銀行や役所における記入の煩雑さを考える

2017/08/24

日記

t f B! P L
「お役所仕事」とはよく言ったもので、辞書には下記のように書かれています。
形式的で、時間がかかり、実効のあがらない仕事ぶり。
正直言って役所以外にも、各種受け付けという立場の人は、こういう風に見られがちな人が多いことも否めないかもしれません。 僕は会社を立ち上げようと、何度も役所に行き、色々な事務所に行き、銀行に行き、どうしても我慢できない事があったので、今回ブログに記事を書くことにしました。

お役所仕事っぷり見参

地元の市役所に言った時の事、とりあえず以前勤めていた会社を辞めて会社を立ち上げるまで一旦、社会保険から国民健康保険に、厚生年金から国民年金に変更する手続きをしなければいけないんですが、保険課の隣にある年金課は、もちろん別れているんですが、多くの人が、両方の解約処理をしているのを見ました。 もちろん僕も、まず保険課に行き、その後年金課に新たに順番待ちチケットを取って待つ事になるんですが、こうした一連の処理、一括にできないものかな? と考えた。 もちろん、出来ないことはないのだろうが、「こういう仕組みだから」という理由を言うのが所謂「お役所仕事」という事なのだと認識できた。 実際にこういうことを直接言ったわけではないのですが、長年こうした仕組みで動いていて、恐らくは似たような意見を持った人は少なくないはず。 役所の特色として、こうした効率を追求する事は決して行わず、思い込みの強い「間違いない」やり方に徹底するというやり方が目立ちますね。 その他にも銀行に行った時に、住所、氏名などを何度も似たような書類に書かされ、中には同じ用紙の中に複数回住所、氏名、生年月日などを書いて押印するという物もありました。 「いったいなんのために???why???」 外人ならキレてもおかしくないぐらいの天丼っぷりだ。 もちろんこれも、チェックする人、チェックする課や部門、そうした人が、同じ箇所を見るだけで間違いを見抜きやすいようにしているのだと考えられるが、明らかに効率化とは程遠い無駄な仕組みである。

おかしいマイナンバー

たまに役所などで、「マイナンバー」の記入を求められることはあるが、実はそんなに使われていないのも事実である。 世の中で議論は続いているとは思うが、「マイナンバー制度」も、非常に無駄とも思えるもったいない制度に思えます。 住所を入力するよりも、役所や銀行などは、マイナンバーの個人情報にアクセスできるぐらいの権限は持っていてしかるべきだし、 そうすればマイナンバーIDだけを記入していけばいいし、もしかするとそういうハンコを作っておけば、ペタペタ押していくだけの作業にできるかもしれない。 頼むから、そういう便利と言える制度を国会で討論して欲しいものである。 どこぞの議員が、地方で誰と会って何の約束しようが、秘書に暴言を履こうが、それよりも重要な事は山盛りなのである。

インターネットの波

インターネットバンキングも当たり前のようになってきたが、まだまだATMに並んで一生懸命振込作業をして毎月の25日に行列を作っている姿を見ない月はありません。 これも実は、紙に記入して銀行に処理をしてもらう事や申請をそのままインターネットに持ってきていることが多いので、正直銀行の担当者の人がいないと、項目の意味の分からない箇所がフンダンに盛り込まれているので、行員レベルでないとスムーズに入力できるのは皆無かもしれませんね。 全てのインターネット操作がそうではないんですが、こういう役所などの紙とインターネットを全く改善しないまま移行している点が非常にお寒く感じているのです。 手書きであれば、たくさん書かせて本人確認を行うのと不正の抑止にするのは100歩譲って認めたとしても、インターネットで複数回同じことを入力する意味がこの記事を書いている今の時点で不明確ですね。 だって、青色申告をインターネットでしたことがある人ならわかると思いますが、1から入力するのは、素人ではほぼ無理なぐらい、意味不明なんですね。

今回なんで怒っている風なの?

こんなに役所や銀行の悪口ばかりをブログで書いて、自分は一体何がしたいんだ??と我に返って考えてみると、 僕は、こうした面倒くささや、お役所仕事こそ、テクノロジの発展に伴って排除されていくべき内容だと改めて思ったからなんですね。 世の中では、AIが人の仕事を横取りすると言われているのに、こんなに面倒くさい役所仕事などが、残ったままでいいのでしょうか? ちょっときつい言い方をすると、AIに仕事を奪われるのは、まずは、お役所や銀行の窓口業務なのではないかと考えられますよね。 あきらかに庶民よりも待遇のいい、公務員や、銀行員などは、淘汰されないほうがおかしいとも思えます。 何より、世論は、こうした上位の人達の失墜はエンターテイメントとして受け止めがちなので、それに属するエンジニアも、同じ考えで、AIを加速させるのではないでしょうか? そういう人たちに鉄拳を制裁したいわけでもないんですが、僕が言いたいのは、
便利な世の中になって欲しい
ただ、これだけなんですね。 便利、効率に対して損をする人などいないはずです。 長蛇の列に並ばなくても良くなるし、行員などが苦労して接客する必要もない、入力も少なくなれば、チェックも少なくなり、ミスも確実に少なくなるはずです。 世の中、もっと効率化して欲しいですよね? え?「お役所仕事」から無駄を取ると仕事が無くなる?それ普通にマジでヤバイ実態ですよね!!!

人気の投稿

このブログを検索

ごあいさつ

このWebサイトは、独自思考で我が道を行くユゲタの少し尖った思考のTechブログです。 毎日興味がどんどん切り替わるので、テーマはマルチになっています。 もしかしたらアイデアに困っている人の助けになるかもしれません。

ブログ アーカイブ