SVG学習 6日目「グループ」

2018/08/17

SVG テクノロジー プログラミング 特集

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svgはDOM構造で構成されている事がわかりますが、画像編集ソフトなどで作成されたsvgの中身をテキストエディタでのぞいてみると、xml形式で書かれている事がわかります。 そのxmlはヘッダこそxmlになってますが、中に記述されているsvgタグをそのままhtmlに貼り付けると、きちんとsvg画像が表示されるのも、このフォーマットの扱いやすいポイントだと思います。 そして、ほとんどの画像エディタで作られたsvgデータは、"g"タグと"path"タグで構成されているのですが、今回は"g"タグについて学習してみます。

グループのG

"gタグ"は、見てわかる通り「グルーピング」の頭文字のgです。 svgのDOM構造で、一定のシェイプ群をひとまとめにして、それらのtransformをコントロールする事ができる便利タグなんですね。 使い方も簡単で、下記のように、シェイプタグをwrapするように記述してあげるだけで、グルーピングできます。 <svg width="300" height="200" id="test_1" version="1.1"> <g> <rect x="0" y="0" width="160" height="160" fill="skyblue" stroke="blue" stroke-width="4"></rect> <rect x="0" y="0" width="80" height="80" fill="tomato" rx="8" ry="8" transform="translate(80 20) rotate(45)"></rect> </g> </svg> <div id="svg"></div> <script> new svgDraw("#svg" , {width:600 , height:200 , id : "test_1" , version : "1.1" , css:"svg.css"} , [ ["g" , {} , [ ["rect" , {x:0 , y:0 , width:160 , height:160 , fill:"skyblue" , stroke:"blue" , "stroke-width":"4"}], ["rect" , {x:0 , y:0 , width:80 , height:80 , fill:"tomato" , rx:8 , ry:8 , transform:{rotate:45 , translate:{x:80 , y:20}}}], ]] ]); </script> この時に、"gタグ"の中に"gタグ"を記述することもでき、深いネストにも対応しています。 <svg width="300" height="320" id="test_1" version="1.1"> <g> <g> <rect x="0" y="0" width="160" height="160" fill="skyblue" stroke="blue" stroke-width="1"></rect> <rect x="0" y="0" width="80" height="80" fill="tomato" rx="8" ry="8" transform="translate(80 20) rotate(45)"></rect> </g> <g transform="translate(0,160) scale(0.3)"> <rect x="0" y="0" width="500" height="500" fill="skyblue" stroke="blue" stroke-width="4"></rect> <polygon fill="red" stroke="blue" stroke-width="10" points="350,75 379,161 469,161 397,215 423,301 350,250 277,301 303,215 231,161 321,161" /> </g> </g> </svg> <div id="svg"></div> <script> new svgDraw("#svg" , {width:300 , height:320 , version : "1.1"} , [ ["g" , {} , [ ["g" , {} , [ ["rect" , {x:0 , y:0 , width:160 , height:160 , fill:"skyblue" , stroke:"blue" , "stroke-width":"1"}], ["rect" , {x:0 , y:0 , width:80 , height:80 , fill:"tomato" , rx:8 , ry:8 , transform:{rotate:45 , translate:{x:80 , y:20}}}], ]], ["g" , {transform:{translate:{x:0,y:160} , scale:"0.3"}} , [ ["rect" , {x:0 , y:0 , width:500 , height:500 , fill:"skyblue" , stroke:"blue" , "stroke-width":"4"}], ["polygon" , {points:"350,75 379,161 469,161 397,215 423,301 350,250 277,301 303,215 231,161 321,161" , fill:"red" , stroke:"blue" , "stroke-width":10}], ]] ]] ]); </script> 注意点! "gタグ"はhtmlでのdivタグに似ています。 他階層を取りまとめる役割をして、その内部の構造をwrapしてくれるのですが、座標コントロールはx,yではなく、transform-translateしか使えないという点と、"gタグ"自体はサイズを持っていないという点に注意しましょう。 どうやら、divタグいうよりも、spanタグに近いですね。 "display:block"よりも、"display:inline"という感じです。 そして、"gタグ"には、classやid属性などを設置する事ができるので、cssでのhoverなどでコントロールする事が可能です。

次回予告

javascriptのイベントと連動したsvgの効果を学習して、インタラクティブなsvg描画を行なってみます。

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