感情コントロールの「コアビリーフ」を覚えてストレスから解放されよう

2018年8月2日

コミュニケーション 学習

朝起きて、タンスの角に小指をぶつけて、誰にもぶつけようのない怒りを目の前の空気に対してイライラしてしまいガチな僕ですが、心理学系の書籍を読むと、どの本にもイライラする事のデメリットがたくさん書かれていて反省の毎日です。 怒りのエネルギー自体は、勝負をする場面などで、時として大事な役割を果たしますが、街中でエレベータがくるのが10秒ぐらい遅かったぐらいでイライラしているのは、単に自分に対してストレスをかけているだけの事で、身を滅ぼして、利益の一切ない行為なので、こうしたイライラをやめたいものですね。 今回とある書籍で「コアビリーフ」という言葉を覚えたので、それを知っているのと知らないのとでえらい違うのではないかと思い、ブログで紹介したいと思います。

コアビリーフとは

コア・ビリーフとは、個人が正しいと思っている信念や価値観のことであり、人によって様々なコア・ビリーフを持っている。
こうあるべきと信じているもの 自分と同じ、少し違う、許せない この境界線が人によって違う 「早めにやって」と言われた時の時間感覚 怒らずに済むためには、境界線を緩めること
「確たる信念」というのがコアビリーフの直訳ではないかと思われます。

色々な種類のコアビリーフ

コアビリーフには以下の9種類あるようです。
1. 欠陥・恥ビリーフ (自分は生まれつき欠陥がある、恥ずべき駄目な存在だ) 2. 不信ビリーフ (自分はひどい目にあわされるだろう) 3. 見捨てられビリーフ (自分は見捨てられるだろう) 4. 愛情失望ビリーフ (自分に愛情や保護、理解は与えられないだろう) 5. 孤立ビリーフ (自分は人とは違う、仲間はずれで孤独だ) 6. 依存ビリーフ (自分は無力なので人に頼らないといけない) 7. 失敗ビリーフ (自分は失敗するだろう) 8. 罰ビリーフ (自分は罰を受けるだろう) 9. 癒着ビリーフ (この人=自分 であり世界)
出典 ae-kenshu.com

怒りの元になるコアビリーフとその修正方法

上記を見てわかる通り「コアビリーフ」はネガティブな要素で構成されているため、これらを修正する事で、人としての信念のスキルアップを行えるようです。 怒る時に激昂するのは、コアビリーフが働いている事が多く、上手に怒りを吐き出すことができればいいが、多くの人が上手に振る舞えないのが現実である。 ここで魔法の言葉を覚えておくといいでしょう。 怒りが堪えられない時に以下を心の中で唱えて見ましょう。
6秒数えてください
6秒は人の怒りが治り始めるタイミングだそうです。 激昂してしまって、人を怒鳴り散らす寸前で6秒数えて、みると、落ち着くまでは行きませんが、怒鳴らないとどうしようもないという感情はスッとなくなることが多いそうです。

別の解決方法

基本的に感情のコントロールは社会人であれば必要だし、苦手という人も出来るレベルの事です。   上記の6秒でも怒りが治らない人は、以下の方法で怒りコントロールをするように自分を見つめ直して見てはいかがでしょうか?

アンガーログ

怒りの日記をつける 自分で怒っている傾向を掴む 怒りの点数をつける
自分に対して客観視することができるようになれば、怒りを落ち着ける能力を身に付けることができます。

自己催眠

目を閉じて、両手が重くなる 頭が冷たくなってきたと思い込む
自己催眠は馬鹿らしいと思うと全く効果が出ないのですが、冷静さを取り戻すルーティーンとして利用できるようになれば、立派に感情コントロールができるようになるでしょう。 なんどもトライして試して見てください。

街中で見かけるイライラの人

この間も駅前で自転車に乗りながら、まっすぐ前を向いて大声で愚痴っている主婦がいました。 どうやら、近所のおばさんとの会話を空想でしているらしく、どエライ剣幕で怒っていたので印象的でした。 他にも、街中を歩いているオジサンで、会社で嫌なことがあったのでしょうか? やはり一人で大声で話していたのですが、どうやら部長さんに向かって、「あれはあなたが間違っている」という内容を力説していました。 明日の予行演習なのでしょうか? こうした人は、きっと見ず知らずの人であれば、基本的に近寄りたくないですし、知人だったとしても、うかつに話しかけにっくい状況ですよね。 でも、こうした人たちに「コアビリーフ」なんて事を話すのも非常に勇気がいる行為かもしれません。 彼らも、こうしたスキルを身につけて、自分のストレスから解放されてほしいものです。

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