「やったらできる」は、やってもできない

2018年8月8日

コミュニケーション 日記

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親が子供に対して何かを「やりなさい」と言うと「後でやる〜」と返ってきます。 上司が部下に対して「今時間ある?」と聞くと「今はちょっと・・・」とお茶を濁される。 よくあるこうした会話のやりとりは普通に聞こえますが、全くコミュニケーションが取れていないことに気がつきますか? 親や上司がしている依頼に対して、何も解決する返答ができていないからですね。 通常の生活でよくあるこうした会話から、会社のエンジニアのできる心理を考えてみましょう。

「なんでもやったらできる」と言う人

僕の知人で「これやったことある?」と聞くと、「やったことないけどやったらできると思うよ」と必ず言う人がいました。 ただ、それをやってみても案の定できないのですが、その後も知人は「やったらできる」を繰り返して返答していました。 物事をできると自己判断することは非常にいいことなんですが、その後にできなかった事をできるようにするという努力が足りていなかったんですね。 できなかった場合にそれをそのまま放置する人と、できなかった時にできるようになるまで自分の中で反芻してクリアしていくかで、その人のその後の成長は格段に変わります。 そんな事は誰が考えてもわかると思いますが、こうした事ができる人ってそんなに多くいないですよね。 だって、できなかった事をできるようにするって、とってもめんどくさいから・・・

エンジニアの「できる、できない」の思考

技術者のできるできないという判断は、それを依頼する人にとっては非常に貴重な参考意見になります。 だって、会社においてのエンジニアは、会社の方向性を左右するご意見番になってしまうからです。 そのエンジニアが「できない」と言うと、その会社では、その物事はできないということになり、着手すらされない結果になります。 経営者が何かしらのアイデアを思いついてエンジニアに質問をする事が多いと思いますが、エンジニアは、自分の範疇にないものは基本的に「できる」とは言いません。 また、できるレベルもプロフェッショナルレベルでないものは、「できる」と言い切りません。 何故ならその後にプロ級の仕事を自分がしなければいけないという保身のために、曖昧であったり、できない寄りの返答をする事がしばしばあります。 これはエンジニアのコミュニケーションスキルが低いという事もありますが、多大なバッファを見込んだ保身心理が繋がっている事を理解してみましょう。

エンジニアの「できない」を言う心理

1. 経験不足で「できない」と言うエンジニア

エンジニアは自分がやった事がない事は基本的に「できる」とは言いません。 周囲にやった事がある人がいれば、「○君が得意です」と矛先を変えるように仕向けますが、そうでなければ、難色を記すだけで、決して「できない」「やった事ない」という返答をする事が少ないようです。 これは、彼らのプライドがこうした返答をさせている為です。 その後、エンジニアはできないという返答をしたくないため、自分でこっそりと、ちょこっとチャレンジしてみて、「やっぱりできます」と言い直すタイプもいるので、依頼する側は、泳がせるテクニックがあれば、うまくいく可能性はありますね。

2. 知識不足で「できない」と言うエンジニア

「知らない」とは言えないというプライドが先に立ってしまい、「できる」とは言えないが「できない」状態の時に、知ったかぶりをするエンジニアがいます。 こうしたエンジニアの特徴は「自分の知り合いの○君というエンジニアが得意です」というように、「友達が知っている(得意)」をさも自分もスキル保持者と言わんとばかりの逃げ口上を言い放ちます。

3. 想像不足で「できない」と言うエンジニア

多くの依頼案件は、何かと何かの組み合わせでどういう結果になるか、またはそんな事が可能かどうかというまだ世の中に無い事を聞かれる場合が多いのですが、その答えには、通常はあまり経験した事がある事自体が少なく、ある程度の仮説を立てて返答しなければいけません。 経験値による想像はできて当然なのですが、融合した先の想像力は奇抜な発送、できなくてもできるためのアイデアが必要になってきます。 考えただけでもできないというエンジニアは、今までできなかった事がこれから先にできるようになった時にでないと自己成長ができないタイプです。

4. プライドで「できない」と言えないエンジニア

そもそも、できないという発言自体ができないエンジニアは、自分の所属している組織でトップエンジニアと言われている人が、周囲のエンジニアとレベル差を確率しなければならないという意識から自分でできなくてもなかなか「できない」という言葉を発せられない場合があります。 組織のピラミッド構造がそういう思考に追い込むパターンもありますが、組織のトップエンジニアはスペシャリストではなく、マネジメントにも長けていないといけないという良い例でもあります。 自分ができない事は、組織内の得意なエンジニアに任せるという思考が無い限り、組織不適合エンジニアになっていしまいます。 最近の組織に多いエンジニア心理とも言えますね。

結果、「やったらできる」は「やってもできない」

「やったらできる」という発言は、やった事が無い人が発するセリフであり、やった事がある人は、「できる」と言い切ります。 きっと自分ならできるだろう。という過信は、身を滅ぼす事も多いので、こういう発言をよくするタイプの人には、言った以上やってもらうようにしてみるといいでしょう。 やったらできるけど、やらないという人の方が多いため、こうした発言になっているんでしょうね。 あなたなら、やりますか?やりませんか?やったらどうなるか自分で検証してみましょう。

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プログラミングとサーバーを心の底から楽しむクリエーターです。 経営者であり、開発者でもありますが、得意としているのは、アイデア創出。

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