃合いなのかもしれませね・・・
せっかちとモラハラ
少し深ぼって思考してみると、せっかちな人というのは、「モラハラ」をする傾向があるという事も理解しておきましょう。
せっかちにも、レベル感があり、度が過ぎるせっかちは、自分の死校だけでは収まりきれず、他人を急かす思考を押し付けるようになってしまいます。
予定時間よりも遅刻することが許せなくなったり、事前の下準備をする事を必須としたりする、完璧主義に陥りやすい特徴があるようです。
個人的には、周囲の人から「せっかち」と言われても笑っていられる程度に、時間や効率に厳しい自分を認識できていれば、バランスがいいのかな〜と思いますね。
そうすると、人とちゃんとコミュニケーションがとれるせっかちは、比較的優秀な人間なのかもしれませんね。
「自覚の有るせっかち」を目指すのも悪くないかも・・・
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